2022/02/16 12:00

クラファン開始から3日目になりました。噂には聞いていましたが、ソワソワ、ドキドキが止まりません…!

そして、予想以上の反響とご支援をいただき、早くも目標金額の90%達成が目前です…! いただいた金額以上に、皆さんのお気持ちがとっても嬉しいです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

プロジェクト本文でも宣言している通り、私はこのクラファンを通じて価値観を共有する輪を拡げたいという想いが強いです。この想いに共感いただける方にはぜひ、情報のシェアにお力添えいただければ嬉しいです。

よろしくお願いいたします!

  

今日は、「一歩踏み出した先の出会い」と「価値観」から思い出したことを書きたいと思います。

 

一歩踏み出すごとに
新たな出会いや出来事が

コモンズでの間借り営業をスタートした後、駅北広場キターレ(糸魚川大火の焼跡に新しくできた公共施設)や長者温泉ゆとり館(糸魚川市能生地区)、複合町家施設 兎に角(上越市高田)でも間借り営業をするようになり、本当にたくさんの出会いがありました。

ここに書き切れないくらいたくさんの出会いがあり、そして、その出会いには全て意味があったと感じています。


まず、キターレでは間借り営業だけでなく、a.ha.akane の企画もしていただきました。

私の料理や焼菓子作りについて話している様子(右奥が私です)


そして、昨年5月から10月までは長者温泉ゆとり館で定期的に出張ランチをさせていただきました。

…実はこれ、BAKESHOP a.ha.akane の練習でした!


「自分の店を持とう」と決心したのは昨年の春でした。最初の最初は糸魚川でお店を開くつもりだったので、何のためらいもなく糸魚川で物件探しを始めました。

ところが建物の規模や立地、賃料等々、いくら探しても条件の合う物件が見つからず…当初、秋にはオープンするつもりだったのですが、出だしから不測の事態に陥りました。

そんな時、ふと「上越市の不動産情報も覗いてみよう」と思い立ち、巡り会ったのが今の物件です。

一昨年、コロナ禍で満足な活動ができなくなってしまっていた時期に、ご縁があって上越市高田の町家複合施設 兎に角のシェアキッチンで営業をさせてもらえる機会がありました。「土日2日間限定」のようなスポット営業です。

 

兎に角での初めての間借り営業


それ以来、上越でのスポット営業を時々行うようになり、上越のイベントへの出店のお誘いもいただけるようにもなり…「一歩踏み出すごとに新たな出会いや出来事」が、上越でもやはり生まれました。

上越の物件も見てみようと思ったのは、そんな形で上越のまちとのご縁が深まる機会と期間があったからです。

そして直江津で探したのは、糸魚川(能生の自宅)と行き来しやすいことがひとつ、もうひとつは私の出身校が直江津高校(現在の直江津中等)で、私にとっては昔から馴染み深いエリアだったから。

糸魚川では事業計画の遅れにまでなっていた物件探しが直江津ではするっと見付かり、その後の段取りも歯車が噛み合ってどんどん動き出した、というのが何よりも大きかったです。

 

絶賛工事中の新店舗。施工は兎に角の運営もされている Nito Design & Rebuild の打田さんにお願いしています。


市境や県境は
地図上の境界線でしかない

公務員を辞めてからこちら、一歩踏み出したその先に拓けた道を、文字通り、一歩一歩あゆみ続けてきました。

その中で私がいつも大切にしていたのは、色々なタイミングやご縁、そして自分の中にある「◯◯したい」という気持ちです。

焼菓子で生きていきたい。
みんなの日常に寄り添うカフェを作りたい。

そして昨日も書いた通り、私のホームである糸魚川のことも、これからも大切にしていきたいです。その一方で、「糸魚川市」という境界線に縛られず、行けるところまで行ってみたい!とも思っています。

このふたつは、私の中で矛盾なく共存しています。

色々考えてみて、「市境や県境は地図上の境界線であって、私の行動や価値観を縛ったり歪めたりするものではない」というのが私の中に今ある結論です。

その下地にあるのは、オンラインや物流の環境がこれだけ整い、コモンズや兎に角のように「場をシェアする」という価値観もどんどん育まれてきている今、人と人、人と地域の関わり方の形は無限にあるはず! という前向きな気持ちです。

私のお店が、皆さんにとって「日常のすぐ隣にある非日常」へとちょっと出掛けてみよう!と思える、そんなきっかけのひとつにしていただけたら嬉しいです。


引き続き、応援よろしくお願いいたします!!