改めてISO9001のすばらしさに気づきました。
ISO9000の認証を取得している組織は多いと思われます。しかし、「ホントに効果があるの?」とか、「ISO9000認証を取得しても品質は良くならないのでは?」という声をよく聞きます。
わたくしはJRCA ISO9000審査員であるためQMSを推しているのではなく、組織にとって真に価値があると思っています。というより確信を持っています。
古い組織は、”役職者=力量を備えている”と無意識に自分に言い聞かせているかと思われます。
こいつ、他の部署から来たばかりなのに、俺らの仕事のことなんか少しもわかっていないくせして・・・・。
そうなんです。
”役職者≠力量を備えている”なのです。
ISO9001要求事項の第7章 力量では、組織の力量を明確にすることが要求されています。
役職者だから、その業務の力量を備えているわけではないのです。
たったこれだけでのことですが、組織の長が変わると品質が悪くなる要因のひとつに
力量を理解できていない組織が今でも存在していることが問題なのです。




