NPO法人ウィーズ理事長の光本歩です。昨日23:59をもって、5月14日からのクラウドファンディングが終了いたしました。開始時から多くの皆さまにご協力・ご支援をいただきありがとうございました。最終的に2,082,555円のご支援金があつまりました。手数料+消費税で20万円強が引かれますが、残金をみちくさハウス練馬2の設立にかかる初期費用に充てさせていただきます。クラウドファンデング中は、スタッフ一同いろいろなところでご支援のお願いをさせていただきました。不躾なお願いにお詫び申し上げるとともに、みちくさハウスへの期待をご支援の形で表してくださったことに改めてお礼をもうしあげます。正直なところ、私のクラウドファンディングへの苦手意識はあまり変わらないのですが、多くの方にお力貸していただけたことは、私にとっても大きな励みでした。これからも、こちらでは随時進捗を報告させていただきます。みちくさハウスの運営は、ご寄付とその想いによって成り立ちます。我々も他事業など自己財源確保の努力を継続してまいりますが、今後も見守っていただけると嬉しいです。ひき続き、よろしくお願いいたします。
こんにちは!本日は株式会社Danae 代表取締役 内田登代紀様よりメッセージを頂きました!内田さんは「うふふわ」という布ナプキンの製造販売をされています。生理の日が心地よい「お姫さまの日」になるように、福岡の女性たちで「ありがとう」「可愛いね」といった言葉がけをしながら、一枚一枚丁寧に制作されており、子供たちや女性たちへ命の大切さを伝える性教育の活動をされています。残念ながら、今の日本の教育では命の大切さ、自分自身の労わり方は学校では教えてもらえません。自分自身のことを大事に考える機会って大人になると減ってしまうものですが内田さんとお話していると本当の素の自分と対話したくなるようなそんな感情になるから本当に不思議です。そんな内田さんからメッセージを頂きました。ウィーズさんの活動は、子どもたちの「生きる力」…自分の魅力を知りそれを活かすことのできる教育の場として、これからの日本には絶対に欠かせないものだと思います。たとえ生まれ育ちの環境が違いがあっても、子どもたちの一人ひとりの価値に差をつくるような社会であってはならない。「みちくさハウス」で育った子どもたちは、幸せを自分で見つけられるような逞しさと明るさを持っていると思います。決して「弱者」ではない。日本を元気にしていくのは、むしろこの子たちです。活動に参画するわたしたち大人のほうがむしろ、多くの学びをいただけるものだと思います。たとえ微力でも、関われるだけでとても有り難く感じております。この希望とエネルギーに満ちた活動を、共に広げて参りましょう!といただいております!!なんて優しく力強いメッセージなのでしょうか。。。命の尊さ、一人一人の価値を知ってもらう、伝えていくという点で非常に共鳴させていただいており、ぜひ今後ともウィーズと関わって頂けたらと思っております。内田さん、ありがとうございました!!
こんにちは!ウィーズ光本です!!クラファン終了まで残り3日です……!普段はわたしも船橋市の事務所で相談対応をしたり、松戸市のみちくさハウス1で子どもたちと話したり、面会交流支援で首都圏を右往左往したり…と支援現場での動きがほとんどなのですが、クラファン期間はご支援くださったいろんな方とメッセージのやりとりをさせていただいたり、お会いしたりとある意味新鮮な日々でした。いろんなひとの話を聴きたい!と思っていても、現場にいると目の前のことに追われてしまうんですよね…。そういった意味でも、学びの期間だったなぁと感じます。今日も、ご近所の支援者様をご紹介いたします。----------------------------まちかどアトリエNeiro代表の日置ひとみさん。みちくさハウスがある松戸市矢切にお住まいでいらっしゃいます。『ご近所に頑張ってらっしゃるかたがいるならと応援させてもらいました。様々な環境にある子どもたちを大切にしていける志は、誰にでもできることではありません。とても尊敬します!』…と温かいお言葉をいただきました。……が、日置さんも強い思いを持って活動をされている方なのです…!日置さんは保育士をしながら、まちかどアトリエNeiroを運営されています。■Instagramはこちらからhttps://www.instagram.com/machikadoneiro/InstagramやHPを拝見すると、目に入るのは壮大な積み木遊びの景観と、顔が写ってても写ってなくても伝わってくる子どもたちのイキイキとした様子です。日置さんが親子と同じ目線でプログラムやイベントを企画されていることが発信されている内容からも伝わってくるので、一人の親としても、いつも興味を惹かれるご活動なのです…!まちかどアトリエNeiroで、日置さんは積み木遊びの楽しさを中心に『親と子が自分らしく育つ場所』を創造されており、ここは発達特性がある子の子育てや、不登校・ホームスクーリングをしている子どもたちの保護者の方々の拠り所でもあるのです。日置さんはまちかどアトリエNeiroへの想いをこう話されていました。『子育ては千差万別で、親も子も不安の中で生きています。子どもはみんなで育てたい。親も助け合いながら育ちたい。子どもと大人と地域が、一体になって共生することがとても大切だと感じています。』……大共感です…!「共生社会を目指して」と掲げられることは多くあると思いますが、Neiroさんのように『言語化された相談の有無や要支援度の有無によらず、いろんなひとが気負わず集える場所』は実は少ないんじゃないかなと思います。地域にそういったところがあるのは、本当に心強いなぁと思います。日置さんからも、家庭環境に悩む子どもたちへメッセージをいただきました。『様々な想いや、答えの出ないこと、どうにもならないこと、出口のないように思えることもあると思います。そんなときこそ、自分自身を一番大切にして、人とつながり続けてほしいなと思います。応援しています。』ぜひ、みちくさハウス1に来られる距離のみなさんは、日置さんのまちかどアトリエNeiroにも行ってみてくださいね。日置さん、ありがとうございました!
