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「社会的養護のアフターケア」のハンドブックを作り、全国の支援者と分かち合いたい!

まだあまり知られていない「社会的養護のアフターケア」という分野で、日々奮闘する全国の支援者たちの営みや思い、具体的な相談内容や対応策などをまとめた書籍『えんじゅ アフターケアから、出会いへ』を作り、全国の支援機関や、困っている人と接する方たちの手元へ届けます。

現在の支援総額

3,581,500

119%

目標金額は3,000,000円

支援者数

415

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/02/18に募集を開始し、 415人の支援により 3,581,500円の資金を集め、 2022/03/27に募集を終了しました

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「社会的養護のアフターケア」のハンドブックを作り、全国の支援者と分かち合いたい!

現在の支援総額

3,581,500

119%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数415

このプロジェクトは、2022/02/18に募集を開始し、 415人の支援により 3,581,500円の資金を集め、 2022/03/27に募集を終了しました

まだあまり知られていない「社会的養護のアフターケア」という分野で、日々奮闘する全国の支援者たちの営みや思い、具体的な相談内容や対応策などをまとめた書籍『えんじゅ アフターケアから、出会いへ』を作り、全国の支援機関や、困っている人と接する方たちの手元へ届けます。

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こんにちは。ハンドブック編集長の矢嶋桃子です。

『えんじゅ アフターケアから、出会いへ』の、本のご紹介を少しずつさせてください。

今回、表紙の絵は、画家の堀川理万子さんにお願いをしました。
堀川さんは『海のアトリエ』(偕成社)という絵本で昨年Bunkamuraドゥマゴ賞を受賞されました。原画展を見て、やさしく、温かな雰囲気に、堀川さんに描いていただきたい!と思ったのでした。

ありがたいことにご快諾いただき、何度か打ち合わせをさせていただく中で、イメージやキーワードをいろいろと伝えさせていただきました。

この本のキーワードのひとつが「お守り」です。

誰かと伴走していて迷ったときに、そうだ、あの本を開いてみよう、と思えるようなお守りとして。
そして、もし本を開く機会がなかったとしても、本棚や机の上にあるだけでもうれしくなるような、お守りになるような本になってほしい。
そのときに、装画はとても重要でした。

そしていろいろとお話をしていく中で、「夜の闇の中にぽっと灯る、あたたかな光」のイメージが湧いてきました。
夜とか、闇というと、ネガティブなイメージもありますが、でも、闇が全部悪者かというと、そうとも言えないと思ったのです。
消えてしまいそうな気持ちの時に、闇が消し去ってくれる、包んでくれる、溶かしてくれる、そんな優しさを感じることもあるのではないだろうか。お日様や蛍光灯の強いあかりは強すぎるけれど、暗闇に灯る、街灯だったり、月だったり、星だったり、お店の明かりだったり、そんな灯りが、やっぱり誰かのお守りとしてそこにあったらいいな、と思いました。「朝が来るのがいやだ」という人たちの声もお伝えしました。

堀川さんからは、「私にも苦しい時期、朝が来るのがいやだと思っていたことがあるのを思い出しました」という言葉もいただきました。

そうして、いくつかの案を出してくださった中に、「夜のえんじゅの木」がありました。

えんじゅは公園に植えられていたり、街路樹としても珍しい木ではありません。マメ科のため、初夏には白い花を咲かせます。
堀川さんの描いてくださったラフ画を見たとき、夜空に立ち昇るような白い花と、枝葉の陰からきらめく星の光が、控えめに、しかしキラキラと、とても美しいと思ったのを覚えています。

この度、堀川さんから、原画が完成し、送られてきました。

「そこにひっそりとあるだけで、お守りとなるような本」

これを受け取ってくださった皆さんが、大切にしたいと思ってくださったら、この上なくうれしいです。
もう少し、本の制作も頑張ります。

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