春先の新潟県人の定番のひと言といえば
タイヤ換えた?
わりと良く聴くフレーズです。
農家にもその時期、時期に合わせて定番の挨拶後のひと言があります。
その例がこちら
桃、梨などの花の開花前
花取りいつする?
これは受粉作業前に花粉を採る作業をするタイミングをはかる時に使う言葉でこのタイミングが合わないと花粉の採取量が足りなくなる。
開花後
おーい、いつ花粉つける?
もしくは
花粉つけしたか?
何回つけた?
など
これは受粉作業をするタイミングの時に使うフレーズです。受粉のタイミングが合わないと果実の形が悪かったり最悪、木に全く実が着果しない状況になります。
果樹を栽培する上でとても重要な作業になります。
このようにその時期に合ったフレーズが複数存在してます。
私の就農のキッカケが父の他界により脱サラし就農。その数年後、私に栽培の知恵を教えてくれていたひとりである母も他界してしまったため、
その土地の気候に合わせた長年の勘が必要な作業に関しては苦労しました。
その中でも長年の経験や勘も必要な重要な作業が受粉作業です。
その年の気候によっては受粉作業のできるタイミングがわずかな時間しか無い年もあるのでこの見極めはとても重要です。
就農してから今日までこのやり取りに何度も助けてもらいました。
今の時期だと
田植え終わったか?
田植えいつまでかかる?
などですかね!
このような日常の声掛けや情報交換で地域の農家のみなさん全体で品質の向上、収量の確保に一生懸命に取り組んでいます。
みなさんの日常でも挨拶後の定番のようなひと言はありますか?