皆さん、こんにちは。芙蓉酒造です。SAKU13では、2019年に「SAKU13 純米大吟醸 BIO THIRTEEN」造りに参加しました。
プロジェクト公開から35日が経ちました!これまでに264人の皆さん、私たちの取り組みに応援いただき、ありがとうございます!皆さんの応援を力に、私たちもプロジェクト終了までの残り1ヶ月を懸命に走り切りたいと思います!そして、引き続きシェアなどの応援をよろしくお願いいたします。
今回は、私たち芙蓉酒造が選んだ食中酒を紹介します!
■芙蓉酒造の食中酒の紹介
「特別純米原酒 よよいの酔」
長野県佐久市産特別栽培米コシヒカリ100%使用。生産農家も少なく市場流通もされていない希少なコシヒカリ「高原のしずく米」を使用した純米原酒です。
低農薬で育ったふくらみのある米の旨味を存分に活かすため米のみを使った純米酒として仕込み、加水調整をしない原酒として仕上げました。
「よよいの酔」というネーミングは「世(よ)の中が良い(よい)感じに酔い(よい)しれる」という世界平和をテーマに命名しました。
多くの人や動物が種族の壁を越えて酒を楽しむ見た目にも楽しいパッケージデザインが召し上がる人の気持ちを盛り上げ、酒そのものの味も引き立てます。
香りの第一印象は、若々しく華やかです。メロン、白桃を思わせる甘やかな果実香。バナナ、パイナップルを思わせる刺激的な香りもある。さらにつきたての餅のような甘い米香、生クリームのような乳製品の香りが調和しています。
味わいは、柔らかくクリーミーな甘味を伴い、アルコールのボリュームを感じさせる第一印象です。中盤からしっかりと酸味と旨味が主張してきます。全体に力強いバランスで余韻は長く続きます。
おすすめの飲み方は、12〜15℃で小振りのチューリップ型グラスがおすすめです。果実香のバランスを崩さないように、あまり温度を上げない方が良いです。
お酒に合わせたいお料理で、相性の良い料理は、マグロの大トロ(醤油とワサビを添える)です。酒は12〜15℃で合わせます。この酒のクリーミーで凝縮した香味が、トロのねっとりとした味わいを引き立てます。また酒のアルコールのボリュームが、トロの脂肪を包み込み調和します。
または鴨肉のコンフィにフライドポテトを添えた料理もおすすめです。酒は12〜15℃で合わせます。この酒の柔らかくクリーミーな香味が、鴨肉の柔らかい旨味と相乗し味わいを深くします。酒の華やかな果実香が、パリッと焼かれた鴨の皮と調和して、料理を香ばしく爽やかに仕上げます。
■芙蓉酒造の蔵紹介
1887年創業。
佐久地域の東側に位置し群馬県境に程近く、秋になるとコスモスが咲き乱れるコスモス街道沿いで創業以来酒を醸し続けています。
代表銘柄の「金宝芙蓉(きんぽうふよう)」とは「最上級に美しいもの」という意味で、我々の酒造りのスタンスや酒そのものに込めた願いの表れです。
日本酒造りにおいては長野県産米を100%使用しており、1~2月の厳寒期に集中して製造を行う「寒仕込み」に特化しております。
自然の流れに逆らうことなく、風土の恵みが与えるバラエティを尊重した手仕事の酒造りをモットーにしています。
日本酒造りの他焼酎やクラフトジンなど蒸留酒にも力を入れています。
特に全国各地の地域産品を活用した焼酎加工事業も広く手掛けており地域との連携を大切にしています。
■応援してくださる皆様へメッセージ
今回造るSAKU13はスパークリング、いわゆる「泡もの」で、現在酒の業界において最もキャッチーなトレンドのひとつです。アルコール分も通常の日本酒より軽めで、これまで日本酒に馴染みがなかった方も気軽に召し上がっていただける商品になっています。このように時勢にマッチした商品開発を地域全体で頭を悩ませチャレンジして、また自分たちの酒造りにも活かせる機会があるので佐久での酒造りはおもしろいです。
そして、今回のスパークリング純米吟醸酒は、普段それぞれの酒蔵が造っている酒とはまた一味違った、佐久の13酒蔵の思いを結集し地域の魅力が詰め込まれたコンセプチュアルな一本です。
一人でも多くの方にこのSAKU13を召し上がっていただき、我々の思いや佐久地域の魅力を感じ取っていただければ幸いです。今この時しかない商品になりますので、ぜひこの機会にお買い求めいただき佐久13蔵の夢を一緒に応援していただきたいです。宜しくお願い致します。
次回は、伴野酒造さんです。楽しみにしていてください。