TAKEFUJI EXPRESS代表の竹内慎吾と申します。
弊社は軽貨物の運送業をしています。首都圏を中心に80法人、ドライバー9000台の物流ネットワークを有しており、多種多様な配送サービスを提供しております。
今回、荷主の会社、弊社などの運送会社、ドライバーをつなぐアプリの開発を計画しています。
荷物(仕事)とドライバーをマッチングするアプリは、すでにいくつかあります。
しかし、まだ以下の点において効率化できるのではと考えています。
機能の一例ですが、配送データが蓄積され、ドライバー要作成の「月報」が自動的に生成され運送業者に自動で送付され、それを運送会社が承認したらクライアントへの請求書ができたらとても便利だと考えました。
また、荷主の入金をアプリで確認できたら、すぐに代金を引き出せたらドライバーは助かります。
ドライバーと運送業者、荷主の会社が三方よしで仕事を進めるためのアプリをつくることで、3者の業務効率を測り、仕事をしやすい、仕事を頼みやすい環境をつくります。
■80万人以上の運送ドライバーの過酷な労働環境を改善し、日本の「ラストワンマイル」を未来に繋ぐシステム就労が困難な障がい者の方たちに貢献する仕組みの基盤として開発したい
サービス提供者(運送業者)と顧客をつなぐ最後の区間の呼称「ラストワンマイル」。
この部分で働く配達ドライバーの過剰労働は限界を迎えつつあると言えます。
一つの指標として、ドライバー1人が1日に運ぶ荷物は全国平均で150個ほど、都内のドライバーになると200個を超えることもあります。年末などの繁忙期は1日250個ほどに増えることもあるそうです。
また運送ドライバーの労働時間は、その業務の性質上長時間に及ぶことが多く、委託契約で働く宅配ドライバーは、14時間程度の勤務で働く人も多いのが現状です。
コロナ渦で、在宅率が向上したことにより、ネット通販の利用が増え、宅配の荷物は更に増えています。
10年後にはドライバーに対する需要は100 万人以上となり、それに対する供給は70万人程度に止まるという指標もあり、実に30万人以上のドライバーが不足する可能性を示唆しています。
このアプリは、日本のラストワンマイルにおける大きな課題を解決します。
運送ドライバーの存在は国内の物流インフラにおいて絶対に必要ですが、その労働環境は過酷です。
運送を志す人の見る未来を明るくすること、ひいてはそれが日本のインフラに未来を明るくすることに繋がります。
つまり、このアプリは日本の物流インフラを未来に繋ぐものです。
さらに、このアプリのマッチングプラットフォームは、就労に困っている方たちのために、転用することを想定して作られます。
就労したくても、なかなか実現できない方たち。つまり、一部の障がい者やシングルマザーの方達です。
このアプリは、運送業務を効率化させ、現場のドライバーの業務を軽減し、業者間の取引を簡略させる中で、就労者と雇用者をマッチングさせる仕組みがあります。
後にそのシステムを、就労を希望するもなかなか叶わない障がい者やシングルマザーに皆さんに無料で提供する流れがあります。
私たちはこのアプリを開発することで、ゆくゆくは就労に困る障がい者やシングルマザーの方々のために役立てていただきたいのです。
そのためにも、このアプリをつくり、その学びを今後様々な活動に活用していきたいのです。
■なぜアプリを開発するのか
私は大手運送会社にてドライバー・管理職を10年勤めていました。
その後、「お客さまからお預かりした荷物を安全に届ける」ことへの大きな責任感とやりがいを胸に運送事業を始めました。
運送の仕事をしながらいつも感じていたのは業務の非効率性です。
運送会社は、基本的にドライバーに、依頼した案件の配送実績を記録した「月報」をもらわないと、クライアントへの請求書作りや、ドライバーへの代金を支払う計算ができません
しかし、ドライバーは、この月報作成が大変です。
そこで私は以前より、「配送の実績データを活用すれば、月報を自動的に作れるのではないか」と考えるようになりました。
アプリ開発に自己資金や、助成金等を活用することは、決めています。
一方、このアプリを利用してみたい、と思ってくれた方から開発資金を募り、「一緒にこのアプリを盛り上げてほしい」と考え、このクラウドファンディングを始めました。
■荷物の増加とドライバーの不足
冒頭に記しましたが、新型コロナウイルス禍に見舞われ、フリーの運送ドライバーになる方が増えました。
実は、それ以上に「荷物」や「配送の依頼」が増えたのです。
巣ごもり需要、と言われますがインターネットで買い物をされる方がとても増えました。すると宅配を中心に小型貨物の配送依頼が増加。軽貨物運送業を営む弊社も、仕事をたくさん頂けているのですが、ドライバーがまだまだ足りません。
経験の少ない方に、仕事をしやすい環境を用意できれば、多くの方がドライバーとして働いてもらえるのでないか。
