こんにちは、ウィーズ光本です。
以前もお伝えしましたが、このクラウドファンディングの目的は大きく2つあります。
1つは、練馬にもうひとつのみちくさハウスをつくること。
もう1つは、「子どもたちの味方」を子どもたちに知ってもらうこと。
クラウドファンディングも大詰めとなってまいりましたので、こちらの活動報告のページでは後者の目的のために、ご支援くださったみなさんのご紹介を書かせていただきたいと思います。
今日ご紹介するのは、一般社団法人チョイふる代表理事の栗野泰成さん。
栗野さんと私が出会ったのは昨年10月におこなわれたコモンズ投信さんの『社会起業家フォーラム』でした(この文章の最後にスピーチ動画を掲載しています)。
ここでの発表の順番が前後だったこと、子どもに目を向けた活動をしていることからいろんなお話をさせていただき、昨年末にはみちくさハウス1@松戸にもお越しいただきました。
コモンズ投信さんでのスピーチを見ていただいても伝わると思うのですが、栗野さんは本当にまっすぐで、勉強熱心で、同じ支援者としても学ぶところのたくさんある方です。
今回のクラウドファンディングでは「みちくさハウス1が素敵な場所でしたので、子どもたちの心の拠り所が1つでも多く増えると良いなと思い、支援させていただきました。」とコメントをくださいました。
栗野さんは2019年に足立区で子ども食堂「あだちキッズカフェ」をスタートさせ、2020年にコロナ禍にも対応できるよう食品配達をおこなう「あだち・わくわく便」へと活動を進化させています。
「コロナ禍だからこそ支援は続けたい」「ボランティア活動を今こそしたい」というボランティアメンバー70人以上が足立区内外から集まるというこの活動……栗野さんの巻き込む力・行動力はほんとうにすごいですよね!
そして、2021年に一般社団法人チョイふるとして法人化。
現在は「生まれ育った環境によって子どもの将来が左右されることのない社会」を実現するため、下記の3つの事業を実施されています。
①こども宅食事業「あだち・わくわく便」
食品配達をツールに困窮子育て家庭と"つながる"活動
②親子第三の居場所事業「あだちキッズカフェ」
子ども食堂に遊びの体験をプラスした、家でも学校(職場)でもない親子にとってのサードプレイスで"ささえる"活動
③子育て支援情報提供&生活相談事業「繋ぎケア」
子育て家庭に必要な支援情報の提供で"つながり"、LINEを使用した生活相談支援で"ささえる"活動 )
ウィーズともリンクする活動が多々あるのですが、チョイふるさんの活動のすごさは、なんといっても『支援導線』だと思います。食品配達を入り口として「来てもらうのではなく、こちらから行く」というタイプの支援はアウトリーチになりますが、ご家庭のニーズに合わせてそこからすくいあげていくというのは難しいということもよく耳にします。
しかし、地域に根差した活動で拠点にきてもらうこともできる、そこには顔を知っている(食品配達で来てくれた人と同じ団体=チョイふるの)ひとがいる、さらにオンラインで気軽に相談することもできるというのはとっても心強いですよね。
栗野さんは、家庭環境に悩む子どもたちに向けて『「ひとりじゃないよ!」と伝えたいです。 僕自身も両親がいつも喧嘩している家庭で育ちました。家にいても安心できない時は、信頼できる大人を頼ってみてほしいです。』とおっしゃっていました。わたしも、心からそう思います。
みちくさハウス2の設立が叶った暁には、栗野さんの想いものせて、子どもたちをエンパワー出来る拠点を作り上げていきたいと思います!!
栗野さん、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします<m(__)m>
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随時、支援をくださったみなさまのご紹介をさせていただく予定です。
残念ながら達成まで支援者様全員のお名前などをこちらが知ることができない仕組みとなっているため、アカウント名から支援者様を特定できる方にお声がけをさせていただいております。
みなさまに感謝の気持ちを持っていることには変わりございませんので、『○○というアカウント名で支援したよ!』とお知らせいただける方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけると嬉しいです。引き続き、よろしくお願いいたします。
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☆第13回コモンズ社会起業家フォーラム 7分スピーチ 栗野 泰成さん
☆第13回コモンズ社会起業家フォーラム 7分スピーチ 光本 歩