今回は、地元の利(?)を生かして撮影した関東鉄道竜ヶ崎線(通称「竜鉄」)にまつわるエピソードをご紹介いたします。
私が通っていた撮影ポイントは、竜ヶ崎駅構内と車庫が見渡せる歩道橋でした。車両の真上での撮影になるので、身を乗り出しての撮影をせず、歩道スペースの中央での撮影を心がけていました。この歩道橋は、関東鉄道竜ヶ崎線の終点「竜ヶ崎」駅の駅前に立地する、複合ショッピングセンター「竜ヶ崎ショッピングセンター リブラ」と、線路を挟んだ側とをつなぐ連絡通路として造られました。マイカルが関係するアイエフ竜ケ崎が入っていて、地上2階の建物内に軒を並べる専門店は、全盛期には40店を超えていたとのこと。ミニシアターの映画館もありました。1990年代初めに教員となった私も、通称「アイエフ」のかつての賑わいを知っています。ところが、マイカルが事実上倒産。2011年3月にイオンに吸収、アイエフが撤退してすっかり寂れた感じになってしまいました。店舗の一つに古本屋があり、ふと思い立って閉店前に数度通いました。そして…、2020(令和2)年1月31日に閉店しました。最後に残ったテナントは4店でした。
さて、話題とした歩道橋ですが、学校が振替日の2月24日に登校時間のみ2両となる車両の撮影に出向きました。その時の画像が1枚目です。ところが、2月26日に再度訪れたところ、「危険 通行 禁止」の表示が掲げられました(2枚目の画像です)。老朽化が激しかったので致し方ないところです。今となっては、「まぼろしの撮影スポット」になってしましました。
そこで…、この続きは次回にします。(小野)