いつも応援ありがとうございます。南極でのレースを終えて帰国しました(トップの写真は完走後、大会FBページより)。
レースの結果は4位、4戦すべてを終えての年間成績は2位となり、目標としていた年間優勝を果たすことはできませんでした。
昨年の12月にプロジェクトを立ち上げ、ちょうど1年が経ちます。トレーニング、ギアの準備など年間を通じて走るのは、想像していた以上に大変なことも、うれしいこともありました。
南極では船酔いや体調不良に悩まされ、調子を崩して走れなくなる日もあり、悔しさを抱えてのレースでした。自分はあまり結果に執着するタイプではないのですが、この1年間はどうして、もうひとつでも、ふたつでも上に行けなかったのか、と歯がゆい思いをしつづけたレースの連続でした。
悔しさというのは、あきらめることなく上を目指そうと思い続けたことの裏返しでもあります。それはひとえに自分ひとりではなく、応援していただく方々がいる。そう思えたから、あきらめることなくチャンレンジし続けられました。
実は南極に到着して氷河をみても、大きすぎてピンとこなくて南極にやってきたという実感はあまり湧きませんでした。氷河そのものよりも、崩れ落ちる轟音を聞き、その力強さにここが南極なのだという実感を得ました。こんな体験をできたのも、大勢のみなさんに応援していただけたからです。本当にありがとうございます。
これからも、どこか世界の僻地で人目につくことなく、ひっそりと走り続けていきます。こっそり見守っていただけると幸いです。
リターンが遅くなっておりまして誠に申し訳ございません。レポートは順次、本は年明け1月中に発送を予定しております。