たくさんのご支援、応援、本当にありがとうございます!今日は嬉しいご報告をさせてください!!!このお家の【売却】についてのご報告です。この家がなくなる。そう聞いて地団駄を踏んで声をあげて泣いた、その最初の時点では【家を解体し更地にして、土地として売却する】という話でした。あの大好きな家がなくなる。ショックで、でも私が口を出せる筋合いではないことはよくよく分かっていて、だからせめて作品の中にでもこの家を遺したいとこの短編映画を企画し、思いの丈を企画書と脚本にこれでもかと書き込んで、そしたら素晴らしいチームが集まってくれて、自分ひとりでは難しくなってこうしてCFを起ち上げたら、こんなにいっぱい応援してもらえて、今に至ります。そしたらですね、なんと!!!【中古物件として売却】を検討してもらえることになったのです!ちょうど私が恵那にいる日に不動産屋さんが家を見に訪れ、「ほしいという人が現れる可能性は充分にある」とのこと。口を挟まないように、と自分を戒めつつも聞き耳を立てていた私、思わず躍り上がって歓声を上げてしまいましたσ)>ω<*)古い物件で高い値段をつけられないにしても、解体にかかる費用を考えたら(なんせこのお家には大きな庭石もありますし)、トントン。私がこのお家にこんなに執着してしまうように、この企画に賛同してくださる方がこんなにいらっしゃるように、このお家が、’’このお家として’’マッチングする可能性は充分ある!ソワソワと進言していたこの提案が現実的な案として検討してもらえることになってもうもう、泣きそうなほどに嬉しかった。そしたらですね!!!!!!!なんとぉっっっっっっ!!!!!!あっという間に、買い手さんも見つかったそうなのです!!!!それはもう拍子抜けするくらい、あっという間に。「え、もう!?」って思いますよね、私も思いましたホントに。しかも、「要らないものはこちらで処分しますので家財道具なども現状のままで大丈夫です」というご要望とのこと!不動産屋さんが家を見に来た時、実は私、おずおずと口を出してみちゃったんです(結局我慢できなかった(^◇^;))「あの、家具とかも、置いておいたらこのまま欲しいってなりませんか、、、ね?」だって、書棚とか箪笥とか食器棚とか、この家にすごく馴染んでいるから。不動産屋さんの答えは、「それは難しいですね~」 デスヨネ…。通常、売却するとなれば家は空っぽにするものなので、この映画の撮影が終わり次第その処分に当たってくださいとのことだったのです。それが!早速問い合わせが来て、まず現状を見てもらったらところ、「このままで」というお話をいただいて、それからトントン拍子でお話が進んだそうです。本当に、嬉しかった。もうあの家に帰ることはできなくなるとしても、この家が、なくなるわけじゃない。それだけで。本当に。すごくすごく嬉しい。今このご報告を書きながら、胸がいっぱいになっています。『しょうがないんだけど。でも、しょうがないからって、好きとか寂しいまでなかったことにはならないから』作中で私の演じた役、侑子が呟くこの台詞。この台詞が、この映画のスタートでした。好きと寂しいをなかったことにしないで向き合って、そこに共鳴してくれる主人公 奏子がいてくれたから、侑子も変わっていける。そんなお話と、この家の現実の物語が重なったようで。これはこの映画を決意表明したときのツイート。好きと寂しいをなかったことにするもんか、って地団駄を踏んで、全力のお別れをしていたら、ご縁が、繋がってくれた。なかったことにしなくて、よかった。応援してくださった皆様のおかげです。改めて、心から、お礼を言わせてください。本当にありがとうございます。大好きなこの家も、きっと喜んでくれています。
赤ん坊はすなお。気になったものを真っ直ぐに見る。特にうちのおちびさん、カメラ目線ばっちしな子なのでおちびのシーンではこんな風に、黒幕を仕込んで撮影していました。しかも3台のカメラを同時に回して!テレビドラマも顔負けな撮影体制でした。いちおう私、監督なのですが、テクニカルなことにはとんと疎い素人監督でしたので(^◇^;)撮影のことはスタッフさんたちにお任せ。なのでこの黒幕が出てきたときは「なんだなんだコレは⁉︎」状態でした。いやホント、すごく贅沢な環境を整えてくださいました。こんな風に張って、カメラの画面を確認しながら、、、、ガムテープでマーキングして、切り抜く。おちびにカメラの存在を気づかれないよう、アングル決めと立ち位置の調整などのリハーサルには、おちびのスタンドイン(リハーサル用代役)としてゴリくんが大活躍してくれました!笑この映画第1稿脚本を書き上げたのは4月のはじめ。その頃おちびちゃんは、ようやくうつ伏せで頭を持ち上げるようになったくらいで、まだずり這いも上手にできていませんでした。つまり、、、、その時の想定で書いちゃってたワケでして(^◇^;)撮影時にはすっかり好奇心の導くまま、あっちへずり這いずりずり、こっちへ寝返りコロンコロン、、、、何よりすっかり私の後追い泣き全盛期でして、私の姿が見えると「抱っこして」と泣く泣く!私が見えない場所に、私の母や父、叔母がおちびを連れ出してご機嫌を取り、セッティングが完了したら、カメラが見えない入り口から入り、(私以外の)みんなで全力であやし、、、、スタッフの皆さん、サポートしてくれた家族の全力体制にはただただ頭が上がりませんでした。クラファンの10,000円リターンの製作覗き見レポートにはそんな奮闘エピソードと共に、可愛いNGシーンなんかも盛り込めたらいいな、なんて思っています。
家がなくなってしまうと聞いて、地団駄を踏み鳴らしまくって企画したこの短編映画、岐阜の祖母の家での3泊4日で、無事に撮影を終えることができました。ご挨拶の動画はこちらのツイートより(動画がうまく貼れない(^◇^;)だいすきなだいすきな家のなかで、二人の女性と赤ん坊の愛しくて大切な数日間を掬い撮ることができました。モニターのなかに映る家の景色がすっごく素敵で、でも確かに私の記憶の中の家の姿で、「あ、いまおばあちゃん喜んでくれてる」そんな瞬間が何度もあって、もう本当にもうもうとにかくしあわせでした。はじめは怖がっていたクラウドファンディングも、撮影に必死で何も発信できなかった間になんと!!!現在75%まで達成っっっっっ!!!本当にありがとうございます!!!!この映画を通して、このクラファンを通して、たくさんの人がその人の大切な場所の話を聞かせて下さいます。誰かの大切な場所に、想いに、重なっていけたらいいなそう思って書いた脚本が映像となって目の前に現れて、「最後の思い出作り。お別れ中なの、今」作中で私の役が口にする台詞がそのまま現実の私で、彼女が作中で経験することがそのまま私の身にも起こった、そんな撮影期間でした。いい映画にできます。はっきりと自信が持てました。編集がんばる☆撮影期間中のあれこれはまた色々と綴っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします!