以前、セブを訪れた時の話。 ボランティア団体を介しての参加でした。活動内容は、食事配給やアクティビティの提供、現地視察や家庭訪問、モノづくりの支援といったようなものです 日本から、けん玉やシャボン玉、風船といったような、日本人であれば誰でも一回は手にしたことがあるような遊び道具を持って行きました。 どの遊び道具にも、子どもたちは目を輝かせながら手を伸ばします。 「いい笑顔やな〜」って感じたのが本音。 彼らにとって、なくてはならないもの。 それは、『家族』『音楽』『食べ物』 いい顔をしているでしょ?でも、左の彼は休みの日は街にでて物売りをする、いわゆるストリートチルドレン。2人とも、山村に住んでいます。この山村に住む子の多くは、学校に行きたくても行けません。自国の綺麗な海だってみたことがありません。でも、彼らは夢を語ります。 警察官にエンジニア、学校の先生。子どもたちがそんな夢に一歩近づく事はできないのかなぁ。日本からボランティアに来た人たちから、習った日本語を嬉しそうに披露してくれる子。もっと色んな事を教えてよ、と願う子。きっと「学びたい」んだ、「知らない世界をもっと知りたい」んだ。 じゃあ、自分にできることは何だろう。何回も何回も悩みました。自分1人の力で何が変わるんだろう。もしかしたら、ちっぽけなことかもしれない。でも、自分からも子どもたちからも「どうせ無理だよ」をなくしたい! まずは、彼らの大好きな音楽を届けよう。そして、英語も満足に話せない子どもたちにも手に取りやすい、絵本を。 今回集まった、資金に個人的な渡航費や宿泊費は一切含まれていません。どうか、プロジェクト成功に向けてチームの一員として手を貸していただけないでしょうか。どうぞ、よろしくお願いします。