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シンプルを追求した『オーダーメイド本革トートバッグ』

ここまで全てを削ぎ落としたシンプルな本革バッグを、あなたは見たことがあるだろうか?余計な飾りは全て排除し、ただバッグとしての機能を最大限に活かす、究極のトートバッグがなんとオーダーメイドで作れます!タフな本革使用で壊れにくく、毎日お使いいただくことで美しい経年変化を楽しめます。まさに一生物のバッグ☆

現在の支援総額

483,100

161%

目標金額は300,000円

支援者数

14

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/10/31に募集を開始し、 14人の支援により 483,100円の資金を集め、 2022/11/30に募集を終了しました

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シンプルを追求した『オーダーメイド本革トートバッグ』

現在の支援総額

483,100

161%達成

終了

目標金額300,000

支援者数14

このプロジェクトは、2022/10/31に募集を開始し、 14人の支援により 483,100円の資金を集め、 2022/11/30に募集を終了しました

ここまで全てを削ぎ落としたシンプルな本革バッグを、あなたは見たことがあるだろうか?余計な飾りは全て排除し、ただバッグとしての機能を最大限に活かす、究極のトートバッグがなんとオーダーメイドで作れます!タフな本革使用で壊れにくく、毎日お使いいただくことで美しい経年変化を楽しめます。まさに一生物のバッグ☆

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2022年夏頃より行ってきたクラウドファンディングがついにクライマックスを迎えました。
今回は作業終盤から完成まで、そして発送の様子を活動報告として公開いたします。
ぜひ最後の奮闘の様子をご一読ください。



前回の活動報告でお伝えしていた各パーツへの切り出し以降、日を追うごとに平面だった革が鞄の形へと形成されていきました。
マチ部分の糸目を表に出さないデザインのため、裁断された革は裏返った状態で縫製され鞄の形に形成されます。
そしてそれを裏返す作業が待ち受けているのでした。

今回の製品で使用している「NAKASEN」さんのロロマの革は染料仕上げのヌメ革にロウ引き加工が施された大変タフな素材です。
蝋(ロウ)でコーティングすることで、革の表面や繊維を保護したり、使い込むうちにそのロウが馴染むことで、革本来の持つ表情が楽しめるという特徴があります。


ですが、製作者倉持の手が触れるのは、使い込まれる前のロウがしっかり付いた段階。
裏返す作業には力と根気が必要な作業でした。
時折叫び声を上げ、握力を失わせながら一つ一つと向き合うように裏返していきました。
(1日2つまで、応援する人がいると4つくらいできていました)

糸目にほつれや不備がないか確認しながら革を裏返されていきました。
ざっくり裏返すと、右手に「モデラ」という道具を手に角を出していきます。

(珍しくカッターで切り、指がお米のような形になっていました)

革が硬過ぎて空を見つめる倉持氏をご覧になりたい方はぜひインスタへ!
https://www.instagram.com/p/CnzHYoSDapA/

並行して製作されたのは生地素材の内装部分。
金具を一切使用しない製品にこだわったアイテムながら、機能性を高めるために内装にもポケットが4点つけられています。

工房の作業風景ではお馴染みの腕ミシンから平台ミシンに作業場を変えながら一気に縫い進めていきました。


作業は進み、ついに外側の革と内装の合体の工程。今回の鞄は、口元にスマホなどの収納に便利なポケットを付属しています。ポケットの向きとそれを塞いでしまわないよう、工程を気をつけながら縫製が行われていきました。



内装の生地も同様ではありますが、革は一度ミシンの針を通してしまえば、穴が空きその穴は塞がることはありません。
そのため一発勝負と決めて縫製が進められていきます。

作業の積み重ねで疲労も垣間見える中でも鞄の顔を仕上げる際には職人である倉持の顔つきも失敗を許さない顔つきに変わっていました。



最後の工程は口元のポケット部分強化のための縫い合わせとトコクリームによるコバの処理。いずれも機械を使用せず手で作業が行われました。


学生時代からレザークラフトを嗜んでいた倉持はミシンを持っていない時代は自分の持つ手ひとつで様々なアイテムを試作、製作してきました。そうしてたくさんの歴史と技術そして想いが刻み込まれた職人らしい手によって仕上げられ、オーダートートの製作はフィナーレを迎えました。

おまけで特典としてお付けするコードホルダーも瞬時に仕上げ、
オーダーバッグ11点
キーホルダー12点
コードホルダー14点+αが仕上がりました。

お買い上げいただいた皆様へ

この度は、我々のプロジェクトにご参加いただきまして誠にありがとうございます。プロジェクト終了からお届けまでお時間を頂戴いたしました。製作期間へのご理解、誠にありがとうございました。
順次お手元に届いた頃かと思います。
お手元に届いた際、下記の点ご確認ください。

・革の特性上、ロウによるムラが見られる場合があります。そちらは使い込むことで馴染んでいきますが、万が一使い始めの際に衣服などにロウがついた場合はブラッシングや洗濯をしていただければ目立たなくなります。

・発送の際、通称「あんこ」と呼ばれる梱包材を鞄の中に詰めた状態でお送りいたしました。
革は環境に準じて形が変形することもあるため、毎日中身を出す必要はございませんが、多少の期間使用されない時間がある場合は、あんこを詰めて保管いただくことをお勧めいたします。あんこを破棄されている場合は柔らかく丸めた新聞紙などでも代用いただけます。

・今回使用している革は経年変化のある素材を使用しております。使用頻度に準じてブラッシングによるツヤ出しやデリケートクリームによる保湿などのケアを行なっていただけますと幸いです。

詳しくはこちらをご覧ください。
動画

・製品に関してご質問や気になる点等ございましたら、先にお伝えしてあります連絡先にご連絡ください。

--

作業の結びに倉持はお一人ずつに向けて手紙をしたためることとしました。
画面上のやり取りが多い昨今、どうしても手書きがしたいとこだわった部分でもあります。


制作を終えた倉持は今回のプロジェクトを振り返り下記のような言葉を残しました。

「これまで多くのものづくりをしてきましたが、このレベルの鞄を限られた期間の中で一定数製作することは初めてで、難しさとともに大変学びの多い機会となりました。オーダーいただいた皆様にはお時間を頂戴してしまいましたが、ワークショップの開催やInstagram、campfireのメッセージなどを通して、オーダーアイテムをお使いいただく皆様と製作者としての我々でやり取りを続けられたこと、その中でいただく言葉に励まされながら本プロジェクトの達成および終了を迎えることができました。改めて多くの方々に支えられながらkissoraというブランドが育ってきたことを感じることもできました。これからも我々のものづくりは続きます。ぜひまた皆様のお声を聞けたらと思っております。皆様にとって、そしてkissoraにとってより良い制作ができるよう努めて参りますので今後ともkissoraを何卒よろしくお願い致します。この度は誠に有難うございました。」


今回の活動報告をもちまして、本企画の活動は終了とさせていただきます。
初の試みの中でチーム一同不慣れな点も多く試行錯誤の日々でしたが、たくさん話し合いを行い、皆様へより良いものをお届けすることに一生懸命になることのできた企画でした。

プロジェクトの達成以上に多くの学びを得ることができた機会だったように思います。お付き合いいただいた皆様、陰ながら支えていただいた仲間の皆様に感謝申し上げます。


またどこかの機会でお会いできることを心より楽しみにしております。
今後ともkissoraを何卒よろしくお願い申し上げます。



投稿している写真などはダウンロードしてご自由にお使いください。
拡散なども大歓迎です。

またどこかの機会でお会いしましょう!



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