マリア(仮)は4人のこどもを支えるシングルマザーです。数年前に夫が蒸発したため、今は1人で収入を稼いでおり、2人のこどもを学校に通わせています。
家庭内では笑顔が溢れており明るい印象を受けましたが、生活水準は低く、アマニスクールのサポートを受けている家庭のうちの一つです。
そんな彼女はジュースを作って売るビジネスを営んでいますが、コロナ渦で収入が激減している現在は、電気代が払えないため、近所の家でブレンダーを借りているような状況だと言います。
食事に関しても、摂るのは晩御飯の一度だけで、一回に作ったものは数日に分けて食べるほど、生活は困窮しています。
アマニスクールのあるこの地域には、似たような家庭が多く存在します。様々な問題が絡み合って、貧困が生まれている訳ですが、学校側は、家庭ごとの問題を特定し、日々色々な形のサポートを施しています。
給食支援を通して学校を支えていくことは、地域のセーフティネットを守ることにも繋がります。
また大変な時でも明るく「今」を力強く生きる姿には自分自身、見習うところがあります。そして
この笑顔を大切にしていきたいです。清水