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皆さん、今晩は。
「Kitty」の意味は、御存知ですよね。体重はリンゴ3個分、身長はリンゴ5個分のあの人気者のことです。今回は、昨夜に続いて、第3位の「姫星」についてです。
○「姫星(きてぃ)」
3位の「姫星(きてぃ)」も奇妙です。一見、サンリオのキャラクターの様ですが、「Kitty」は子猫、社名のサンリオは、同社のホームページによれば、
「スペイン語のSan Rioに由来しています。Sanは地名にサンフランシスコSan FranciscoやサンディエゴSan Diegoとあるように、英語のセントsaint(St.)、日本語の「聖らか」という意味であり、Rioは河沿いの街の地名にリオデジャネイロRio de JaneiroやリオグランデRio Grandeとあるように英語のリバーRiver、日本語の「河」という意味です。ですからSanrioとはSaint River「聖なる河」を表す言葉なのです。」
と紹介されており、社名も(きてぃ)も「姫星」とは無関係なのです。誰が何の目的で、「姫星(きてぃ)」という名を作ったのでしょう。
更に、この1位から30位の名には、奇妙な共通点があります。日本語が含まれておらず、漢字と読み仮名との辻褄が合っておらず、外国語とアニメーションのキャラクターの名が多い事。また、1位の「泡姫(ありえる)」や18位の「愛保(らぶほ)」が示すように、名付けの場に卑猥な言葉を持ち込んでいる。大衆から募ったアンケート結果であるにも関わらず、似た性質の名が並んでいるのです。
しかも、より重要な事には、これらは、その異常な内容から話題になりましたが、ここに挙げられた物は極端な例に過ぎず、これらの名を見て笑っている人も、実は「キラキラネーム」を付けられているかもしれません。この名の流行には、そんな底意地の悪さがあるのです。
それでは、今夜はこの辺で失礼します。
本日が皆様にとって、好い一日でありますように。