ドライバーがスムーズに代金を受け取れれば、ドライバーも、そして弊社のような運送会社も、幸せになるのではないか。
そのためにも、このアプリの開発は不可欠だと思っています。
このアプリは、運送業者や緊急配送したい一般企業は配送の依頼を流す際に荷物の種類、大きさ、住所を入力します。マップが起動して自動的に料金が計算される仕組みになっています。
距離や大きさ、重さによっては自転車便ドライバー、バイク便ドライバーを案件情報を閲覧できます。
距離が短くて、大きさや重さも小さければ「軽貨物」「バイク便」「自転車便」、距離が長くなれば「軽貨物」「バイク便」、大きさや重さも大きくなれば「軽貨物」とドライバーが閲覧できる仕組みを取り入れる予定です。
■アプリの紹介
ここで、今、計画しているアプリの概要を紹介させてください。業務の流れに沿って、説明します。
ドライバーに、このアプリに登録してもらいます。
お名前や車の情報、決済のための口座情報のほかに、車検やオイル交換の年月日を記録できるようにして、メンテナンスのタイミングや仕事のスケジュール管理が出来て、尚且つアラームを出す機能を考えています。
ドライバーと配送業者の登録料は無料です。
荷主(または運送会社)は依頼する荷物や案件の「大きさ」「重さ」、配送の「距離」「日時」「金額」等を、入力します。
ドライバーは、荷物・配送の情報から、仕事を選びます。
複数のドライバーのエントリーがあった場合、荷主や運送会社は、登録されたドライバーのプロフィール情報や、これまでのドライバーの実績データから作成された「評価」を見て、依頼するドライバーを決めます。
ドライバーが荷物を受け取り、届ける過程を、アプリに記録します。案件スタートや終了はボタンをタップして走行距離を入力するだけ。
終了ボタンを押すと走行距離を入力して受領書をスマホで撮影するなど、入力の手間を減らす工夫を考えています。
配送の実績データは集約され、ドライバーの請求のもとになる報告書「月報」が自動的に生成されます。
データはすぐに各運送会社にそれぞれ自動的に送られます。
運送会社が、ドライバーからの報告書の実績を承認したら、運送会社からクライアントへの請求書が自動的に出来上がります。クライアントのメールアドレスを登録していればボタン一つで請求書をメールで送付できますし、郵送するために印刷もできます。
アプリはクレジットカード会社等、決済会社との契約を考えています。
決済作業の手間をかけずお金の流れをスムーズにすることで、アプリ内でお金を滞留させません。荷主が代金を支払ってくれたら、ドライバーはすぐに任意でお金を引き出せる環境づくりを目指します。
■アプリが生み出す未来
このアプリ内では、上記機能がメインですが、広告も掲載します。
現在計画しているのは、荷主・運送会社による「ドライバーの求人募集」の広告です。フリーのドライバーにとって有益な情報提供になるのではと思っています。
このように、仕事や請負先を紹介し、日々の配送業務に寄り添う機能を備え、有益な情報を提供することで、ドライバーは毎日このアプリを開いてくれるでしょう。
荷主の方も、軽貨物配送をお願いされる時は、最初にこのアプリを利用してくれると嬉しいです。
また、当社だけでなく、同業他社である他の運送会社にも利用してもらうため、このアプリ自体を使いやすくできればと計画しています。
多くの運送会社が利用してくれれば、業界全体で、経理などの配送管理業務の効率化ができると思っています。
ドライバー、荷主、運送会社が、利用してくれれば、このアプリは業界のプラットフォームになりえるのでは、と期待しています。
「このアプリは将来性がある」「アプリで、できることをもっと知りたい」「いち早く、このアプリを利用したい」と思っていただけましたら、ぜひこのクラウドファンディングで応援してください。
■リターンのご紹介
今回ご用意しているリターンをご紹介します。
毎週日曜日の20時から1時間FMコザにてレギュラー放送、火曜日の10時から1時間FMぎのわんにてレギュラー放送のMCを務めています。
沖縄のFMラジオになりますがオンラインで参加可能です。こちら2番組共にSNSの各種ライブ放送と後日YouTubeにもアップします。
ですので、ラジオだけでなくSNSやYouTubeにて御社の宣伝や告知ができます。
アプリの名前とロゴが決まったらステッカーをつくります。
サイズは10cm×10cmの正方形。クラウドファンディングしてくれた方のために限定となります。その後は同じデザインではつくりません。
アプリの名前とロゴが決まったらTシャツをつくります。
サイズはS、M、X、XLの4種類。男女兼用です。
クラウドファンディングしてくれた方のために限定となります。その後は同じデザインではつくりません。
5月13日(金)18:00~20:00にオフ会実施予定!
