こんばんは!村長の堀元です!
「常軌を逸した企画」ってあると思うんですけど、実はあの村のオープン直前にも一度やってるんですよ。
それが、【食材持ち込み禁止!】その辺の草とかだけを食べて生き残る3日間という企画です。
あの村は完全な山奥で、食べ物を入手する場所もないんですけど、まあ野草とか食って生き残ってみようと思いました。ここで笑い取った方がその後につながるかなと思ったからです。
そして初日夕方、結果はこうでした。
皿に盛り付けられると、一瞬「あれ?ちゃんとした食事かな?」ってなりますよね。人間の脳って不思議なものです。
皿に盛り付けられたものを一つずつ紹介していきましょう。
まず、右の緑のやつ、オオバコです。非常にポピュラーな雑草で、都内の公園とかにもよく生えています。
もう一度言います。こんな山奥でわざわざ挑戦しているのに、都内にもある雑草を採りました。
なぜなら、オオバコはそれなりに美味しく、量がたくさんあり、見分けが簡単という強い特徴を持っていたからです。
そして、挑戦したのが夏だったのであまりメジャーな野草がなく、知識の乏しい僕たちはオオバコに頼ってしまいました。
オオバコは、生でも食べられます。
クセがなく、サラダ菜みたいな感じでガンガンいけちゃいます。
僕たちもこの挑戦をしたときに初めて食べたのですが、「美味しいから、ホームレスになったらオオバコを食べればいいね」という話をしました。
皆さんも是非おぼえておいてください。ホームレスになったらオオバコを食べましょう。
続いて左下。こちらは「サワガニ・ヤゴ・カタツムリ」をそれぞれ素揚げしたものです。
サワガニとヤゴはあの村の中の沢にいました。カタツムリに至ってはどこにでもいます。
サワガニについては、マジで美味いです。
こんなに小さいのにちゃんと身が入っていて、「あっ!カニ食ってる!」感があります。
あと、カタツムリも意外に美味い。殻ごといけちゃいますが、中にエスカルゴみたいな感触があって、非常に楽しい。楽しい食べ物です。
ヤゴは、あんまり味がありませんでした。無を食べてる感じ。ダメだあいつら。所詮虫だよあいつら。
しかし貴重なタンパク源なので、しっかり頂きました。
最後にこちら。
こちらは、「ギリギリ食えそうなサイズで残っていたタケノコとフキの煮物」です。
食べ物を探している途中、僕らはある問題に直面しました。
それは、「タケノコはどこまでタケノコで、どこから竹なのか問題」です。
チャレンジした7月頭、まだギリギリタケノコっぽいもの(ほぼ竹)があったのです。
これを食べようと頑張ってみました。しっかり煮込めば大丈夫だろうと。
結果、タケノコの気持ちいいシャキッとした食感ではなく、噛み切るときに「グリっ」という異常な弾力を感じながら食べることになりました。
美味しくはなかったですが、ギリギリ食べられることに感動して、「食える!!」と全部食べました。
まとめ
はい、ということで、素人が山奥でその辺のものを食べて頑張ろうとしてもロクな結果にならないということが、お分かり頂けたでしょうか。
ちなみにこの企画は3日間の予定でしたが、2日目に僕が体調をめっちゃ崩して途中終了することになりました。何から何まで敗北感でいっぱいだ!!
しかし、個人的には目のつけどころは面白かったと思っている企画です。
美味しい野草がいっぱいある春に、専門家監修のもとでもう一回やりたいですね。
今日はうっかり皆さんを引かせてしまいそうなワイルド系の活動報告を書いてしまいましたが、こんなワイルドな挑戦もできるのがあの村ですよ、ということで、締めくくらせて頂こうと思います。
ワイルドな挑戦がしたいあなたも、是非ご支援をご検討ください!