今年も一関厳美地区の伝統的な門松建てが行われました。くぬぎの木の柱に、栗、竹、松としめ縄でつくる伝統の門松。唱和63年から毎年、伝承会の皆様のご協力で続けている行事です。門松を立てた後に神事も行いました。このような素晴らしい地域らしさですが、すっかり行う場所が少なくなってきているそうです。世嬉の一酒造では地域の素晴らしいものが少しでも残るよう、今年も開催したわけです。しかし、この門松かっこいいですね。門になっています。もともと伊達藩の文化だったようです。宮城県でもこの伝統を継承しているところはあるようです。一関市はやはり伊達藩だったんですね。餅食文化も門松ももともとは伊達藩の文化、仙台が都会化するなかで消えていく文化ですが、支藩だった田村藩(中央から遠かった)場でまじめに伝統を守り受け継いでいくというこの地域に少しかっこよさを感じました。世嬉の一スタッフとも、地域の良い文化にスポットを当てて、これからも伝えていきたいと思います。この門松は1月14日まで飾っております。ぜひくぐりに遊びに来てください。 伝統文化を守り世嬉の一は今日も元気に営業中です。■■■■PR■■■下記の商品はこちらからご購入できます!https://www.sekinoichi.com今年の新酒、しぼりたて純米生原酒にごり酒と透明酒、現在、在庫は各500本ほどになりました。お早めにご購入ください。クリスマスに人気のスパークリング清酒。タンク内二次発酵の当社独自の清酒です。長らく欠品していた地域限定流通の横屋、現在、純米酒&純米吟醸が好評発売中です。地元三社で共同で開発した地豚酒しゃぶセット。日本酒ついてお得です!
伝統 の付いた活動報告
酒蔵復活プロジェクトは順調に工事が進んでいます。今日は、壁に窓が付きました!建物の中でも様々な工事が進んでいます。さて、今日はお米の話。岩手県南部にある一関地区はお米が美味しく、沢山取れる地域でもあります。岩手県南部は北上川の下流にあたり、平野も多いので日当たりもいいからよい米がとれるのだと思います。そして、一関の代表的な食文化はもち食文化。餅の食べ方が300種類くらいあるといわれ、地域の郷土料理といえばもち食というのが定番です。お米が浸透している地域なのですね。よく年配の杜氏さんに。「あんこ餅」と「お酒」がごちそうだった聞き、すごい食べ合わせだなぁと思いました(笑)さて、そんな中、地域の幼稚園(愛心幼稚園)の園児が夏季保育で世嬉の一にやってきてくれました。毎年の風景です。今日は午後からあいにくの雨でしたが、夏季保育に来るお子様はかわいいかさと小さい靴でほっこりします。あいにくの雨だったので、当社の石蔵(酒の工場とは別です、旧精米所)のホールに歩いてきてくれました。今日は餅つきです!大きな掛け声で餅つきをする子供たち、「よいしょ」「よいしょ」という掛け声や笑い声が蔵にこだまし、すごく元気のでる時間になりました。このような機会に地域の子供たちに地域の食文化を伝えるお手伝いをしているのですが・・・私達が園児たちにお米の良さと地域の良さを再認識させてくれた時間でした。酒蔵復活したら、こちらでも酒蔵ならではの「発酵」や「糖化」「米」などをキーワードに地域に貢献できる活動を行っていこうと思います。今日も工事の音と、園児のにぎやかな声をきいて元気をもらった世嬉の一でした。