皆様。まなびやマニー(今西穂高)です。お元気でいらっしゃいますか?暑い日がまだ続いていますが時折秋の気配を夜には感じられるようになりました。7月に始まった久慈市の海女の素潜り実演も9月末で終了します。この夏はまだ久慈を訪れたことがない友人を誘って「あまちゃん」の追体験を楽しんで貰う私的あまちゃんツアーなどで2回訪問しました。 CAMPFIREで皆様から頂いたご支援額が総額7,915,055円で終了したのが2年前の9月10日でした。目標額666万円を達成できたのが締め切り5日前!あの頃は本当に毎日がドキドキでした。もう二年前になるのか、としみじみしています。皆様からの支援金はこれまで大切に使わせて頂いてきましたがここに決算報告を致します。三陸元気!GoGo号実行委員会の内部で収支内容を確認しました。 株式会社CAMPFIREから委員会に支払われたのは支援額7,915,055円から手数料等を差し引いた6,414,939円でした。それを原資としてラッピング製作、リターン品の仕入れや発送、1年間のラッピング広告費用などを支払い、現在残高は278,299円です。 2022年 2023年 2024年収入合計 6,414,939 322,539 69,000 仕入れ(リターン品製作など) 51,726 1,337,525 0外注費(ラッピング製作など) 0 2,276,480 157,061荷造運賃(リターン品発送など) 18,020 296,886 2,650消耗品(梱包材料など) 10,731 46,177 2,392交際費(関係者の飲食など) 0 50,170 4,500広告費(ラッピング掲示など) 250,326 1,650,000 36,857旅費交通費(関係者交通費など) 0 269,940 66,738支出合計 330,803 5,927,178 270,198収入-支出 6,084,136 (5,604,639)(201,198)前年繰越額 0 6,084,136 479,497プロジェクト残額 0 479,497 278,299 なお交際費の使途は久慈駅での出発式、島越駅でのパネル除幕式に無償でご参加・ご協力頂いた関係者への昼食や飲み物供与などです。旅費交通費は同様に出発式、パネル除幕式用の列車貸切費、一部関係者の送迎バスや旅費宿泊費などです。また2024年の外注費は島越駅に設置したパネルの製作費です。私及び委員の事前調査や準備も含め出発式、パネル贈呈式参加のための委員の交通費・宿泊費は含んでおらず各自が負担しました。同じく2024年の広告費はのんさんの伊丹十三賞受賞と三陸鉄道開業40周年へのお祝いメッセージを三陸のタウン誌DANASSに掲載した費用などです。2024年の収入69,000円はパネル除幕式にご参加頂いた方の参加費です。 三陸鉄道株式会社との契約は2024年3月末で終了しており、現在GoGo号は三陸鉄道様のご厚意にて製作時点の姿のまま運用して頂いておりますが委員会からはGoGo号をいつまでご覧頂くことができるかのお約束はできないこと、どうかご了解ください。 さてご支援者の中にはすでにご存じの方もおられるかと思いますが、先月8月12日の台風5号の豪雨により宮古より北の一部区間が不通となり、復旧の予定が見えていない状況です。三陸鉄道では復旧工事を進める上で一般の方からの8月29日からネット募金を始めており、9月20日現在で約111万円集まっています。令和6年台風5号により被災した三陸鉄道への支援募金 すでに個人的にネット募金で支援をされた方もおられると思いますが、上記の残金の使途を委員会で検討していた中で、鉄道復旧の費用に充てて貰おうという意見が多く出ました。皆様から頂いた大切なお金の使い方としては最も適切ではないかと考えております。CAMPFIREのご担当者にもこの意向について了承を頂いています。 因みに災害が発生した8月12日、GoGo号はたまたま宮古以南にいたので現在は宮古駅~盛駅間の通常の運行で使用されています。生まれ故郷の久慈にいつ帰れるかはわかりません。