はじめまして! たてしなップルワイナリーの武者、そして市川です。 突然ですが、シードルってご存知ですか?シードルは、りんごの絞り汁を使って醸造されたか発泡酒のこと。わかりやすくいうと、りんごで作ったスパークリングワインのことです。11世紀くらいにフランスのノルマンディ地方で生まれ、その後、イギリス、ロシアなどのヨーロッパ、オーストラリアやカナダでも飲まれるようになった果実酒なんです。
たてしなップルワイナリーでは、シードル発祥の地・フランスで伝統的に造られているビン内二次醗酵方式(シャンパーニュ製法)と同じ方法で醸造しています。 シードルの味の決めてとなるりんごには、りんごの特産地として有名な長野県。さらにその中でも高品質のりんごが採れる立科町産の完熟りんごを原料とすることで、本格的なシードルを提供しているんですよ。
たてしなップルワイナリーのシードル“スペシャリテ”は、有名なソムリエにも評価をいただき、世界中からも注目を浴びているんです。
●一般的に、商品加工に使う原料のりんごは傷んだ物などを使用する事が多いのですが、たてしなップルワイナリーのシードルには、厳選した完熟りんごを使用しています。このシードル用に特別撰果した品種「サンふじ」は糖度18度超の完熟りんごばかり。糖度のほとんどをアルコール化するため(糖度のおよそ1/2がアルコール度数になるので、糖度18度の場合アルコール度数は甘口で約8%、ドライで約9%)たてしなップルワイナリーのシードルは、補糖をせずにりんごの甘さだけでフルーティーで芳醇なシードルを醸造します。
●無袋りんごを使用しています。 太陽の光をさんさんと浴びた立科のりんごは、蜜はたっぷり。りんごは重く、糖度は18度以上。それまでは、他の農家さんと同じように、有袋りんごで栽培していましたが、ある時に、袋のついていないりんごだけに鳥が群がり、ついばんでいる様子を発見。実際に自分で食べてみたところ、今までにない美味しさに驚きました。以来、有袋りんごをやめて無袋りんごを推奨するようになりました。
●スパークリングワインの本場シャンパーニュ地方で行われている瓶内二次発酵方式を採用しています。 完熟りんごを洗浄、破砕、イースト投入、一次発酵、澱引き、調合、瓶詰、二次発酵、熟成後、出荷となります。デゴジュルマンという澱を除くことは行いません。 一次発酵させた澱のみを沈殿させ作業を行います。本来の芳醇なりんご香や爽やかな喉越しを体感することができる、優れた製法です。高級シャンパンもこの製法をとっているんですよ。
●無添加です 「良いものを誠実に届けたい」という思いで濃縮還元果汁や亜硫酸塩(酸化防止剤)、補酸、炭酸充填など、一切使用していません。
長野県を代表する有数のりんごの産地立科町は、標高700mで1日の寒暖差が10℃を超え、粘土質の畑は南傾斜で日当りも良く、年中の降雨量も1000mm以下と寡雨の町で日照時間も長く果樹(特にりんご)栽培には優数の条件を満たしていると言われています。
その適地立科町のリンゴの里では、樹間に芝を植え除草剤を使わず、腐葉土を食すドバミミズが生息する環境づくりを行っています。農薬も極力少なく節約農法を行っています。だから、とってもおいしいりんごが穫れるのです。
シャンパーニュと同じ製法・瓶内二次醗酵方式を採用して作られるシードル。無補酸、亜硫酸塩無添加のシードルが、自社ワイナリーの建設により、より糖酸比の優れた「たてしなップルシードル スペシャリテ」に進化します!
2018年、今年の秋に収穫した立科産ふじりんごを
2019年の1月から2月にかけて、搾汁、仕込みをスタートさせます。
その後、瓶内二次発酵を行い寝かせます。
2019年の秋頃には完成したての新シードルがお飲みいただけるスケジュールとなっております。
りんご圃場のすぐ隣に、自社ワイナリーを建設中。(写真はイメージです。)
現在、2019年の2月頃の完成を目指して着々と建設中でございます。
みなさまからご協力いただく支援は、自社ワイナリー建設のための資金の一部として利用させていただきます。
自社ワイナリー完成により、更に完成度の増したたてしなップルシードルを、一般販売に先駆けて2019年秋頃に、お送りさせていただきます。あの有名ソムリエも認めた、世界に通用するシードルスペシャリテの進化版が世界でいちばん早く味わえるということです! りんごの可能性を追求し続けるたてしなップル。自社ワイナリー完成に向けて、皆さまご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見るたてしなップルワイナリー工場長紹介!!
2019/01/16 17:52みなさんこんにちは!こんばんわ!まもなく今回のクラウドファンディングも終了してしまいますが今回はたてしなップルワイナリーの味と品質を背負っていただく工場長を紹介したいと思います!ご存知の方もいるのではないでしょうか…?日本を代表、いや、世界を代表する名醸造家!!(こんなに持ち上げたら本人に怒られちゃいますね。汗)ということで、この度たてしなップルワイナリーの工場長をお任せしたのは井上雅夫(いのうえ まさお)氏です!!~~~以下、簡単なプロフィール~~~井上雅夫(いのうえ まさお)醸造家J.S.A.認定ソムリエワイナリーコンサルタントカルフォルニアのワイナリーにて約20年間、ワイン醸造とワイナリー運営に従事する。その間、醸造責任者として造ったワインが、世界ワインコンクールで赤ワイン部門の「グランプリ」を受賞。帰国後は複数のワイナリーにてワイン醸造を手掛け、ソムリエとしても活躍している。著書『ワインづくりの心得を生かす 部下を酸化させない育て方』(実務教育出版)『ビジネスの武器としての「ワイン」入門』(日本実業出版社)ほんと素晴らしい経歴の方ですよね。これからは井上氏をお迎えし、さらに皆様に愛されるシードルを醸造していきたいですね!引き続き、応援の程、宜しくお願いします!!!最後に、先日醸造用のタンクが届きました!設置はまだです…汗 もっと見る
リターン品を追加しました!
