旧暦新年の22日、KAMIASOBIの神庭(舞台)となる竹の切り出しを皆で行いました。集まった有志は子供2人含めて総勢16名、九州各地から駆け付けて来て下さいました。その日の朝に近くの天神様で神遊(kamiyuu)が自ら汲んできた新年の若水を皆に振る舞い、切り出し作業の安全を祈願致しました。気も引き締まったところで、竹の切り出し作業開始簡単な段取りを済まし、それぞれが出来る持ち場へと自然と分かれ、竹を刈り枝を落として、上から下へと運ぶの繰り返しそもそもなぜ大変な作業にも関わらず竹を使うのかと言うと、竹は穢れや不浄を防ぐ為に斎み(避ける)清めるという意味があります。神楽でも神を迎え入れる時に、神庭が清浄である事として、舞台の四方に青竹を立て、しめ縄を張り四手を垂らします足元が悪い中にありながらも、皆黙々と作業に打ち込み、いつの間にか子供もお手伝い♪朝は青空が見えていたはずが、雨がポツポツと降り出し、ちょうどそのタイミングで目標の50本切り出し完了!良いチームワークが取れてあっという間の作業時間でした。クラウドファンディング終了(1/31)まであと4日!そしてKAMIASOBI本番まで、あと51日、残りの時間をこうやって一つ一つ味わいながら、心を整えて本番を迎えたいと思います。
大寒の前日にあたる19日に、返礼品となるお味噌を舞人の皆で仕込ませて頂きました。大豆は高千穂で昔から育てられてきた貴重な在来品種の麻尻大豆※栽培期間中、農薬は使用していません。そして糀は舞人の一人であり、発酵クリエイターのIちゃんが育まれたものを霧島から。皆で目を閉じ、心を整え、Iちゃんの言葉に静かに耳を傾ける。”大豆の一粒ひとつぶが自分自身糀の一粒ひとつぶが自分自身です”そして優しく触れていく。大きな立派な丸いざるに、まるで砂曼荼羅のように糀・塩・大豆を並べ、芳しい香りの中で、女性・男性・若者・子ども、皆の手で混ざり融合し、いっぱい笑って、時に神聖な場へと変わる。これから祭りの舞台となって行く田んぼを見ながら、春分の日に思いを馳せる。味噌作りのように、「見えるものと見えないものとの融け合う時間」が私たちの暮らしの中にたくさんあり、それらが醸して「祭り」となるその日が来るのが待ち遠しい(本文 Y)
長年演劇人生を歩んできたつもりが、311をきっかけに移住した岩手で、郷土芸能が災害による多くの人の傷ついた心に活力を与えていく様を目の当たりにし、その後神戸で巫女舞を授かることで、より強く「信仰と身体表現(舞)」が自分の中で混ざりあいました。 その後のご縁で四国お遍路を奉納舞で満願、そして高千穂では高千穂郷八十八社へ舞の奉納・祖母嶽八方八社奉納満願、さらには奄美高千穂神社13社などにもご縁繋いでいただき、私はいつしか舞人と呼ばれ舞の奉納を続けています。 私にとって「舞うこと」は、ご縁いただいた場所や人を氣晴れやかにできるものと受けとり、そしそれが先人供養に繋がると実感しています。 今回のリターンという機会を借りて、より多くの場や人に繋がることを楽しみにしています。今後とも、応援よろしくお願い致します。【舞奉納 神遊 (kamiyuu) 】
地球が誕生した時にはすでに存在し、目には見えないけど、いつの時代も静かに、確かに私たちを見ている龍その鱗の一つ一つには、遠い過去に忘れ去られた人の記憶が織り込まれているそれを、今を生きる私達が龍から受け取り体現し、昇華していくそう、これは龍が導く物語