こんにちは!ケブラッチョのプロジェクトオーナー、五色電機 広報担当 おしんです。昨晩で、プロジェクトが終了しました。ご支援いただいたり、応援・見守っていただいた皆様、本当にありがとうございました。このプロジェクトを通して、一人でも多くの方に「制御盤」というワードが届いたのであれば、それだけでこのプロジェクトを立ち上げた目的の一つが達成できたと思っています。頂いた支援は、CAMPFIRE様の手数料、リターンの原価、そして残りはケブラッチョの一般発売開始に向けて、より多くの人にケブラッチョを届ける活動のために使わせていただきます。広告を出したり、販売にかかる初期費用、製品のブラッシュアップなど、元手が無ければ踏み出しづらい部分に充てたいと思っています。たくさんの方から応援の言葉、叱咤激励の言葉、もっとこうだったらいいのにな、といった意見、たくさんのお言葉を頂いております。どの方向に改良していくのかは、よく検討していいきたいと思います。これからのケブラッチョの成長を、見守っていただけると幸いです。支援頂いた方には別途メッセージをお送りしますが、これからリターンの発送に向けて準備を進めてまいります。材料の入荷も不安定なため、余裕を持ったスケジュールにはしておりますが、なるべく早くお届けできるよう頑張って参りますので、いましばらくお待ちください。
こんにちは!ケブラッチョのプロジェクトオーナー、五色電機 広報担当 おしんです。お気に入り登録いただき、ありがとうございます。いよいよ最終日になりました今日6/30(木)23:59で、いよいよこのプロジェクトが終了します。最初のプロジェクト開始のライブ配信でとても緊張して、終わってからコーラを何杯もおかわりしていた事は覚えていますが、そこから一ヶ月、何をしていたのか覚えていません。そのくらい、私なりに色んなことをやってきました。全てがちゃんと成果につながっているのか、無駄足だったのか、分かりません。特に、「私の知り合いでない人、私や五色電機を一切知らない人」に届けるのが特に難しかったです。ここは、プロジェクトをやる手前から、予算も使ってもっとテコ入れできる方法があったのは後から分かったりもしましたが、果たしてその予算が出せる状態だったのか、クラウドファンディング開始までそんなに時間を確保できたか?というと、NOに近い状態だったようにも思います。とにかく声に出す、行動してみる、でここまで来れましたケブラッチョがここに来るまで、色んな人を巻き込んで、助けていただいたり、応援いただいたりして、今の状態まで来ることができました。最初は私一人のアイデア、夢だったのですが、「こんなことしたい」「こんな人と話がしてみたい」「こんな所でやってみたい」を、無理そうでもいいから、ダメ元でとにかく声に出してみたら、色んな新しい繋がりやビジネスチャンスが生まれました。「やりたいけどどうせ無理だろうな」で自分の中で片付けていたら、ここまで来れませんでした。声に出すって、めちゃくちゃ大事なんだな、とこの1ヶ月や、ケブラッチョを思い付いた3月末からの3ヵ月間、本当に強く感じています。7月以降も、イベントの出店など、いくつか実現しそうなものがあります。また、ケブラッチョそのものではないですが、「子供達に学校などで仕事の話をできる場があったらやってみたい」ということも声に出していたら、学校とのご縁もいくつか生まれました。これについては、会社が無くなってしまったり活動拠点が変わることで、残念ながら継続は難しそうですが、それでも、今までただ制御盤をBtoB(企業対企業)のお仕事としてやっているだけだったら絶対に生まれなかったチャンスです。ケブラッチョ・配線アートやものづくりイベントを始め、色んな事をやってみて本当によかったと思っています。このプロジェクトの結果がどうであれ、みなさんの応援を胸に、ここから次のステップへ向けて頑張っていきたいと思います。達成しなかったらどうなるの?目標金額に届かなかったらどうなるのか?このご質問をよく頂きます。クラウドファンディングには、「All-In方式」と「All-or-Nothing方式 」があります。