2018/12/26 17:51ちょっと予定より早いですがシードルの原料となるサンふじの搾汁がスタートしました!!実は、たてしなップルではシードルだけでなく搾汁したりんご果汁を使い様々な製品も作っているんです!ということで、今回はシードルだけでなく少し違った形でも皆様に長野県・立科町産のりんごを味わっていただきたいという思いからリターン品の追加をさせていただきました!まず1つ目は…【果肉入りりんごジュース(ふじ2本・千秋1本)3本セット】 支援金:6,000円シードルの原料となるりんご果汁をそのまま楽しめるりんごジュース3本セット!日本でも有数のりんごの産地・立科町産の完熟りんご【ふじ】【千秋】を丸ごと搾り果肉を残すことでりんごそのものの食感も楽しみながら召し上がっていただけます!濃縮還元&不要な添加物を使用していないので非常に濃厚な味わいで幼児からお年寄りまで幅広く召し上がれます。イメージとしてはりんごのすりおろしをそのまま飲んでる感じでしょうか??少しオーバーかもしれませんが「食べるりんごジュース」の様な感覚です!シードルの原料に使う“ふじ”は甘味が強く少し酸味のきいた子供にも人気の味わいです!“千秋(せんしゅう)”という品種は聞きなじみのない方も多いと思いますが9月末~10月上旬に熟期となる酸味の少し強い品種のりんごになります。是非とも発酵させる前のりんご果汁もお楽しみください!2つ目は…【りんご酎(ブランデー) 2本セット】 支援金:6,000円こちらも原料は「ふじ」を使用間圧蒸留したアップルブランデーを蓼科山より湧き出ている御泉水(pH7.8弱アルカリ性、硬度13㎎/ℓの軟水)※当社基準測定 で加水しまろやかで口当たりのよいブランデーに仕上げました。アルコール度数は25度と高めですが程よいりんご香を楽しみながらお飲みいただけます。ちょっとした夜の晩酌にオススメです!!そして、3つ目は…【アップルワイン ドライ・オリジナル 2本セット】 支援金:7,000円くどいようですが、こちらも原料は「ふじ」を使用しております!相性のいいワイン酵母でじっくり時間をかけ熟成させた逸品です。種類はドライ(辛口)とオリジナル(微甘口)の2種類でアルコール度数は10度。ドライワインはフルーティーで、サラッとした爽やかなコク味とビロードのような滑らかさが上品な味わいとなっております。オリジナルワインは、しなやかな強く柔らかい喉越と絹のようなきめが細かく繊細でありながら気品に満ちている味わいとなっております。レトロオルフェクション(口中香)されると喉奥で芳醇なりんごのパノラマが楽しめます。ブドウを原料としたワインに比べ渋みが少ないので非常に飲みやすく様々な食事との相性も抜群かと思います!また、冷やしていただくとより一層美味しく召し上がっていただけます。***************************************以上、3アイテムを返礼品として追加させていただきました!尚、追加したリターン品の発送時期は2019年3月頃を予定しております。シードルと合わせてご注文いただいた方へはシードルと発送時期がずれてしまいご不便おかけしますが新シードルが完成するまで、同じ原料から醸造・加工したこちらの製品をお楽しみいただければ幸いです。既にパトロンになられた方のご支援・応援、心より感謝いたしますと共にワイナリー建設へ向け更なるご協力お願い申し上げます。 もっと見る
ワイナリー、ごく一部完成!!
2018/12/21 17:19日々、着々とワイナリー建設が進んでおりますがついに!!最初の設備部屋が1つ完成致しました!ちなみにトップの画像は何もないコンクリを引いただけの空き倉庫。(ワイナリー建設地です!)広いような…少し狭くも感じるような…ここに骨組みとなる鉄骨を組んでいきますと~(※施工の専門ではないのでわけわからない用語使ってるかも知れませんがお許しください!汗)こんな感じ。なんか雰囲気が少しでてイメージもわいてきますね!!さらに天井・床を仕上げていきますと…お~!いい感じ、いい感じ!どうですかね?ちなみに、中はこんな感じに仕上がってます。こうやって、一つ一つ仕上がっていくのを見るのも楽しいですね♪ところで、ここの部屋はなんの部屋かといいますと…【二次発酵・充填器機室】の部屋にする予定です。弊社のシードルに欠かせない二次発酵。本場フランスで伝統的に行われている瓶内二次発酵(シャンパーニュ製法)をこの部屋で行う予定です!!二次発酵を行いながら毎日のように「美味しくなーれ!美味しくなーれ!」と酵母に話しかけるのが楽しみです。笑着々と進んでおりますワイナリーの施工。今後のプロジェクト展開にご期待下さいませ! もっと見る
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