こんばんは、アドペンタス代表の竹村です。
本日で公開5日目になります。
多くの方よりご支援いただき、感謝に尽きます。
金額的にはまだまだですので、気を抜かず最後まで走り続けたいと思います。
さて、今回クラウドファンディングを実施するにあたり、公開前より様々な方面へ露出を広げました。
そして、毎回必ずされる質問があります。
「どうやって儲けるの?」
これは、今回ご支援いただきました方、まだご支援いただいていない方も、このプロジェクトの題名だけ見ればそう思うことでしょう。
今回は、Osusowakeのビジネスモデルについてお話しておこうと思います。
まず「どうやって儲けるの?」というのは想定問答でした。
私は「どうやって儲けるの?」という質問が来ることを期待しながら、このサービスを設計しました。
答えから言うと、Osusowakeのサービス自体を見れば、誰もが思うように赤字です。
えっ!じゃあサービス終わるじゃん。
お金返して!!
ってなりますよね。
私もここまで見れば、そう思います。
実は、Osusowakeのキャッシュポイントは、Osusowakeのサービスの中に無い。というのが答えです。
Osusowakeは、プロジェクト内でも語らせていただきました通り、試食販売をモチーフにしています。
試食販売だけを見れば、ただでウインナーを焼いて、ウインナーを配って・・・。そのポイントだけ見ればもちろん赤字です。
しかし、試食販売のキャッシュポイントは、その先にあり、ウインナーを食べた人が美味しいと言って、その横に大量に積まれているウインナーの袋を購入することで、利益に繋げています。
では、Osusowakeに置き換えますと、こうなります。
規格外野菜(見た目に問題があって廃棄する野菜)は、元々廃棄する予定の野菜です。
直近で直販サイトの急拡大、フリマ系のアプリで野菜を販売できるようになったりと、生産者の販路の選択肢は増え、市場などに卸す際に厳格に決められていた規格を守る必要が無くなり、規格外野菜というものの概念が変わりました。
しかし、変わったとは言え、見た目が悪い野菜は農家さんは次の購入に繋がらないので、販売したくない。というのは実際の心情です。
消費者は、手にとって確認できないECサイトで食べ物を購入する事に多くの方が抵抗を感じています。
ECサイトが飲食で普及しない最大の理由でもあります。
この双方の課題を、規格外野菜を通じて解決する。
低価格で規格外野菜を試食感覚で味見をする ⇒ 美味しい ⇒ 次も買おう。
ここに、Osusowakeのキャッシュポイントがあります。
かと言って、私たちから皆さんに押し売りやセールス電話をすることはありませんので、ご安心ください。
私たちは、捨てるはずの物を売って利益を出すのではなく、捨てるモノに捨てる以外の活用方法(価値)を生み出しただけに過ぎません。
フードロス削減に対してアクションを起こしたいと考えてサービスを設計してきました。
そこに、広告代理店としての知見、経験が合わさって、「試食販売」という場所に至り、Osusowakeというサービスが生まれました。
精肉や海産物、加工品、飲食店など幅広い分野で、この「Osusowake」の概念を広げていき、他の直販ECサイトの補完的なサービスになり、新しい需要を生み出し、供給サイクルが確立できればと考えています。