会場はデリシェフキッチン恵比寿(恵比寿駅徒歩8分)です。
内容は「アプリの事」「軽貨物業界の未来」「軽貨物ドライバーになる為に用意すこと」など、僕が知ってる軽貨物業界の情報を包み隠さずにお話しします。
オフ会はオリジナルTシャツを着てみんなで楽しく盛り上がりましょう。
<オフ会詳細>
日程:2022年5月13日(金)18:00~20:00
場所:デリシェフキッチン恵比寿(恵比寿駅徒歩8分)
人数制限:22人
※現地までの交通費・宿泊費はご負担ください。
※感染症対策について
・入店時の検温をお願いします。また、店内に設置されている消毒液をご利用ください。
・席毎に一定間隔を置いています。
・店内は換気設備の設置と換気多数の人が触れる箇所の消毒備品、卓上設置物の消毒を行っています。
・発熱などの症状がある方は来場をご遠慮ください。
・感染予防のため、スタッフはマスクを着用している場合があることをご了承ください。
まだまだスタートしたばかりです。アプリの内容を決める会議にオンラインで参加してあなたの案や思いが詰まったアプリが完成します。
4月13日(水)15:00~オンラインで開催します。1~2時間程度を予定しています。
このアプリが業界のスタンダードアプリになった際には開発に関わったんだ!ってドヤれます。笑
この運送のスタンダードアプリにはまだ名前がありません。名付け親となっていただける方を募集します。一緒に会議してあなたが名付け親になってください。会議の日程は、メールにて調整させていただきます。
※法律・条例に違反するもの、公序良俗に反するもの、政治活動に関するもの、宗教活動に関するもの、第三者の名誉・信用、知的財産権その他の権利を侵害するもの、当社との競合に当たるもの、その他不適切なものは採用できません。
※支援完了後のお支払いのキャンセルは一切お受けしておりません。リターンを選ぶ際にはご注意ください。
支援時のお支払いのキャンセルについて(CAMPFIRE)
■スケジュール
今回のアプリ開発は以下のスケジュールで進めていく予定です。
2022年
4月 クラウドファンディング終了、ベータ版作成
5~6月 ベータ版テスト
7月 アプリ完成
ベータ版ができたところで、ご支援をいただいた皆さまにアプリの情報をお届けします。
■資金の使い道
アプリ開発費用1,500万円
広告費1,200万円
伴奏者費用25万円
人件費200万円
クラウドファンディング手数料35万円
合計2,960万円
このうちの350万円をみなさんの支援で集めたいと思っています。
どうかよろしくお願い致します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
■最後に
軽貨物業は、これから伸びていくと思います。
インターネットで物を買えば、かならず配送しなければならないからです。
ものを購入者に届ける「ラストワンマイル」を担う、我々運送業は、将来性を十分感じながら、ドライバーの確保をもっとスムーズにできたらと考えています。
それは自分たちだけでなく、ドライバーご自身や、荷主の方も「幸せ」にならなければ、「スムーズ」にはなりません。
このアプリは、軽貨物運送だけでなく、いろんな業界で利用できる可能性があります。私のSNSや、出演させてもらっていますラジオ番組を利用して、業界内外に広くこのアプリを紹介したいです。
そして何より、このクラウドファンディングで、皆さんに、このアプリの将来性を感じてもらい、応援してもらえたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る事情を抱えて困窮しているお母さんのお役に立ちたい、新たな生活を営むための有益な情報を提供したい
2022/04/16 09:00これまでのご支援、どうもありがとうございます。ここまで私の半生を紹介してきましたが、今回の第7回が最後になります。しかし、クラウドファンディングは4月20日まで続きます。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。さて、前回お伝えしたとおり、私は内装を請け負う会社を立ち上げることにしました。社名を「竹内建装」として、30歳の初夏に事業をスタートしました。東京オリンピック需要もあり、おかげ様で会社の業績は順調に伸びていきます。豊洲市場など、有名な施設の工事も手掛けることができました。しかし途中、一緒にやってきた職人さんにまとまって辞められるなど、順調ではないこともありました・・・(苦笑)。どうやら収入増プランを提示されての引き抜きだったと判明したのですが、なんとかこの困難も克服し、おかげ様で会社は伸びていきます。この後、今回のクラウドファンディングの対象となる運送会社「TAKEFUJI EXPRESS」など、様々な業種の会社を立ち上げました。それらの会社をまとめたグループの年商は10億を超え、現在に至っております。運送会社「TAKEFUJI EXPRESS」には思い入れがあります。