クラファン開始から3日目になりました。噂には聞いていましたが、ソワソワ、ドキドキが止まりません…!そして、予想以上の反響とご支援をいただき、早くも目標金額の90%達成が目前です…! いただいた金額以上に、皆さんのお気持ちがとっても嬉しいです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。プロジェクト本文でも宣言している通り、私はこのクラファンを通じて価値観を共有する輪を拡げたいという想いが強いです。この想いに共感いただける方にはぜひ、情報のシェアにお力添えいただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします! 今日は、「一歩踏み出した先の出会い」と「価値観」から思い出したことを書きたいと思います。 一歩踏み出すごとに新たな出会いや出来事がコモンズでの間借り営業をスタートした後、駅北広場キターレ(糸魚川大火の焼跡に新しくできた公共施設)や長者温泉ゆとり館(糸魚川市能生地区)、複合町家施設 兎に角(上越市高田)でも間借り営業をするようになり、本当にたくさんの出会いがありました。ここに書き切れないくらいたくさんの出会いがあり、そして、その出会いには全て意味があったと感じています。まず、キターレでは間借り営業だけでなく、a.ha.akane の企画もしていただきました。私の料理や焼菓子作りについて話している様子(右奥が私です)そして、昨年5月から10月までは長者温泉ゆとり館で定期的に出張ランチをさせていただきました。…実はこれ、BAKESHOP a.ha.akane の練習でした!「自分の店を持とう」と決心したのは昨年の春でした。最初の最初は糸魚川でお店を開くつもりだったので、何のためらいもなく糸魚川で物件探しを始めました。ところが建物の規模や立地、賃料等々、いくら探しても条件の合う物件が見つからず…当初、秋にはオープンするつもりだったのですが、出だしから不測の事態に陥りました。そんな時、ふと「上越市の不動産情報も覗いてみよう」と思い立ち、巡り会ったのが今の物件です。一昨年、コロナ禍で満足な活動ができなくなってしまっていた時期に、ご縁があって上越市高田の町家複合施設 兎に角のシェアキッチンで営業をさせてもらえる機会がありました。「土日2日間限定」のようなスポット営業です。 兎に角での初めての間借り営業それ以来、上越でのスポット営業を時々行うようになり、上越のイベントへの出店のお誘いもいただけるようにもなり…「一歩踏み出すごとに新たな出会いや出来事」が、上越でもやはり生まれました。上越の物件も見てみようと思ったのは、そんな形で上越のまちとのご縁が深まる機会と期間があったからです。そして直江津で探したのは、糸魚川(能生の自宅)と行き来しやすいことがひとつ、もうひとつは私の出身校が直江津高校(現在の直江津中等)で、私にとっては昔から馴染み深いエリアだったから。糸魚川では事業計画の遅れにまでなっていた物件探しが直江津ではするっと見付かり、その後の段取りも歯車が噛み合ってどんどん動き出した、というのが何よりも大きかったです。 絶賛工事中の新店舗。施工は兎に角の運営もされている Nito Design & Rebuild の打田さんにお願いしています。市境や県境は地図上の境界線でしかない公務員を辞めてからこちら、一歩踏み出したその先に拓けた道を、文字通り、一歩一歩あゆみ続けてきました。その中で私がいつも大切にしていたのは、色々なタイミングやご縁、そして自分の中にある「◯◯したい」という気持ちです。焼菓子で生きていきたい。みんなの日常に寄り添うカフェを作りたい。そして昨日も書いた通り、私のホームである糸魚川のことも、これからも大切にしていきたいです。その一方で、「糸魚川市」という境界線に縛られず、行けるところまで行ってみたい!とも思っています。このふたつは、私の中で矛盾なく共存しています。色々考えてみて、「市境や県境は地図上の境界線であって、私の行動や価値観を縛ったり歪めたりするものではない」というのが私の中に今ある結論です。その下地にあるのは、オンラインや物流の環境がこれだけ整い、コモンズや兎に角のように「場をシェアする」という価値観もどんどん育まれてきている今、人と人、人と地域の関わり方の形は無限にあるはず! という前向きな気持ちです。私のお店が、皆さんにとって「日常のすぐ隣にある非日常」へとちょっと出掛けてみよう!と思える、そんなきっかけのひとつにしていただけたら嬉しいです。引き続き、応援よろしくお願いいたします!!