工事が完了し、GoGo号が一日でも早く久慈駅に戻れるようになって欲しいと願っています。 この寄付はご支援を頂いていた皆様にもお知らせをした上で実施したいと思っております。本件についてご意見のある方は、大変勝手ではございますが、9月30日までに本メッセージへの返信機能を使ってお返事くださるようお願い致します。ご異論がない場合には提案をご了解頂いたものと判断させて頂きます。 9月8日に久慈から車で南下し宮古駅に停車しているGoGo号を撮影してきました。 今週から久慈市では秋祭りが始まりました。戻れないGoGo号、こころなしか寂しそうに見えます。どうかご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 以上
皆様。まなびやマニー(今西穂高)です。お元気でいらっしゃいますか?前回の報告から二か月ほど経ちました。今週はのんさんが「伊丹十三賞」というとても素晴らしい賞を受賞する、とのニュースでのんさんファン皆、お祝いのメッセージをのんさんに向けていましたね。受賞の理由もファンには納得の説明でした。良かったら下記ご覧ください。のんが「第16回 伊丹十三賞」を受賞 さて今日は先週都内で行ったのんさんファンの懇親会について報告します。4月21日に久慈駅から島越駅まで「三陸元気!GoGo号1周年イベント」と名付けて貸切りで往復しましたが、あの日にご乗車頂いた方にお声がけして、都内のジャズ喫茶で懇親会を開きました。ちょうど3か月後の7月21日でした。ご店主の白澤さんはのんさんとあまちゃんのファンで、お店のお客さんを誘って久慈へツアーする程の方です。その白澤さんから、日曜日(定休日)にのんさんの曲を聴く会をしてみたいとの相談を受け催行したのがこの「のんサンデー」です。参加したのは10名の関東圏ののんさんファン。全員のッカーズでした。 白澤さんと奥様の手作り料理を頂きながら3時間、のんさんについてとても楽しく語りあいました。その後「山の上ホテル」まで歩いて12月に公開予定ののんさんの「私にふさわしいホテル」のロケ地見学(改築工事で入れませんが)。2次会はJoySoundシステムのあるカラオケ店でのんちゃん縛りのカラオケ大会で盛り上がりました。YouTubeでその日の映像を作成しましたのでご興味ある方はどうぞご覧ください。 尚、現在三陸元気!GoGo号は運行時間を固定せずに走っています。車両をローテションする通常の運用に入ったようです。いつどこを走るのかは三陸鉄道さんに2,3日前に電話をすれば教えて頂けるようです。163Kmの長い区間、もしも偶然会えたらあのドクターイエローのように幸せ(元気?)になれるかも、です。のんサンデー2024.07.21
皆様。まなびやマニー(今西穂高)です。GoGo号1周年イベント第3弾、戻り列車の様子を報告致します。 帰りの車内ではゆままま♪さんが、のんさんの「(車内)広告みたい!」とのコメント(のんさんの「のんやろが!」に収録。3分10秒辺り)にも触れ、内装への熱い思いを語りました。ラッピングは当初 外側だけの予定だったのですが、三鉄様から「内装もどうぞ」との提案を頂きありがたく受けました。Youtubeのんやろが!「みなさんのおかげであまちゃん復活!」 GoGo号の中はまるで美術館。隅から隅までのん絵、あま絵に囲まれて「のんさんと一緒に走っている感」に満たされます。のんさんにサインも頂きました。ゆままま♪さんはご支援者に向けて話しながら涙声になっておられました。きっと色々な事を思い出されたのですね。 シロさんからは、二人ともMacをあまりに酷使しすぎてフリーズした!という話も出て、まさに「おらたち、熱いよね!」でした。ゆままま♪さんの内装説明 続いて三陸ジオパーク認定ガイドの松下竜之介さんから三陸の美しい風景や自然の魅力について語って頂きました。松下さんにはクラウドファンディングの立ち上げ直後、宮古市役所やジオパーク推進協議会に引き合わせて頂くなど大変お世話になりました。最近は市内の宿泊施設(*)を再オープン、三鉄様の「トレイン&トレイル」イベントでガイドもされています。