特に今回ご支援をお願いしているアプリができれば、みんなが便利になるはずだと信じています。IT技術を活かせば、非効率な「中抜き」がなくなり、収入格差も減るのではと考えています。会社ですから収益を上げなければなりません。と同時に、格差解消など、社会課題を克服する事業ができればと常々考えています。私が行っている活動の中にはDV被害にあわれた女性を支援する「TimeLess」もあります。事情を抱えて困窮しているお母さんのお役に立ちたい、新たな生活を営むための有益な情報を提供したい、と思い活動しています。この半生記で書きましたが、私も家庭環境は複雑で、子ども時代は裕福ではありませんでした。ですので、この法人にも思い入れがあり、今後機会がありましたら、皆さまに、この事業をもっと紹介したいです。以上が、私の半生記になります。ここまでお付き合いくださり、どうも有難うございました。4月20日(水)までのクラウドファンディングは続けます。目標金額は350万円です。ご支援、お待ちしております。また、既にご支援くださった方は、こんなヤツがクラウドファンディングをやっているぞ、と周りの方に話してくれるとうれしいです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
本気でストイックに行動するために、自分に誓いを立てた日
2022/04/15 14:56このクラウドファンディングに、ご支援どうもありがとうございます。今回も、自己紹介を兼ね、私、竹内の半生を書いていきます。では第6回、よろしくお願いします。。私は、起業の準備を始めました。「1年以内に起業できなければ、この準備は止めよう」と決めました。何故なら、起業の資金貯め、税金や起業の勉強などの全ての準備を1年以内に出来なかったら自分の気持ちに本気じゃないって、思えたからです。逆に言えば、本気でストイックに行動するために、そうやって自分に誓い(ちかい)を立てたのです。そして、この1年間は断捨離をしました。例えば、この期間、起業に関係ない方とは会わない。起業する資金を貯めるために昼は弁当を作り、飲み物は水筒からのみ。夜はお酒を飲まず、ビジネスの事、税金の事など常に勉強する(でも有難いことに、断捨離で友人を失うことはありませんでした)。この間、家族の協力も大きな助けになりました。特に、「あなたが本当にやりたいなら、やっていいよ」と言ってくれた妻の言葉は、とても有難かったです。また、肝心なことですが、何の事業で起業するか。もちろん起業を決意した時から、いろいろ考えをめぐらせてきました。バイトなど今まで経験してきたことを思い返し、自分に何ができるのか、何度も自分に問いかけました。そして、職人の仕事をすることにしました。それは以前、建物の内装を担う仕事をしたことがあるからです。「自分が社会に勝負出来る、内装の事業をしよう」これに決めました。今回も、ここまで読んでくれて、ありがとうございます。また次回、この続きにお付き合いください。4月20日(水)までクラウドファンディング、目標金額350万円まで、がんばっています。ご支援のほど、よろしくお願います! もっと見る
29歳で起業を決意した理由をお話しします
2022/03/30 17:21クラウドファンディングのご支援、どうも有難うございます。今回は第5回になりますが、私の半生を紹介します。引き続き、お付き合いくださると、うれしいです。社員としての努力が報われ、私は昇進できました。この会社でがんばろう、との想いを抱きました。でも、入社数年後、会社の理不尽さも感じてしまいます。ある時、上司に提案することがありました。自分なりにいいアイデアを思いつき、直属の上司にそれを話したところ、評価してくれて、会社のプロジェクトとして検討しようと言ってくれました。ところが数日後、上司から提案を検討するのを止めた、と伝えられます。理由は、上司の上司が却下したから、でした(直属の上司は提案を、上から下へ、下から上に、伝達してくれただけでした・・・)。会社では、この提案の件以外にも、業を煮やすことが少なくありません。上司の機嫌一つで承認がおりたり、おりなかったりする。承認がおりないと、どんなに素晴らしいと思えるものも、やらせてもらえない。同じ頃、社外の友人が人材派遣会社を起業する、という話を聞きます。「こういう方法もあるんだ」と、驚きました。「したいことがあるのに、できない・挑戦できない」。会社で、そんなもどかしさをかかえていることが、バカバカしくなりました。「だったら自分で事業を興して、自分のしたい事を自分で決めて、自由に仕事したい! 仕事を楽しもう!」そう考えて、29歳で起業を決めました。そこからは行動が早く、トントン拍子でした。この話の続きは次回の「活動報告」で。また、お付き合いください。4月20日(水)まで挑戦中のクラウドファンディング。目標金額350万円です。ぜひ応援を、よろしくお願いいたします。 もっと見る
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