昨日、ついに初めてのクラファンがスタートしました。どうかたくさんの方にこの想いが届きますように!「活動報告」のこの場では、プロジェクト本文で書ききれなかったことについてもお伝えしていけたらと思っています。早速ですが、プロジェクト本文にも書いたこの部分。↓素材の個性と個性が出会って「!」と心が跳ねるような味が生まれるのと同じように、これまでの道のりにあったすべての出会いや出来事が、今の a.ha.akane をつくってくださったのだと思います。 a.ha.akane のこれまでの出会いや出来事について、少し詳しく書きたいと思います。お時間の許す方はお読みいただければ嬉しいです。 共場 ITOIGAWA COMMONS相磯さん夫妻との出会い糸魚川の駅北・白馬通りにある 共場 ITOIGAWA COMMONS(以下「コモンズ」の略記で失礼します)のオーナー、相磯信一朗さん・淳子さん夫妻との出会いが、私のこの4年間で最大の出会いでした。コモンズは、元は淳子さんのご実家で営まれていた建築資材店を改装して開かれた場所です。カフェスペースとオープンキッチンがあり、展示販売もでき、ワークショップ等をできる場もあり…単なる場所貸しではなく、「糸魚川のまちで何か仕掛けたてみたい人の力になりたい」という相磯さん夫妻の想いが詰まった素敵な場所です。 相磯淳子さん(右) 2018年の秋頃「試動」し、2019年から本格的に「始動」。私はその本格始動とほぼ同時期〜昨年末までの約2年半、こちらでお世話になってきました。その間たくさんの方にお越しいただき、たくさんの出会いがあり、関わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。あの場所で起こること、訪れて来られる皆さん、あの場所から生み出されるエネルギーが、とにかく面白くてワクワクしました。多くの学びがあり、楽しい時間を過ごすことができ、私の感性はコモンズで確実に磨かれたと思っています。2016年末の糸魚川大火から免れた、古くて大きい貴重な町家 オーナーである相磯さん夫妻とはとにかく沢山の話し合いをし、相談にも乗っていただきながら、本当にお世話になってきました。a.ha.akane の育ての親です。物件探しがうまく行かず、もがいている時も、「小さくても良いからやってみることに意義がある」と背中を押していただきました。a.ha.akaneの名付け親実は、信一朗さんは「a.ha.akane」の名付け親でもあります。相磯信一朗さん(左奥) akane は私の下の名前で、その前に付いている a.ha. は心理学用語「アハ体験」の「アハ」、そして笑い声の「アハ!」。「アカネのつくるものは食べると『アハ!』な気分になる」という閃きから、信一朗さんが「a.ha.akane」と命名してくださいました。由来も響きも、とても気に入っている大切な屋号です(ちなみにアクセントは ha に付きます)。糸魚川のまちとのご縁はこれからも、ずっと糸魚川が私のルーツであることは、今までもこれからも変わりません。今後は糸魚川で卸販売を始める予定もありますし、いずれはまたコモンズや糸魚川のイベントなどで出店させていただくこともあるだろうと思っています(まだ具体的なスケジュールはありませんが…!)。a.ha.akane を育ててくださった糸魚川のまちとのご縁はこれからもずっと大切にしていきたいです。新しくつくるお店は上越市ですが、場所は糸魚川からもアクセスしやすい直江津です。糸魚川の皆さんにとって「日常のすぐ隣にある非日常」へとちょっと出掛ける、その理由のひとつにしていただけたら嬉しいです。今まで本当にありがとうございました。そしてどうかこれからも、よろしくお願いいたします!