何年か前に首都圏から移住され宮古市の「移住コーディネーター」も兼務。多忙な毎日を送る傍ら「みちのく潮風トレイル」約1,000Kmを二度も歩いた超人!です。(私も数年前から歩いていますが、まだ全長の3分の1程度です)松下竜之介さん*ゲストハウス3710(ミナト)のサイトへ さらに「あまちゃん」に因んだ品々が当たる抽選会も開催。久慈市の「呉服えんどう」様からは小久慈焼きのコーヒーカップを頂き、注目を集めました。このカップ、実は小道具として喫茶リアスのシーンに登場したのと同じデザインとのこと。加えて海女の絣半纏の生地をアクセントにしたポーチも頂いており、抽選会は大盛り上がりでした。遠藤様、ありがとうございました。 その他、シロさんゆままま♪さんお二人のサイン入りあま絵イラスト(限定3枚)、やすいさん(震災直後から仕事で三陸復興に関わった方)からのGMT5のTシャツ、ゆままま♪さんによるGoGo号試作Tシャツなどなど、もれなく皆様が景品を手にされました。景品です 参加者の交流タイムではフリーペーパー(のんさんが載っているものは何でも集めるこのファン心理、わかります。)の交換会もありました。中には地域限定版の希少品も含めたコレクションをスーツケースで持ち込まれた太っ腹な方も!どんだけ熱いの!?と委員もびっくりでした。壮観! のんさんのファンには恥ずかしがり屋さんが多く(私も初めはそうでした)特に顔を見せての会話は恥ずかしいものですが、皆さんお互いに自己紹介され、打ち解けていく様子を見て「おら、友だちができた!」作戦は成功!と思いました。近くは岩手県内から(ご夫婦での参加も)、遠方は関西から、とても楽しい皆さんとの、あっという間の3時間でした。私達委員もお弁当に手をつけるのを忘れるほど会話を楽しませて頂きました。寄せ書きゆままま♪さんのアキちゃん似顔入り抽選券(右上。手描きです!)(最後に) 私は今では職場や友人にのんさんの大ファン、と公言するようになりました。東北を第二の故郷と言い度々訪問するのんさん。才能溢れるのんさんをもっと多くの人に知って貰いたい、私ものんさんのように行動したい、との思いが高まってのカミングアウトでした。 私の年齢をご存じの方もいると思いますが、「年齢を訊かない言わない。歳のせいにしない。『いい歳をして』と言われても恥ずかしくなんかない!」が私の信条です。皆さんも周りにカミングアウトしませんか?きっと良いことが起きますよ~。 さてGoGo号の今後ですが、イベントの翌日、三陸鉄道の車両統括のシニアマネージャー大在家辰也様にお会いしました。GoGo号は8年に一度の分解検査で3か月ほど車庫入りするとの事。検修庫の中を覗くと既に台車を外されたGoGo号が。エンジンまで分解するそうです。 イベント終了まで検査を待っていて下さって、ありがとうございます。検査が終わるのは7月中旬から下旬頃とのことです。石川社長様からは、検査終了後もラッピングは剥がさずに走らせたい、とのお話を頂いています。今年の夏の、ウニと海女の素潜りの季節には再び元気に走るはず!(4月22日宮古の検修庫にて) 下記はイベント終了後のGoGo号見送り(宮古駅へ回送)の動画です。動画:GoGo号見送り(4月21日) 実行委員会は、今後もCAMPFIREやX(旧Twitter)などの公式アカウントで逐次報告を続けます。いつまで?GoGo号が走りつづける限り!(と思っています) 最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様。まなびやマニー(今西穂高)です。前回の活動報告の続き、島越駅での三陸元気!GoGo号パネル除幕式をお届けします。 久慈駅を出発したGoGo号は13:50に島越駅に到着。降りるとホームには田野畑村の佐々木村長、三陸鉄道の石川社長がにこやかに立っておられました。来賓によるお出迎えに参加の皆さんも委員もびっくりしました。工藤MCと私は除幕式の準備に、他の委員は皆様を喫茶室へとご案内。