こんにちは
養豚三代目 山本雄大 です。
9月15日の日曜日に名古屋のなるぱーくで第一回SUKERUTONBBQを開催しました。
総勢57名の方々が、SUKEURTONのお肉を食べながら交流しました!
お肉を焼きながら皆さんと話していて改めて思ったのは、皆さんが本当に豚コレラ問題について自分の問題として感じていること話を聞いて涙が出るくらいうれしかったです。
9月19日、農林水産省は養豚場の豚を対象にワクチン接種を行う方針を示しました。今まで声を上げ続けてきたことが認められホッと一息をつけました。ただワクチンを打てばいいというわけではなく、日本の豚肉の流通の仕組みを透明化して、お肉を食べる消費者の方がこの肉は安全と判断できるようにしていきます。
ここで改めて僕の思いを話すと、豚さんたちは何のために生まれてきたのか。
豚さんはもちろん生まれたときから1匹1匹違います。思いっきり鳴いて威勢のいい奴から呼吸をしない奴までいます。僕らはその生まれてきた1匹1匹を全力で育てています。呼吸をしない奴には「何とか帰ってこい!」と願いながら人工呼吸をするのです。
それは彼らが僕たち人間がたべるお肉となるために生まれてきたから。
養豚農家はそのお手伝いをする仕事です。その豚さんたちが役割を全うすることができるのに、国際基準を満たすために殺処分されている現状が本当に心苦しくて仕方ありませんでした。
国は豚を守る施策を、
僕らはみなさんに届くまでの生産、加工の現場を透明化する仕組みを作ることで
豚さんの使命をお手伝いしていけると信じております。
それが命を繋ぐ、養豚農家の使命です。
BBQでお話をさせていただいたみなさん、本当にありがとうございました。
「私たちが支えるから安心して」その言葉にどれだけ勇気をもらえたことか。
改めて感じたこの気持ちをもって、今日からまた豚さんたち、豚さんを支える多くの人たちと皆さんのもとへ美味しいお肉を届けれるように頑張っていきます。