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「社会的養護のアフターケア」のハンドブックを作り、全国の支援者と分かち合いたい!

まだあまり知られていない「社会的養護のアフターケア」という分野で、日々奮闘する全国の支援者たちの営みや思い、具体的な相談内容や対応策などをまとめた書籍『えんじゅ アフターケアから、出会いへ』を作り、全国の支援機関や、困っている人と接する方たちの手元へ届けます。

現在の支援総額

3,581,500

119%

目標金額は3,000,000円

支援者数

415

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/02/18に募集を開始し、 415人の支援により 3,581,500円の資金を集め、 2022/03/27に募集を終了しました

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「社会的養護のアフターケア」のハンドブックを作り、全国の支援者と分かち合いたい!

現在の支援総額

3,581,500

119%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数415

このプロジェクトは、2022/02/18に募集を開始し、 415人の支援により 3,581,500円の資金を集め、 2022/03/27に募集を終了しました

まだあまり知られていない「社会的養護のアフターケア」という分野で、日々奮闘する全国の支援者たちの営みや思い、具体的な相談内容や対応策などをまとめた書籍『えんじゅ アフターケアから、出会いへ』を作り、全国の支援機関や、困っている人と接する方たちの手元へ届けます。

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自立 の付いた活動報告

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認定特定非営利活動法人スチューデント・サポート・フェイス 代表理事 谷口仁史さんよりメッセージをいただきました。ありがとうございます!---不登校、ひきこもり、非行、ニート等、学校や社会との「つながり」を失い、孤立する子ども・若者の増加…。安全地帯であるはずの家庭においても、居場所を失う子ども・若者も少なくありません。児童虐待相談対応件数は、過去最高を更新し続けており、貧困、DV、保護者の精神疾患等、複合化した課題を抱える家庭も少なくないのが現状です。日本財団の調査によると、日本に暮らす18〜22歳の若者のうち、4人に1人が自殺を本気で考えたことがあり、10人に1人が自殺未遂を経験したことがあると回答しています。「助けて」と声を上げること自体が容易ではない日本社会において、「社会的孤立」に係る問題の裾野は、着実に広がりを見せています。こういった中、専門領域において実践されている「課題解決型」支援の限界を補う考え方として、「伴走型支援」が注目を集めています。深刻化する「社会的孤立」に対応するために“つながり続けること”を目的とした支援として生まれました。「無縁社会」、「分断社会」と称されるように、子ども・若者にとってまさに受難の時代、様々な困難を抱えながら生きていく子ども・若者を支えるためには、“つながる=ひとりにしない”という支援は、欠くことの出来ない重要な取組と言えます。  まさにこの伴走型支援を先駆的に実践してきたのが、社会的擁護、特にアフターケア事業ではないかと思います。様々な傷つきの中で誰かを信じることすら難しい状態に追い込まれた子ども・若者も少なくない社会的擁護の領域において、声なきSOSに耳を傾け、出会い、寄り添い、伴走することは、決して容易な事ではありません。今回のクラウドファンディングによって、最も心理的な負担が重い支援領域の一つと言われる、この「社会的養護のアフターケア」において、具体的な相談内容や対応策に加えて、そこで日々奮闘する全国の支援者たちの営みや思いが共にまとめられることとなっています。このハンドブックは、同じ分野で働く支援者はもとより、社会的孤立に向き合うあらゆる支援者にとって、多くの示唆や勇気を与えてくれものになると確信しています。「えんじゅ」に所属される団体、そして日々、現場で献身的に「伴走」してくれている皆さんへ、心からの敬意とエールを込めて、私も寄付という形でプロジェクトを支援したいと思います。---谷口仁史佐賀大学文化教育学部卒業。在学中からボランティアで不登校、ニート等の状態にある子ども・若者へのアウトリーチ(訪問支援)に取り組む。卒業後、大学教授ら有志を募り「NPOスチューデント・サポート・フェイス(略称S.S.F.)」を設立。令和3年3月末日現在、委託事業を含む約50万1千件の相談活動、約4万6千件のアウトリーチに携わった他、市民活動団体を含む幅広い支援機関とのネットワークの構築や「職親制度」等社会的受け皿の創出、執筆や講演活動など多彩な活動を通じて、社会的孤立・排除を生まない支援体制の確立を目指している。近年はその実績が認められ公的委員を歴任。アウトリーチに関しては、「若年者向けキャリア・コンサルティング研究会」、「高校中退者等アウトリーチワーキンググループ」で委員を務めた他、生活困窮者自立支援法に係る「社会保障審議会特別部会」、子ども・若者育成支援推進法に係る「子ども・若者育成支援推進点検・評価会議」等政府系委員も務め、全国的な取組の推進に貢献している。


