前回の続き、キハ531にまつわるエピソードの続きです。
2001(平成13)年に解体されたキハ531ですが、現在も走っているキハ532にその面影を見ることができます。なぜ似ているのか。それは、両車両の車体更新を大栄車両が請け負っていたためです。キハ532は1981(昭和56)年12月に車体を新製しています。キハ531の車体更新4年後にあたります。
大栄車両は京成電鉄との関連が深く、京成の工場内に事業所を持ち、同社車両の整備、保全工事、改造を請け負っていました。ただし、京成電鉄との資本関係は一切なかったとのこと。かつては鉄道車両の整備、改造を本業としており、主に京成電鉄グループの車両を扱っていたことから、京成グループである関東鉄道の車体更新を請け負っていたのでしょう。なお、2001(平成13)年に鉄道車両事業から撤退しました。(参考『ウィキペディア(Wikipedia)』)
前回予告した生徒が描いたイラストが今回紹介する画像です。つい文章に熱が入ってしまい…イラストを描く理由を明らかにする紙面が無くなってしまいました(笑)。
次回に持ち越します。(小野)