こんにちは!ウィーズ光本です。クラウドファンディング、残り5日!カウントダウンが続きます……!今日は、先日ウィーズ事業マネージャーの永作が登壇させていただいた講演会を主催された一般社団法人家族の絆の代表理事、近修様よりご支援・メッセージをいただきましたのでご紹介いたします。(家族の絆さんの理事の方々は近さん以外にもご支援をくださっております。ありがとうございます。)-----------------------------近さんと、家族の絆の理事、大橋さんは、今年の年明けにウィーズの支援者養成講座を受けていただき、交流がはじまりました。大橋さんにはウィーズの面会交流支援スタッフとしても活動いただいています。近さんに、まず、今回ご支援いただいた思いをうかがってみました。私たちが色々なこどもの支援されている方の話を聞いて感じる”今必要なもの”を実現している団体さんがウィーズさん。子ども達の様々な可能性のプラットフォームである”居場所”の大切さを具体的に運用されています。安心できる居場所が有ればこそ、楽しめ、学べ、成長する事が促進されます!このノウハウが全国に広がる事が、今の子ども、家族を取り巻く環境をより良いものにすると思っています。「ノウハウ」といえるのかはわかりませんが、子どもたちの支援を考えるにあたって『とりあえずここ行けば大丈夫』と思える場所があるかないかはとても大事なことと思っており、そこを感じ取っていただけていることに感謝です<m(__)m>私の場合は、家を離れて自然に・自分の力で行ける「学校」がその役割を担ってくれましたが、全ての子どもにとって学校がそういう場所として捉えられるかと言えば、それは違いますよね。さまざまな選択肢のひとつとして「みちくさハウス」を運営していきたいと思います。近さんも仰られているように、家族の絆さんは、積極的に「子どもの支援」をされている方の声を聞いたり、コラボレーションしたり、地道な取り組みをされています。具体的には、ロビイング(主に子ども、支援団体、当事者、弁護士など様々な声を国政、地方行政に繋ぐ活動)や、講演会、勉強会、子ども体験学習会などのイベントも企画運営をされ、『子どもウェルビーイング』『家族の絆』をキーワードとして、優しい社会作りのために日々努力をされています。子ども・家庭のウェルビーイングに根ざした情報を共有できる団体・弁護士・学者・専門家のみなさんを常に募集されているとのことでしたので、その分野にご関心ある方はぜひご連絡されてみてくださいね。『最適な繋がりを作り、大きな輪を作っていきます!』とのことでした。近さんたちは温かく、ポジティブな雰囲気の方ばかりですので、きっと有言実行されると思います(^^)近さんにも、最後に家庭環境に悩む子どもたちへのメッセージをいただきました!『世界は広いです。必ず君が必要な"居場所"はあります!たくさんの友達、大人、社会と繋がってください!』近さんたちは、外国の方たちとも手を取りながら、活動されることも多くあるようです。私たちも「世界は広いよ!」と発信をし続けていますが、近さんたちもまた多くの視点をお持ちです。われわれもそうありたいなと思いますが、繋がり先のひとつとして、家族の絆さんの活動もチェックしてみてくださいね。近さん、家族の絆のみなさん、ありがとうございました…!
