ハウルさんが撮ったパンジー。可憐なのに寒さに強い花ですよね、オババみたい?(^_^;)
昨夜、横浜の従妹から電話がありました。私より二つ年下でおっとりした性格で、そして私よりちょっぴり美人(@_@)
でも、彼女の声は暗く、今にも泣きだしそう。「どうしたの~?」と私。「だってね、最近主人が認知症気味な上に病弱になって、前立腺肥大の手術をしたり大変なのよ。」「ふーん、それで?」
「病院を抜け出して帰ってきちゃったり、夜中に出かけて徘徊したり、午前3時頃お風呂に入っていたり・・」私は振り回されていつもハラハラ、血圧は上がるし、私も病気になっちゃうかも」「でも、ちゃんと家に帰ってくるんでしょ?」「うん」
「昨日もね、夜中にお風呂に入ってるから、危ないと思ってすぐお湯抜いちゃったら、ぐたっとして持ち上げられなくて、救急車をお願いしたんだけど、お風呂から出すだけでは出動できないって言うのよ」彼女にはもう一人引きこもりの男の子がいるのだけれど、その子と二人がかりでも引き上げられなかったそうな(◎_◎;)
「それでも何とかお願いしてきてもらってやっとお風呂から出せたんだけど、救急隊にお礼を持って行っても絶対受け取ってくれないのよ」
あれ?ヘンな話だな、瞬間的に思った。彼女の旦那は少々認知気味でも、病気でも病院から帰って来れるし1時間徘徊してもちゃんと家に帰ってくるのだから体力はあるはず。
モンスターオババは少々乱暴だから、「溺れてもいないのにお湯抜いちゃったり、心配して騒ぐからしらばっくれてるんだよ。お風呂に入った途端に騒ぎ立てないで、陰でそっと覗いていて、溺れたなと思ったら、助けにはいればいいんよ!そんなにすぐに人は溺れないし、多分誰も来てくれない状況で溺れたら、苦しいからすぐお風呂から自分で飛び出すわよ!」と、宣言。
「えー、そんな!なんかあったら困る」すごいことを言ってしまったので彼女は怒ってしまったみたい(;´Д`)
でも先ほど電話があった。「さえちゃんの言う通りだった!」と仰る!(^^)!
いつもは徘徊の度に心配でついて歩いていたが、自分が「具合が悪くて一緒に行けない」と言ってこっそりあとをつけたら、いつもの倍くらいの速度で歩いているんですって(^^;)しかも入浴後の身支度も、いつもはデーンと立ったまま着せてくれるのを待っているのに、着せてもらえないと思ったらちゃんと一人で来たそうな。
やっぱり!彼女の過保護が、彼女自身を追い詰めていたのだ(^O^)/
従妹は昨夜とは違い、いつもの明るい声。彼女が元気でないと介護される側も困る。介護生活でも必ず自分が活き活きする方法を考えて夫婦ともに長生きすることが大切だね(^_-)-☆