2018/01/06 08:30
隠れたお茶所です。
飲み口はすっきり。渋みのある香り豊かな独特の味を持ったお茶です。
鶏足寺は奈良時代に行基が開き、平安時代に最澄が再興したとされる古寺です。
お茶は、最澄が古橋に持ち込んだとかいうお話をちらっと聞き及んだ覚えがあります。
たしかにお茶の木はたくさんあります。
集落内ではなく、山手の方へ行くと、亀山古墳という丸い丘があり、それは綺麗な列をなしてお茶の木が植わっています。
三献の茶云々言われていますが、わりと曖昧な情報なので、そこは湖北の宝話としてそっとして置きたいところではありますが、古橋としては法華寺が、石田三成公が秀吉様にスカウトされた場だと信じておられます。
その気持ちから、ずっと400年間、言い伝えられてきたのでしょう。
お茶所として有名な地は各地にあり、甘みのあるまろやかないいお茶を作っておられる場所はたくさんありますが、古橋のお茶を飲んで育った私は古橋のお茶が、やっぱりほっとするのです。