2017/12/19 18:58
「霧がたなびかない。」
霧って、風の向くままに流れていくものなんですが、古橋は霧がかかるとそのまま動かないんです。
地形や気圧の関係か、と言われていますが、言い伝えでは、三成がうまく古橋から出られるようにその身を隠そうとするからだとか、三成が大好きだったニラ粥を思わせる様子から、三成の無念の残留思念がそうさせるからだとか、いろいろと言われています。
たしかに、霧、流れないんですよ。
その場でじっと動かない。
気温が上がってくると、自然と消えるのですが、周囲を山に囲まれているためでしょうか。
でも、言い伝えを信じてみると、昔に思いを馳せてロマンに浸れると思いませんか。