残り2週間を切りました!
活動報告をご覧いただきありがとうございます。
本プロジェクトも残すところ、2週間を切りました!
ご協力いただいております皆様、誠にありがとうございます。
さて今回は、お味噌のことについてお話します。
河野さんの味噌のこと
河野酢味噌製造工場のある岡山県真庭市は蒜山高原から流れる旭川の清麗な軟水と、北房からの備中川の中硬水の源流が流れる珍し地域であり、美しい森林やそして豊かな自然に恵まれ、北は蒜山高原から南は北房まで多くの醸造業が栄え、古来より「美作」(岡山県北の旧国名)は「うまさけの国」と呼ばれていました。
河野酢味噌製造は初代清治郎が建てた蔵と杉桶で代々造り続けています。
当蔵の壁や梁や柱には創業当時から培われてきた「蔵付酵母」が住み着き、代々が新たな技術を取り入れながら、酵母菌を生かす手仕事の技の数々を受継ぎ、日々発酵食に向き合い続けています。
味噌以外にも酢、醤油をを製造する河野酢味噌製造。
河野酢味噌製造のロゴマークであるこちら。「マルタ」と読むのですが、河野酢味噌製造の中に入っている文字ではないし、なんだろう…と疑問でしたが、河野さんにお話をお伺いし、解決。
このマーク実は、初代清治郎さんが「田んぼの中でできるものを丸い桶で醸しましょう」という意味を込めて作ったロゴマークなのだそう。
田んぼで作られるお米、麦、大豆、塩(昔塩田で作られていたため)を、丸い木桶で醸しながら、河野酢味噌製造はこのロゴと共に歩んできたことがわかる、素敵なお話だなと思いました。
今回の味噌は、そんな初代清治郎さんから、現在5代目の河野尚基さんに至るまで、代々育ててきた酵母を活性化させる技術、そして日々研究を重ねてきた進化のかたち。
言うなれば130年目にして新桶で作る、全く新しい味噌です。
河野さんの技術と、新しい桶が生む、ファーストヴィンテージの味わい、気になってきましたよね?私たちもすごく気になります!
前回の活動報告でもお伝えした通り、現在新桶は岡山にある河野酢味噌製造工場で水を入れては変える作業を繰り返し、たっぷりと木自体に水を吸わせている最中です。
3月末に製造を迎える「アコメヤの木桶味噌」。
河野さんの日々の努力と研究の成果を1人でも多くの方に味わってもらえますように。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回も近況報告をさせていただきます!