島越駅の喫茶室は高い窓から外光が差し込み、明るくてとてもおしゃれです。赤レンガに洋風の窓枠の駅舎はミニ東京駅か、或いは森の中に突然現れた可愛い洋館のようでした。駅舎中央のドームは旧駅のイメージを引き継いでおり、駅ホール内の螺旋階段で二階に上がることが出来ます。ドームの窓はやや高い位置にあり、田野畑村職員の吉田さんによると大人の身長が必要かもとのこと。島越駅外観旧島越駅(キーホルダー。駅で買えます) 「プロジェクトX」では島越駅も紹介されていましたが、東日本大震災のあの日、駅も線路も橋脚も全て流されました。ホームへ登る階段の土台だけは残り、震災遺構になっています(当時は線路の東側、海側でした)。駅に来られる方は是非ご覧になってください(島越ふれあい公園*)。公園には津波にも耐えた宮沢賢治の碑も残っています。駅の別名、「カルボナード」は宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」に出てくる火山島にちなんだとの事。そういえばのんさん、先日の東北ユースオーケストラの演奏会で宮沢賢治の詩を朗読されましたね。*現在は駅近くの橋を架け直していて2025年の春までは徒歩だと20分位遠回りとなるそうです。(本来なら5分位です)新駅の記事(YahooNews) 話しを戻します。喫茶室では濃厚で美味しい「たのはた飲むヨーグルト」のお振舞いがありました。以前この近くをトレイルウォークした時に初めて飲んで、とても美味しかったので是非皆さんにも!と思い田野畑村さんにご準備頂きました。(吉田さん、ありがとうございました) お振舞いのあと皆さん展示室に入られ、工藤MCにより除幕式が案内されました。佐々木村長、石川社長そして開業以来40年、勤務しておられる島越駅長の早野様による除幕式を執り行いました。除幕式は純白の幕が通例ですが、委員会の発案で紅白幕を使いました(三鉄様、ありがとうございます。)。皆さんの「一、二、三、四、Go Go Go!」の掛け声で無事幕が落ち、同時に歓声が。よかった~。リハーサルもしていたのですが、きれいに落ちるかなと本番はドキドキでした。下記の動画をご覧ください。 除幕の動画(YouTube)その後皆さんで記念撮影。佐々木村長、石川社長、早野駅長、マニー参加者の皆様と(1)参加者の皆様と(2)ゆままま♪、シロ、工藤、ぽぴたけ、マニー(赤ポチさんご欠席で残念!) 最後は駅長の早野様から震災当時の体験を伺いました。旧駅を見下ろすホームの脇で、当時の写真とともに拝聴。被災の地を自分の足で訪れ、語りを聞く震災学習の大切さを改めて感じました。早野様ありがとうございました。(帰路編に続く)早野様、吉田様【追記】除幕式のご挨拶文(今西穂高) 佐々木村長、石川社長、本日はお忙しい中おいで頂きありがとうございます。そして今日のイベントに遠くから来てくださいました皆様、本当にありがとうございます。 昨年の4月、ここにおられる皆様含め、多くの方のご支援で「三陸元気!GoGo号」が走り始めました。この1年、皆様にGoGo号は可愛がられました。私たち委員6人は全員、東北の外に住んでいますが、「岩手から元気を全国へ!」という思いがかたちになった、と喜んでいます。 出発式の日にのんさんが列車をご覧になって大変喜んで下さった事も忘れられません。ご参加の皆さんも今もNHKの朝ドラ「あまちゃん」の、そしてヒロインののんさんの大ファンだと思います。ドラマの中で忘れられないのは島越で撮影されたシーンです。私の中では東日本大震災の記憶と、あのシーンとが強く結びついています。私はみちのく潮風トレイルを歩くので、島越駅にも何度か来ていますが、見るたびにこんなに美しい駅なのに、なんだか寂しい気持ちになるな、と思っていました。 GoGo号製作後に若干残った支援金、その価値のある使いみちは?と委員皆で考えていました。3月まで土日は定時運行でしたが、これからは163キロの線路のどこを、いつ走っているのか、わからなくなるかも、との心配もあり、「そうだ、島越に大型パネルを設置しよう!ここにくればいつでもGoGo号に会える、そうなって欲しい。」と考えました。 このパネルが三陸鉄道様、田野畑村様のご発展にわずかでも寄与できることを願っております。本日はありがとうございました。以上