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児童養護施設 聖母愛児園 統括主任 梛橋雄一さんより、メッセージをいただきました。---僕は、この本に期待をしている。児童養護施設職員が、頼れる人や団体を簡単に見つけることができれば、退所した者がもっともっと救えるのではないかと。僕は、この本に期待をしている。この本を沢山の児童養護施設職員が見たら、自立支援やアフターケアの施設間、地域間格差が是正できるのではないかと。この大きな期待に応えようと、一生懸命に本を作り、熱をもって児童養護施設や社会的養護に関わる支援者に本を届けようとしている団体がある。それが、【えんじゅ】 。皆さんが【えんじゅ】のクラウドファンディングに協力してくれる事が、施設職員や支援者の支えに繋がり、施設職員や支援者を支えることが、子ども達、退所した者を支えることに繋がる。だから、【えんじゅ】と高橋亜美さんとこのクラウドファンディングに協力をお願いしたい。 皆さん、どうぞ、どうぞ、このクラウドファンディングにお力添えをお願い致します!!児童養護施設 聖母愛児園 統括主任梛橋 雄一(なぎはし・ゆういち)


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あすのば代表理事の小河光治さんよりメッセージをいただきました。---日本は子どもにやさしくない国だなと感じることが多いのですが、若者にはもっとやさしくない社会だなと痛感することが多いです。さまざまな困難を抱える子どもたちへの支援が満18歳や高校卒業と同時に切れてしまいことが少なくありません。高校卒業後も進学する若者には支援があっても、それ以外の若者への支援がほとんどありません。児童養護施設や里親家庭で育つ若者支援が原則18歳までとなっている年齢上限の撤廃について、児童福祉法改正案が閣議決定されたことは大きな一歩ですが、その理解を社会に拡げていくことは、今後の大きな課題だと感じています。社会的養護のアフターケアハンドブックは、全国各地で困難を抱える子ども・若者たちを支えている人々にとって、とても大切な本になるに違いないと確信しています。私は、20年ほど前に「ケアする人のケアを学びたい」とアメリカで1年間研修をしてきました。そこで学んだことは、その即効薬などなく、いかにケアする人々同士が学び会い、そして何より、弱音も泣き言も含めて本音で語り合い、分かち合うことの大切さでした。この本には、読んだ人が共感することや勇気づけられることもいっぱいつまったものになるだろうととても期待しています。  この本が誕生するには、みなさんのご支援が必須です。私もクラウドファンディングに参加させていただきました。ぜひともみなさんの温かいご支援をお待ちしています! 子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば 代表理事 小河光治


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静岡大学人文社会科学部教授の白井千晶さんより、応援メッセージをいただきました。---日本の法制度は、親が子どもを守ることを前提にしていて、子ども自身の法的、社会的地位は、とても脆弱です。10代後半から20代前半の自立の時期は、子ども扱いだったり 、大人扱いだったり、法制度の適用もばらばらの矛盾だらけで、つなぐことができません。 そんな社会を変えていく責任は、私たち一人ひとりにあると思いますが、えんじゅの団体はそれぞれに、当座の社会で生きていく目の前の一人のために、東奔西走してきました。えんじゅの本気のハンドブックは、目の前の方と、がっつり向き合ってきた知恵を集めた本になると楽しみにしています。支援者だけでなく、誰にとっても有益な本になるでしょう。 わたしは、えんじゅも、ハンドブックも、支援者も、若者も、心から応援しています。---白井千晶静岡大学人文社会科学部教授。専門は社会的養護、子どもの福祉、共同養育、家族社会学。全国養子縁組団体協議会を設立、代表理事をつとめる。養子と里親を考える会編集委員長、日本ファミリーホーム協議会『社会的養護とファミリーホーム』編集委員。写真とことばでつむぐ「フォスター」代表。


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本の内容を少しご紹介。<先読み原稿>として、今回は、神奈川県の「あすなろサポートステーション」の福本さんに寄稿いただいたコラムです。「施設等とアフターケア事業との連携」と題したコラムからは、児童養護施設等を出た子どもたちをサポートするためには、まずは施設等とアフターケア事業所の関係作りが大切であるという、その取り組みの軌跡が見えます。神奈川県では、アフターケア事業所であるあすなろサポートステーションとの窓口になる「あすなろサポーター」という職員が、各施設に配置されています。本来、児童養護施設にはアフターケアを行うことが義務付けられていますが、施設等の職員さんも、退所した子どもや若者にどう関わっていけばいいか、手探りだったり、悩んだり、時に担当者がひとりで抱え込んでしまうこともあります。あすなろサポートステーションには、そんな職員さんや、里親さんが相談に来ることもあるそうです。「子どもと同じく、支援者も失敗したり間違うものです」と福本さんは言います。「支援者へのケアの大切さが見落とされているかもしれない」とも。子どもも、大人も、安心してトライアンドエラーを繰り返していくことで「そだちなおし」をしていける、そんな自立支援があるのではないか。と、福本さん。現場からの思い。お時間のある時にでも、どうぞご一読ください。(ハンドブック編集長 矢嶋桃子)※原稿は予定稿です。修正が入る可能性もあります。