日々温かくなってきている世嬉の一。梅はまだ咲かないですが、あhルの訪れを感じております。敷地内の庭を見ると、フキノトウ(ばっきゃ)が芽をでています。かわいいとともに、てんぷらやばっきゃみそで食べたいなぁと考えてしまうのは、食い意地がきたないでしょうか(笑)さて、世嬉の一の地酒復活プロジェクトの最初の仕込みも順調に進んでおり、とうとう絞りの時期に入りました。ちょうど3.11に出来上がる感じです。暗中模索の中、工業技術センター様や信用技研の成田様には本当にご指導ありがとうございます。なんとか酒を絞るところまで来ました。そして、多くの方々にクラファンやその他の方面でご支援いただきありがとうございます。もう少しで40年ぶりのこの地での清酒が出来上がります。この1か月間、この扉を開き、毎日もろみの様子を見ておりました。そして、今回、初めて船を使用して上槽(しぼりました)しました。こんな感じです。袋につめたもろみを木組みをしいて圧力をかけていきます。そうするとフナ口からお酒がすこしづつ流れてきます。こんな感じで流れていきます。感動ですね。それがポンプにつながり、タンクにちょっとづつたまっていきます。感動して、自分も入れて記念写真を撮ってしまいました。一晩絞ったら、積み替えてもう一度絞ります。三浦杜氏が心配で積み替え作業の指導に来てくれました!忙しい中、本当にありがとうございます。自分でも飲んで味わいました。僕の場合、いろんなフィルターが入っているので「うまい!」としか思えないのですが・・・三浦杜氏にもいい酒だとほめられました。冷静にみると、醸造の仕方、温度のかけ方など沢山改善しないといけないのですが・・・嬉しいです。これからろ過肯定を行い、瓶詰に来週うつります。まだまだ第一歩が終わっていませんが途中経過でした。今日も世嬉の一は、古くて新しいことに挑戦して元気に営業中です。ーーーーPR------恩送りプロジェクトは3.11で一度区切ってトルコ大使館に送金したいと思います。今年もできました!東北魂ビールプロジェクト!こちらからご注文できます。ワンカップ、300mlのテイスティング容量もありますよ。今年りんご、ジョナゴールドとふじリンゴのセットも完成しました!ぜひお楽しみください。マツコの知らない世界でも紹介された、クラフトコーラ!自然素材だけで醸造しています。
せきのいち の付いた活動報告
ここ2~3日、久しぶりの雪がふり、めっきり冷えてきています。今朝は太陽が白壁にあたり全体が美しく広がっております。さて、ここ数日は、ずっと酒母(しゅぼ、酛(もと))づくりにいそしんでします。サーマルタンクに入れた醪(麹米、蒸かし米、酵母、水)を温度管理します。ビールの仕込だと、最初の温度を例えば20℃にすると、そこから発酵熱がでるので抑えながら、その後温度を下げるという作業ですが、日本酒の場合、仕込むと、糖化と発酵が一緒なので、まずは温度が一気に下がり、そのあと抱き樽といって温かいお湯をいれたものを漬け込んで強制的に温度をあげます。それを繰り返し、温度は上げては下げてという作業を行います。しかも相手は液体ではなく醪(おかゆ状のもの)なので、なかなか加温に時間がかかります。面白いなぁと思いました。当社は小さいサーマルタンク(温度を保温、下げる機能をもったタンク)を使用して酒母を醸しているので、抱き樽はペットボトルにお湯をいれて漬け込みます。温度もなかなか難しいですね。144Lのサーマルタンク(ビールの試験場用につかったりしていました)。ここに1/3くらい入れて発酵させます。醪(もろみ)を温度上げるのは難しいですね。最近、朝、酒の工場の仕事、日中社長としての仕事、夕方酒の工場の仕事と繰り返しています。ある程度、私がきちんと醸造できたら新人を採用して育てていこうと思います。単純に私が醸造好きだからずっとやっているというのもありますが・・・面白いですよ~さらに、同時に添え麹(酒造りは、酒母つくり、添え仕込み、仲仕込み、留め仕込みと段階があります。)その添え麹をつくりました。先生が帰ってしまったので、うまくできるかなぁと思ったのですが、まあまぁいい感じで完成しました。朝夕の私の新しいルーティングができてきております。日々ワクワクが止まりません。今日も世嬉の一はチャレンジして元気に営業中です。----------PR-------------まさかの恵方巻ビール絶賛発売中!バレンタインビールはお早めに!幸せの青いビールとショコラ(チョコレート)スタウトバレンタインセット、大人気です。お早めに
