先週モールのセキュリティの男性から私に電話がかかってきました。〝モールの中に黒い子猫が首輪をロープをつけてフェンスにつながれて泣いていたので、保護しました。動物団体に連絡しても引き取りに来てくれないと言うしたどうしたらいいかと。とても人懐っこい子なので誰かが捨てていったんだと思います。”との内容です
〝動物団体は連れて行くと、全然傷のないような子以外は里親探しをしてもらえません…ですので今日の四時に引き取りに行きますからそれまでお願いします!〟と答えて夕方迎えに行きました。
待っていたのは30代半ばの白人のセキュリティさんに、抱かれた小さい黒猫君(推定3ヶ月?)。セキュリティの男性にひっついています。
〝おい坊や、お別れの時間だよ!今日は一日すごく楽しかった〜!〟とセキュリティの男性は名残惜しそうでした。その男性も猫をお家に数匹飼っているからこれ以上は引き取れなくて、ごめんねと言うお話。
引き取りに行く前に、フェイスブックの猫好きな方のサイトで、預かってくれる方を急いで探しました…。
黒猫君にマイクロチップは入っていなかったため、元のオーナーを探すことは出来ません。結局そのフォスターさんのお家で3週間滞在して、去勢、ワクチン、マイクロチップを済ませた後はアメリカ本土に飛行機でフライトして、向こうで将来ずっと飼ってくれるお家を探すプログラムに入れてもらえることになりました。
お腹は空かせていて痩せているそうですが、とても人懐っこいいい子猫だそうです。
セキュリティの男性はその黒猫がどうなったのか知りたいから教えてくださいねとおしゃっていたので、今の状況と写真を送ってあげると下のようなお返事がすぐに返って来ました。
『ありがとう!あの小さな坊やの事はきっとずっとぼくの胸の中の特別な場所にしまっておくつもり。正しい行いが出来るように助けてくれてありがとう』
と言うメッセージでした。
捨てられていた黒猫さんをめぐっての短いやりとりでしたが、ほっこりできた瞬間でした!
これも支えて頂いている皆様のおかげです!Big Mahalo!