ご無沙汰しています!ジャズボーカリストの三木智子です。前回のアルバムリリースから早2年ほどが経ちましたが、みなさまお元気でしょうか?前回のアルバムは、地元四国から愛知や北海道、鹿児島までアルバムが旅をしてくれているようで本当に嬉しいなあと思っています。ありがたいことに、次作は?と聞いてくださる機会も増えました。2枚目は、共演をはじめて来年で10年目になるピアニストPhillip Strangeさんと制作することになりました。今年の春頃に相談をし、そこから1曲ずつアレンジをしていき今少しずつ作っている状態です。Phillipさんとプロセスを大事にして、今できる一番いいものを作ろうと話し合っており、来年にリリースできるように動いているところです。そこに合わせ、2作目もクラウドファンディングに挑戦することとしました。今回は少し前回よりもハードルをあげてます!キャンプファイアーの審査も無事通り9月15日から正式にアップされる予定です。https://camp-fire.jp/projects/792714/view↑こちらがサイトになります。今回のアルバム制作にとりかかる経緯と思いを綴っております。よければ一度見ていただいて「お気に入り」に登録していただければ嬉しいです!まだまだ暑い日が続きますが(今年は10月まで暑いとか?)どうぞお身体ご自愛ください。2024.9.13 三木智子
クラウドファンディング、119名の方のサポートで当初の目的の170%という結果で無事に終了することができました!クラファンのご支援、SNSなどでのシェアのご協力や心温まるメッセージなど本当に色々な形で助けていただいたこと改めて、心からお礼申し上げます。お一人お一人にメッセージを差し上げたいところですがまずはこちらの「活動報告」からお礼をさせてください。現在、サポートいただいた方の全てのお名前をアルバムのデザイナーさんにお送りしたところです。これからジャケットや歌詞カードのデザインが仕上がりそこからCDのプレス、3月下旬には正式リリースの前にご支援くださった皆様のお手元に届くよう準備して参ります。またこちらやFacebook, blogなどでご報告します!あっという間だった2月も終わって今日から3月。高松は生憎の雨模様&寒い1日でしたが早く春が来ますように!
2月の最終日、クラウドファンディングのラストの1日となりました。思った以上に多くの方にご支援いただいていること本当にありがたく思っています。感染症が流行して、どんどん当たり前にできていたことが減っていき「音楽」というものは今本当に求められているのかな、と私自身もとても不安になることもありました。私自身は、自分が辛いことがあったときに「音楽」という存在にずっと助けられてきたことから大きくなくても続けていこう、という思いでやってきました・最初のレコーディングはどうしてもN.Y.でやりたいと思って渦中ではありましたが、アメリカにも行ってきました。運よく、何事も起きず、全てが順調に物事も完了できたこと。日本でもアメリカでも多くの人たちに助けていただいていること。ラッキーだった、という以上に色々なものに助けられてやっているんだと強く実感しています。最終日、残り数時間ですが気を抜かず、クラウドファンディング自体が終わっても皆様にいただいたご支援を形に、そして次のステップに繋げてまいりたいと思っています。
クラファンも残り3日!1ヶ月なんて長いなーなんて思っていましたがあっという間でした。 現在アルバムのジャケットの細かいところを打ち合わせたりMy First Love Songの動画を細かくチェックしたりしています。そして近況報告も佳境。ミュージシャン編、締めは今回のアルバムのプロデューサーでもある霧生ナブ子さん。20代で右も左もわからなくて「なるようになる!」と思って行ったN.Y.。街は広いし、情報をどうやって取ればいいかわからなかった時に「ジャズを勉強したいなら、毎週火曜日にリンカーンセンターってところでワークショップがあるらしいよ」って教えてもらいました。(その当時はワークショップっていう言葉すらも??でした)行ったのはBarry Hariisさんのワークショップ。完全口伝のワークショップだったので、私は最初は本当に「いるだけ」でした。 そんな中出会ったナブ子さんに「何をしてるのか、全然わからないんです!!」と初対面で泣きついた記憶があります(笑) レッスンをお願いするようになって一つ、どうしても忘れられない言葉をいただきました。(それは今回のアルバムの歌詞カードに入れる予定!) そこから本当に深いご縁になりまして書き出したらキリがないくらいなのですが私が高松に帰国してからも、高松に来て演奏をしてくださったり(最初の時はKSBさんにも取材してもらったのもいい思い出です!)▶︎動画、残ってました!今でも高松⇄NYの間でとても深いご縁を紡がせてきていただいています。今回の渡米アルバムも、コロナ禍で何度も諦めかけそうになりましたが1年以上も根気よく相談に乗っていただいていました。 曲が決まった後もメンバーの選定やスタジオのブッキングなど私では到底できなかったことの全てをお願いしたおかげで「歌うこと」だけに集中できる時間を作ってくださいました。 ナブ子さんとの数ある思い出の中の一つなのですが、数年前、ナブ子さんの大きなプロジェクトが暗礁に乗り上げた時。「それでもやらなかったら何にもならない」と言った一言。できない理由を探すのではなくできる方法を探す彼女のやり方を学んだことは今の私を作り上げてくれている一つです。2022年の3月末に、ナブ子さんは日本に一時帰国予定。愛媛・観音寺・高松でも演奏が決まったところです。(詳細後ほど!) クラウドファンディングにご支援いただいた方に3月末の東京で、少し一緒に動画を撮る予定です(初めての試みなので頑張ります!) ▶︎ナブ子さんが毎日投稿しているnoteはこちら(アメリカの様子も垣間見れます)▶︎ナブ子さんのアルバムReal Lifeはこちらから視聴できます ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪霧生ナブ子/ Nabuko Kiryu 尚美学園短期大学・作曲科専攻卒業後、ニューヨーク市立大学ジャズヴォーカル専攻卒業。クイーンズ大学 大学院ジャズヴォーカル専攻修了。 96年に渡米してから、ビー・バップ の伝道師として知られるジャズピアニスト,バリー・ハリス氏、ジャズヴォーカリストのシーラ・ジョーダンに師事。2003年にWhat’s New Recordsから「シンギング・ラブ」CDアルバムで日本のジャズ界にデビュー。しかし、NYを起点に活動を続けている。NYのブルーノート、 レノックスラウンジに出演し、現在はハーレムで老舗のショーマンズやレストラン「Nabe-Harlem」で毎週土曜日ブランチに出演している。ジミー・ ヒース(サックス)、バリー・ハリス(ピアノ)、ベニー・グリーン(ピアノ)他、多くのジャズミュー ジシャンと共演。日本でも凱旋ツアーを行い、日野皓正(Tp)とも共 演。又、米国でもテキサス、フロリダ、カンサスシティでもコン サートを公演。カナダ、スイス、ポーランドなど、世界的な規模で音楽 活動を行っている。又、バリー・ハリス、シーラ・ジョーダン、ジョン・ヘンドリックスなどが来日の際、通訳を務めつつ共演している。 ジェームス・ゾラーのアルバム「ゾラー・システム」ではオリジナル作 品「Take the Subway Home」「ご縁」の2曲を提供、シンガー、アレンジャーとしても参加。ジェームス・ゾラーのアルバム「It’s All Good People」でも 「Kansas City Cha-Cha」で楽曲を提供、「Año Nuevo」ではシン ガーとして参加している。太田寛二「アワ・ジャズ・ファミリー」では「イースト・オブ・ザ・サン」「ストリクトリー・コンフィデンシャル」にシンガーとして参加。2016年秋に新作CD「リアル・ライフ」を2作目のリーダーアルバムとしてリリース。ジャズ・ワールド(新聞)にて2016年度のジャズヴォーカル賞、大賞を受賞。現在ジェームス・ゾラーの新作アルバム制作に参加2022年にリリース予定。 霧生ナブ子が制作、コーディネート、協力した,他アーティストのアルバム作品ジェームス・ゾラー「ゾラーシステムズ」(2009) ジェームス・ゾラー「イッツ・オール・グッド・ピープル」(2013)太田寛二 with ジミー・ヒース「アワ・ジャズ・ファミリー」(2013)太田寛二「ディス・イズ・ノー・ラフィング・マター」(2015) 太田寛二「ア・ディ・イン・ニューヨーク」(2016)霧生トシ子「デュー・ドロップス」(2017)豊島ひろ子「ストレート・アヘッド」(2012)豊島ひろ子「テイク・ファイブ〜トゥ・マイ・ディア〜」(2015)豊島ひろ子「ファイン・アンド・メロー」(2018) Ryo-Ka ☆「エンジェル・アイズ」(2011)SAI「マイ・フェイバリット・ティングス」(2013)一泉ナオ子「スウィート・ジョージア・ブラウン」(2014)♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
香川は昨日は雪がちらほら。今日は風がきつい、まだ冬将軍が居座っているようなお天気です。先日、ミュージックビデオ用の撮影にお出かけしていたのですがもう春もしっかり近くにあるなという風景にも出会えました。今回のアルバムには入っておりませんがクラウドファンディングのリターンの一つにMy First Love Songという私の初めて書いた曲をお届けします。 一緒に演奏してくださったのは岡山出身、現在N.Y.在住のピアニスト及部恭子さん。恭子さんとは私がN.Y.に留学していた時に出会ってそこから仲良くさせていただいている大切な友人でもあります。 彼女のピアノは「おもちゃ箱」をひっくり返したようだ。とかShe is a true original.-Randy Breckerとか色々なところで、その唯一無二のピアノを評されている恭子さん。私も例に漏れず、彼女のピアノが大好きです。 時々、2人でライブをさせていただいたこともあるのですがその時の感覚は「自由」。何があっても大丈夫という信頼と何が来るのか楽しみだ、という楽しさが溢れていて(書いてたらまたご一緒したくなってきた!)今回もせっかくN.Y.でレコーディングをするなら恭子さんとの演奏も形に残したい!という気持ちでお願いしました。 演奏したのは2曲。♪My First Love Song♪SmileMy First Love Songは2テイク作ったのですがどちらも捨て難い・・・ということで1曲はミュージックビデオを作り1曲はクラファンのリターンとしてお届けする予定です。ビデオは3月頭には公開できそう! 及部恭子さんの▶︎HP kyokooyobe.com▶︎音楽が聴けるYoutubeチャンネル(クリックしたら飛ぶようになってます)ぜひ聴いてみてください!♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪及部恭子(およべきょうこ)ピアニスト·作編曲家4歳頃よりピアノを弾き始める。両親が自宅にてプロのミュージシャン(日野皓正、大西順子、酒井俊、ケイコリー等が出演)を招きコンサートを行っていたことがきっかけで、19歳の時に音楽の道を志す。