久しぶりに気持ちのよい、秋晴れが広がる世嬉の一酒造です。三浦杜氏からまた朗報が届きました!岩手県清酒鑑評会、純米酒の部門で1位を受賞しました。その様子は岩手県のNHKでも放送されました。↓ ↓ ↓https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20220906/6040015430.html受賞したのはこちらのお酒です。純米大吟醸秘蔵は、いままで兵庫の山田錦を使用して醸造しておりましたが、今年から岩手県産の酒米に変えて醸造しました。そのとたん、まさかの県内1位とは・・・もちろん三浦杜氏の技術なのですがありがたいです。これも三浦杜氏はじめ、スタッフに貯蔵・熟成をしっかりやていただいたおかげだと思います。ありがとうございます。お客様には美味しいお酒をお届けできると思います。また、新しい工場には、三浦杜氏にもいろいろアドバイスをもらって醸造しますのでよろしくお願いします。今日も世嬉の一は美味しいお酒で元気に営業中です。--PR---https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/103jyushou今年もトマトエール販売開始しました!ひやおろし発売開始!2年連続世界1位!レッドエールの快挙!秋刀魚に合う、スパークリング清酒「サンマスパークリング」今年もトマトエール販売開始しました!ひやおろし発売開始!2年連続世界1位!レッドエールの快挙!秋刀魚に合う、スパークリング清酒「サンマスパークリング」
この写真は震災時に私たちの元気を伝えるために乾杯の写真と共に、事業再開を祝った写真です。あれから11年やっと酒蔵復活、地酒復活プロジェクトがスタートすることができました!いままで何度も酒蔵復活のため、事業を起こそうとするたびに震災など別なことで忙殺され実行できずにおりました。遅々として進まず焦っていた時期もあります。ただ、経営を左右する事態が多く目の前のことをとにかく一生懸命すごさなくてはならず、新規プロジェクトを行うには全くできませんでした。蔵元復活プロジェクトのスタートが遅々としてすすまず、その時間がどんどん長くなるにつれ、焦りもしましたが、私たち世嬉の一スタッフの中で清酒づくりがどんどん濃縮され、私たちのつくりたいお酒の方向性が見えたと思うと必要な時間だったのかもしれません。そして、今回とうとう実施することができました。まだスタートラインにたっただけですが、ワクワクが止まりません。そんなかキャンプファイヤー様の仕組みをつかってクラウドファンドを実施した理由は、このような時期なので工事費があがり不安だったため、資金集めという側面もありますが、もう一つは、私たちの清酒「世嬉の一」を通じてお客様とよりよい輪をつくりその輪をどんどん広げていきたいと思ったからです。私たちの経営理念は、社名「世嬉の一」の由来となる「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」から経営理念が設定されています。それは、「幸せの創造」~私達は仕事を通じて、お客様の笑顔を創り、その輪を少しづつ大きくしていきます。~ということです。今まで、自社で製造するクラフトビール「いわて蔵ビール」や郷土料理レストラン「世嬉の一」でこの理念を実行しようと努力してきました。そして、今回は祖業である清酒製造で、この理念「幸せの創造」~私達は仕事を通じて、お客様の笑顔を創り、その輪を少しづつ大きくしていきます。~を実行していきたいと思います。ですので、このクラウドファンドを通じてお客様と最初の接点にしていきたいと思います。今後クラウドファンドでご支援していただいたお客様には、返礼品をおおくりするだけでなく、清酒工場の内覧会や試飲会などポイントポイントでお客様と直接お会いできる機会を作りたいと思います。なにとぞよろしくお願いします。そのため、おかげさまで、初日に目標の100万円を達成したのですが、私たちの目的はなるべく多くのお客様と一緒の方向で新しい酒造りを目指していくことですので継続して行っていきます。なにとぞよろしくお願いします。そして今回ご支援いただいたお客様、本当にありがとうございます。まだまだスタートに立ったばかりです。これから皆様に感謝しつつ気を引き締めて進んでいきたいと思います。