こんばんは!あの村スタッフのゴリです!
本日は、このクラウドファンディングに大きく関わる、重要な内容になっています。ちょっと長くなってしまいましたが、支援を検討中の方はぜひ御一読ください!
どんなところに作るの?
あの村は基本的に竹林しかありません。
おまけに、もともと棚田だった場所のため、傾斜のついた場所がほとんど...
これまで建ててきた小屋なども、いつも水平を取ることとの戦いでした。
しかし我々は、平らで竹も少なく、自然の趣もある素晴らしい場所を見つけました!
上の画像の赤い★のあたり。実際はどんな感じかというと、
こんな感じです。
季節が冬のため、あまり青々とした雰囲気が出ていませんが...夏はもっとちゃんと大自然です!
上記の通り、ほぼ平らで広さもあり、竹も所狭しと生えているわけでは無いため開墾がスムーズに行えます。
また、生活スペースは現在、あの村の右半分に集中しているため、人目を気にせずゆっくりとくつろぐ空間を作り出しやすいです。
そしてすぐ横を流れる川が、涼感のある音と景色を演出します。
このクラウドファンディングのコンセプトイメージのイラストも、ここに作ることを想定した図になっています!
こんなイメージです!
どうやって水を貯めるの?
水を貯める問題については、つい先日、いける!という目処が立ちました。
というのも、村民の方数名で「上水道を作る」プロジェクトを立ち上げ、見事、川の上流からパイプを使って水を好きなところに持ってこれるようになったのです!
当初は、川からバケツリレー作戦でがんばる!とか、流しそうめん作戦で、竹を半分に割ってレールを作る!とか様々な意見が出たのですが、この上水道ができたことによって懸念点が一つ解消されました!村民の皆さんありがとう!
どうやって沸かすの?
浴槽部分は、解体屋さんにもらったこちらを使おうと考えています。
泥などがついてしまっていますが、少し前までは普通に一般家庭で使われていたバスタブ!
ステンレス製なので、直火にもある程度は耐えらえるはず!
これをベースにして、イメージの岩風呂のようなものを作っていきたい...!という感じです!
基本的には、よくあるドラム缶風呂形式で一気に沸かして、保温を下の画像のような機構を作っていきたいと考えています。
右側の金属部分で焚き火をすると、熱の対流が生まれ水温が上がっていく仕組みです。
これは去年の夏に行った、なんちゃってお風呂作りワークショップでも試した仕組みです。トップページのプロジェクト紹介でも書かせていただいています。
その時のワークショップでは、パイプとパイプの接合部から空気が入ったりして、人肌のお湯になるまでにめちゃくちゃ時間がかかりましたが、目的が「保温」となれば、大掛かりな仕組みじゃなくてもいけるはず...!
不安になったので試しに沸かしてみた
元々は熱湯を給湯器で沸かして貯めたり、追い炊きしたりで使われていた浴槽。本当に直火に耐えられるのか、試しにお湯を沸かしてみました。
じょぼじょぼと上水道パイプから水を溜めます。マジで便利。
とりあえず10cmほど溜めて、沸かしてみたいと思います。
朽ちて落ちてた竹を薪にして、ファイヤああああああ!!!
めっちゃ火力すごい。
竹は油分を多く含んでるので、ものすごい勢いで燃えます。
浴槽の表面を覆っている黄色いのは、おそらく断熱材なのですが、それが異臭を放ちながらごおごおと燃えていきます...山火事だと思われたらどうしよう(大丈夫でした)
1時間後
まわりの枯れ葉などに火が移らないように水を撒きながら様子を見つつ、あとはひたすらモンストをしながら待つこと1時間。どうなったでしょうか。
豚の丸焼きパーティで必要性を感じて手に入れた、温度計を使って測ってみます。写真を撮り忘れたのですが、スタート時点では10℃ほどでした。
めっさ沸いとるやないかい。
めっさ沸いとるやないかい。
思わず温泉卵を作ってしまうほど沸いていました。
すごい!60℃超えたよ!熱すぎて入れないよ!訴えてやる!!
浴槽の方はというと、熱による変形もなく、ひび割れたりもしませんでした!
これは...いけそうだ...!
実験は成功!熱効率をもっとあげたい!
というわけで、簡易的ですが直火でお湯を沸かすことができました。
もっと、浴槽の底面だけを集中的に加熱できるような骨組みや給気の構造をつくってやれば、さらに素早くお湯を沸かすことができそうです!
今回の支援いただいた資金で、その辺りをもっと突き詰めていきたいですね!
「え、いやまって、もっといいアイディアあるんだけど!!」という方は、ぜひ2月の3連休に作りにきて、あーだこーだと一緒に作って遊びましょう!
「え、いやまって、もう実験したりしてるの!?俺も私もやりたいんだけど!!」という方は、24時間365日来訪オッケーなあの村へ、ぜひ体験入村しに来てください!
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