みなさん、こんにちは!ウィーズ光本です。このクラウドファンディングも残り6日となりました。ご支援いただくと「あなたは支援者になりました!」というメッセージが現れると思うのですが、こちらには『支援者が現れました!』というメッセージが届きます。なんだか『救世主現る!』みたいな感じで、思わず毎回ニッコリしてしまうのですが、本当に力が増えていく感じが心強いです。さて、今日は、vol.1の栗野さんと同じく、コモンズ社会起業家フォーラムでお会いした、NPO法人チャイボラ代表の大山遥さんにご支援いただきましたのでご紹介いたします。----------------------------------コモンズ社会起業家フォーラムでは、私は大山さんと同じ回(2020年)に登壇する予定だったのですが、体調管理がうまくできず翌年に再度機会をいただきました。2020年回はコロナの影響で完全オンラインで実施されたため、登壇者も直接会うことができなかったのですが、2021年回は登壇者は会場に集まり、その模様をオンラインで配信するという方法でした。2020年回で大山さんが受賞されたことと、2021年回に私が登壇機会をいただけたことの2つが重なり、お会いすることができました。チャイボラさんは社会的養護施設の職員確保と定着をサポートする日本で唯一の団体さんです。施設で働く職員が足りていないことで、子どもたちにしてあげられることに限界がある施設もあります。 虐待や施設の現状を正しく知ってもらい働き手を増やし、「子どもたち一人ひとりが大切に育てられる世の中を目指して」活動されています。 実は私はチャイボラさんのことはずっと存じておりまして、「現場目線の勢いのあるNPOだなぁ」というのが率直な印象でした。任意団体の設立が2017年、NPO法人化が2018年でありながら、さまざまなところでチャイボラさんの活動を目にする機会も多かったからです。私は活動自体は2009年から始めているものの、歩みは牛歩……ほんとうに、尊敬のまなざしでした。(それは今も変わっておりません<m(__)m>)そして、はじめて大山さんと直接おはなしし、ますます「この人すごい!」と思いました。(表現がしょぼくてすみません。笑)現場目線という言葉が失礼なほどに「現場の人」。本質的な問題を知り、解決策を考え、周りも巻き込みながら子どもたちのためにと前に進んでいく…そのために、自ら現場にしっかり入っておられるのです。現場職員として奮闘されながら、それに加えて、NPO代表として矢面にも立たれているお姿は、まさにわたしにとってのロールモデルだなぁと感じました。そんな大山さんに今回ご支援をいただき、とっても嬉しかったのですが、そのきっかけをおうかがいしたところ、『光本さんと初めてお会いしたとき、「この人は本気で人生かけて自分のできることを全力でやろうとしてる人だ」と思えたから。』となんとも嬉しいコメントをいただきました。NPO法人代表という同じ立場の方にそういっていただけるのは、とても励まされるなと思います。わたしも同じ気持ちなわけですが、さらに、大山さんに『家庭環境に悩む子どもたちへメッセージはありますか?』とうかがったところ、「どう答えたらいいものか…難しいですね…何言っても誰かを傷つけてしまいそう」という回答がありました。ここにも、現場に立たれているからこそ、『子どもも親も支援者も、だれもが支援を必要とする中で、誰かに寄り添うことで誰かを否定することになってはいけない』という葛藤と信念をうかがい知ることができ、勝手に共感しまくりでした。チャイボラさんのHPには、児童養護施設の説明として、以下の記載があります。---------------------児童養護施設とは、様々な理由から保護者と生活することが難しい子どもたちが暮らす家です。(様々な理由から通っていない子もいます。)全国に約2歳~18歳までの子ども達、約3万人の子どもたちがここで生活しており、入所理由の半数以上が虐待です。虐待と聞くと、殴る蹴るなどをイメージされる方もいますが、育児放棄や、言葉の暴力、性的な暴行も虐待に含まれます。しかし、虐待をしてしまったからと言って、保護者が子どもを憎んでいるとは限りません。施設の職員は、子どもたちを養育するだけでなく、こういった保護者の支援も行いながら関係機関と連携を取り合い子どもたちの自立をサポートしています。---------------------児童養護施設は、みちくさハウスの活動でも、面会交流支援やLINE相談の活動でも、日常的にステークホルダーとしてでてきます。当然お世話になることもありますが、性質上、それぞれのできること・できないことや思いがぶつかり合う部分もあります。施設の職員さんとお話しするたびに、一生懸命子どもたちに向き合われていたり、面会交流の捉え方が違ったり(私たちが面会交流というと、別居・離婚後に子どもが離れて暮らす親と交流することですが、施設で「面会交流」というと、親権者の方と子どもの交流だったりするんですよね)、お互いに理解できていないがゆえに、もっと協力できるはずなのにできていないことがあるなと思います。それでも、きっと目指すゴールは同じなのですよね。今後も大山さんたちに色々教えていただきながら、それぞれの角度で、子どもたちの自立をサポートできればと思います。大山さん、ありがとうございました!