夕方、痩せ気味の中年のご婦人が入ってこられた。買い物か？と思ったら、「マッチありますか？」と仰る。そのときデジャブのようにパッと頭にひらめいた。アッ(@_@)、この女性以前にも「マッチありますか？」と、入ってこられたことがある。（タバコでも吸うのに必要なのか？）と思ったけど、その時は店にはマッチが無かったので、「ありません」と答えた。女性はいかにも困った風で、「仏壇にお線香を供えるのに、火がつけられないんですよ。じゃあ近くで探してみます」と言いながらお店を出て行かれた。（あの人だ！）また同じ理由。「仏壇にお線香を供えたいんだけどマッチが無くて・・。この頃はガスのもあるけど私はつけることが出来なくて・・」と仰る。「ありますよ！」実はこんなこともあろうかと机の奥にマッチを常備していたのだ(*‘∀‘)「わあ良かった良かった、おいくら？」「いいですよ、どうぞお持ちください」と私。「いやいや申し訳ないから、お煎餅買いますよ。」「いやいや結構ですよ」と私が言っているのに、「自宅で食べるから」とお煎餅を一袋レジに持ってこられた。ところが、すぐそれを元に戻し上の進物箱をお買い上げ。あの、「自宅ならバラの方が・・」と言いかけたけどやめた。通じないような気がしたのと欲かな(◎_◎;)「細かいのは無くて、これ一枚しかないの。」お買い上げの間に聞いたことは‥「仏壇のガス点火器も使えないし、この頃はガス台の点火装置も壊れてしまって、マッチがないとつかないの・・」「はあ・・」お客様はお礼を言いながら暗い夜道を帰られたが、少し心配になった( ﾟДﾟ)デジャブのように同じことを繰り返している。家にはマッチがない。ガスもつけられない・・マッチが欲しくてたまらない・・・はあ？もしかして家人が火を使わせないようにしているお方？まさか、夜の町でマッチを求めて徘徊していた？イヤイヤイヤ、そんなこと、ありえないでしょ(;´Д｀)でも、なんだか話のつじつまが合わなかったよなあ・・お客様をこんな風に思うなんて失礼極まりないよね( ｀ー´)ノ妄想は止めよう(^^♪と、思ったけど、ちょっと心配なお客様でした～今日も暖かい応援ありがとうございました<m(__)m>また、あしたね♡
