昨日母方の叔父の話をしたら、今日は母方の叔母の話を思い出しました(^^)/叔母は母の末の妹で、母と11歳、姪の私とも11歳違いなので、3人集まるとまるで姉妹のようで賑やか。3人での旅などもしました。
母が、「早世した弟のことを聞きたい」と言って青森の恐山の「いたこ」に会いに行ったこともあります。青森に嫁いでいた叔母が有名な「いたこ」(死者の言葉を伝える盲目の女性)のところに連れて行ってくれました。そのテントの前には長蛇の列。母とは違い半信半疑だった私は待っている間に、こっそりいたこのテントの後ろに回って、他の人が相談しているのを聞いちゃいました(;´∀`)
青森弁の聞き取りが難しかったけど、私は興味津々。そこでは、女の人が亡くなったご主人に話を聞いていました。「お前はお喋りだから、あちこち近所に喋りまくるでない」、とか「遺した掛け軸はどこそこにあるとか」本当のようなことを言っていました(@_@)
ひとりひとりそのような死者の言葉を聞いているので、体の弱かった母は具合が悪くなり(今思えば熱中症?だったのかも)列を離れてしまい、とうとう「いたこ」の言葉は聞くことが出来ずじまい。
私と叔母は性格が似ているからか、「きっとハジちゃん(肇、弟の名前)が話したくなかったんだよ」で一件落着。ホントに話せたら怖いし、ちょっと残念でしたが、これで良かったのかもね(;^ω^)
その後叔母も重い病気に罹り、家族が居なかったために、実家の近くの病院に移り、身軽だった私が看病することに。でも、自分の仲間との旅行には行きたくて心を残しながらも、行ってしまったわけです。
帰ってきたら叔母はもっと重篤な状態で、私を待っていてくれました。唇が渇いているので売店でメロンジュースを買ってきて、ストローをスポイトのように使ってジュースを唇に垂らしてあげました。
すると、口のきけない状態だった叔母が大きな声で「もっと、ください!」と言ったのです。それから数時間して、叔母は静かに逝ってしまいました(~_~;)
叔母の大好きな花はコスモス。コスモスが咲くたびに叔母を思い出します_(._.)_
今日も応援ありがとうございました<m(__)m>あと数日、とりとめのない話ばかりですがどうぞお付き合いくださいね♡