皆様。まなびやマニー(今西穂高)です。三陸元気!GoGo号の1周年イベントが無事終了しましたので報告させていただきます。長くなるので、行きと帰り、そして島越駅の3つに分けて報告します。4月21日12時55分、CAMPFIREでのご支援者及び実行委員計23名がGoGo号で発車。三陸鉄道様からは金野本部長、橋上部長がゲストとしてご乗車。運転して頂くのは社内で1,2位を競うのんさんファンという米田運転士(3月に運転士になられたばかり)とこれ以上は望めない「あまちゃんシフト」でした。米田運転士とぽぴたけ委員 イベント列車としてお借りしたGoGo号、行き先表示は「団体」と表示されていました。それだけでもう「あまちゃん」ファンはアキ・ユイが潮騒のメモリーズでお座敷列車に乗るシーンを思い出します。ところでこの行き先表示、車庫を出る時は「貸切」だったのですが、いつの間にか「団体」に。後で米田運転士に聞いた話では、金野本部長がこの表示を見て即座に「団体。」とつぶやき、米田さんが急いで変更したのだとか。3月に運転士デビューしたばかりの米田さん、金野本部長同乗での運転は初めてのことで「緊張しました!」との事でした。記念乗車券(ゆままま♪委員のデザイン) 久慈駅の乗車受付で皆さんに記念乗車券をお渡しすると、金野本部長が改札鋏で一人ひとり、切符に入鋏下さいました!今ではめったにお目にかかれない切符を切るというパフォーマンスが目の前で!前夜の4月20日、多くの参加者がNHKのプロジェクトX「約束の春 〜三陸鉄道 復旧への苦闘〜」を視聴していたので、「目の前で金野さんが!自ら鋏で!」と興奮気味でした。アキちゃんユイちゃんのお座敷列車 のシーンを再現して「出発進行~!」を全員で唱和するとGoGo号は走り出しました。ホームでは畑田駅長さんと社員のお二人が伝統の大漁旗にお見送り頂きました。ありがとうございました。記念乗車券に入鋏 MCは自ら役を買って出た工藤委員が滑らかな口調で車内イベントを進行させました。工藤さんの本業は謎なのですが、もしかして司会業?と思ったほどです。車内ではまずシロ委員がGoGo号の外装コンセプトや巨大な泳ぐアキちゃんを山側に描いたのかのはなぜか、を詳しく説明、ピンクと水色のリボン・ストライプが実は三鉄トリコロールカラーへのオマージュであることなど、シロさんのラッピングへの深い思いが伝わりました。工藤委員・シロ委員 近くで見るとわかるのですが、車体には電光掲示器やドアなどの凹凸があり、そこを避けながらイラストを配置しています。支援者から頂いた17点を含め総点数160点のイラスト を一つずつ、屋根の縁ぎりぎりまでラッピングしたのは国内でも稀でしょう。ご支援時にイラストを提供して下さった方もお二人、同乗しておられたのも嬉しいことでした。金野本部長・橋上部長 次いで「あまちゃん」撮影時の秘話を金野様、橋上様から披露して頂きました。大沢橋梁の上で列車を止めて、夏ばっぱが大漁旗を振るシーンについて写真を掲げながら解説して頂くなど意外なエピソードも含め20分位語って頂きました。(すみません、お二人のトークは三鉄さんの無形遺産なので詳細は掲載致しません。将来あまちゃんイベントにお二人が参加したら聞けるチャンスありです。その時はぜひいらして下さい。) イベント列車では特別なダイヤを作成します。私達があまちゃんの大ファンであることをご存じの運行本部さんは堀内駅に数分停車するダイヤで、山側の「あま絵」も撮影できる時間を作って頂きました。(久慈駅では常に「のん絵」がホーム側になります) 真っ青な空と紺色の海が背景になって、シロさんの意図通り、巨大なアキちゃんが三陸の空を泳いでいるようでした。北三陸の「袖ヶ浜」駅の看板と記念撮影する方、大漁旗を持ち出す方もいて、そこはもうドラマとリアルが交差する、「不思議の国の北リアス」でした。(島越編に続く)