1997年から演奏活動を始め、2000年から定期的にニューヨークを訪れ、故Frank Hewitt、故Gil Coggins、Sam Yahelに師事し、ニューヨークの精鋭ミュージシャンたちと交流を深める。2005年10月にニューヨークに本拠地を移してからは、ニューヨークのジャズミュージシャンの登竜門とも言われる Smalls jazz clubを始めとし、Fat Catで自己のグループでレギュラー出演を始める。2008年末に Smalls でライブ録音されたファーストアルバム「Cookin’ at Smalls」が2009年9月にリリースされる。(日本国内でのお求めはこちらから。日本国外はこちらから。CDレビュー◇タワーレコード◇ザ ニューヨークシティ ジャズレコード ニューヨーク版、イタリア版)2010年1月、Blue Note New Yorkにて自己のトリオで初出演。2011年3月、Smalls jazz clubにて国際的に活躍している津軽三味線奏者のOyama × Nitta Duoとコラボレーションを行い好評を得る。 6月、The KitanoにてトランぺッターのJoe Magnarelliとのデュオコンサート、9月、フランス人ベーシスト、ドラマーとの女性トリオでパリにて演奏ツアー、11月、ニューヨークトリオ(Michael O’Brien, Clifford Barbaro)を率いて初の日本ツアー、12月、Jazz At The KitanoにてトランぺッターのTom Harrellとデュオコンサートが行われる。2012年4月、Blue Note New YorkにてBill McHenry、Francois Moutin、Clifford Barbaroとの自己のクァルテットで出演、会場をソールドアウトにする。6月、ニューヨークトリオ(Michael O’Brien, Clifford Barbaro)で日本ツアーを行う。12月には人気小説作家の小手鞠るいとのコラボレーションで朗読コンサートが行われる。(小手鞠るい作『ふたり』『誰もいない』『九死一生』『アップルソング』『ラブ·オールウェイズ』では、ニューヨーク在住ジャズピアニスト及部恭子として登場している)2013年1月、Jazz At The KitanoにてSteve Wilson、Matt Wilson、Michael O’Brienとの自己のクァルテットで出演。「スタッフ」、「矢野顕子トリオ」のドラマーとして知られるChris Parkerのレコーディングに参加、6月にGPRレコードから「The Chris Parker Trio」がリリースされる。(日本国内でのお求めはこちらから、日本国外はこちらから)9月にはニューヨークトリオ(Michael O’Brien, Clifford Barbaro)での日本ツアーを行う。2014年1月、Victor Lewis、Steve Wilson、Michael O’BrienとのクァルテットでJazz At The Kitanoにて出演する。4月、New York Blue Noteにて、Dave King、Chris Speed、Francois Moutinとのクァルテットで出演し会場をソールドアウトにする。6月、Chris Parker Trioとして世界最高峰と称されるAvatar Studioにて、ジャズ界の巨匠トランペッターRandy Breckerを迎えてのレコーディングに参加。7月、Kyoko Oyobe Quartet ( Steve Wilson、Matt Wilson、Michael O’Brien )のレコーディングを行う。9月〜10月、及部恭子クァルテット(Steve Wilson, Michael O’Brien, Gene Jackson)にて日本ツアーを行う。2015年5月、自己の3枚目のアルバムとなる 「Happy Silence」(Steve Wilson、Matt Wilson、Michael O’Brien )をリリースする。10月〜11月、及部恭子クァルテット(Chris Speed, Michael O’Brien, Gene Jackson)にて日本ツアーを行い、NHKのふれあいホールにて「セッション2020」にも出演する。2016年5月、Blue Note New YorkにてJapan foundation New York主催によるイベント、イースト・ミーツ・ウエストにSeamus Blake, Joe Martin, John Rileyとのクァルテットで出演する。10月、Chris Parker Trioの2枚目のアルバムとなる Blue Printがリリースされる。2018年10月、ワシントンD・C・は日本大使公邸にて大使主催のコンサートにKyoko Oyobe Trioとして招聘され出演し好評を得る。2019年5月、ミネアポリスにてKyoko Oyobe TrioとしてThe Bad Plusのドラマー Dave KingとベーシストMichael O’Brienとのトリオで出演する。マディソンのウィスコンシン・ユニオン・シアターではKyoko Oyobe Quartetとしてサックスの Jon Irabagon、ベースの Michael O’Brien、ドラマーの Andrew Atkinsonと出演し好評に終わる。共演ミュージシャン達からは、演奏技術だけでなく作編曲においても高い評価を得ており、現在ニューヨークで精力的に活動し海外へ向けてのプロジェクトも進めている。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