目標金額に届かなくても応援いただいた金額を受けとるのが「All-In方式」 、目標金額に届かなかったら返金する方式が「All-or-Nothing方式 」 です。例えばとあるプロジェクトをするのに1000万かかる、500万だけ集まってもできない、という場合は「All-or-Nothing方式 」 が適しています。私たちのプロジェクトは、「CAMPFIREというプラットフォーム(宣伝の場)を活用して先行販売を行うことで、より多くの人に広めながらスタートダッシュを切りたい」という内容でやっておりますので、「All-In方式」 を採用しております。CAMPFIRE様の手数料=広告費、という考え方で、宣伝しているイメージです。そのため、目標金額にいかなくても、応援購入いただいた金額(から手数料を引いたもの)を受け取り、リターン品の発送をさせていただきます。「なので、達成しなかったらどうなるの?」に対してのお答えは難しいのですが、「ケブラッチョのクラウドファンディングをやって、目標達成した(=人気がなかった?)/できなかった(=好評だった)」という実績が残るため、できればこれからの活動のために、よい結果を残したい、というのが答えです。本当は単純に合計金額やパーセンテージといった数字だけで語るのは嫌で、そこに支援してくださった一人一人の想いを大切にしたいですし、現時点でのべ100人もの方にご支援いただけただけで本当に胸がいっぱいなのですが、次へのステップを大きく、力強く踏み出していくために、ぜひあと少し、ご支援や他の方へこのプロジェクトを拡散いただけると幸いです。めちゃくちゃ暑くなってきたのに、こんな暑苦しい文章を最後までお読みいただきありがとうございました。アイスや塩分を補給して、熱中症には気を付けてくださいね!
こんにちは!ケブラッチョのプロジェクトオーナー、五色電機 広報担当 おしんです。お気に入り登録いただき、ありがとうございます。今回は、今まであまり説明してこなかった、ケブラッチョのアイデアを思い付いたきっかけとなった部品について初公開したいと思います!あえて隠していたというわけではないのですが、なかなか説明が面倒だったのと、頑張って説明しても「なるほどー!」と思ってもらうのは難しそうだったので、あまり説明してきませんでした。もしご興味あればこちらも読んでみてください。制御盤の基本は、部品to部品の配線制御盤の配線をする上での基本のお作法として、部品から部品へ、「継ぎ足さずに1本の電線で配線をする」という考え方があります。電線が短くなったから、途中で電線を継ぎ足すのは原則NG、という意味です。なので、配線したい部品に向かって、おおよその電線の長さを目測で測りながら、電線をカットし、配線しています。いかに素早く長さを決めて配線するかも、職人の腕のひとつです。万が一電線の長さが足りなかったら、やり直しです。※ちなみに、これが自宅やビルといった電気工事になるとまた話は変わります。自宅の中を通すのに必要な電線の長さを測るのは大変ですし、多芯ケーブルを使うという事情もあって、基本的に中継ボックスというところで電線は全て継ぎ足すというか、結線しなおします。第二種電気工事士という資格を取得したのですが、勉強しはじめの頃、この感覚が分からなくて「え?え???なんで部品に到達してないのに結線し直すの??」と混乱していました。(笑)ですが例外もあって、部品から直接電線が生えている(付け替えができない)ような場合は、そもそも電線の長さが足りないことがあります。そんなときは、電線を継ぎ足して配線したりします。電線を継ぎ足すための部品継ぎ足すための部品はいくつか種類があるのですが、そのひとつが↓の写真のものです。(本来の用途は、継ぎ足すためというより、電線を絶縁保護するキャップです)電線をネジでつなぎ合わせ、溝にはめてカバーをすることで、導電部が隠れ、感電やショートが起こらないようにしています。ちょうど今年の3月頃に、事情があって現場でこの部品を使って仮配線していたものを引き上げてきたので、かれこれ20~30個ほど、ひたすらネジを回してこの部品を分解し、片付けていました。そのときにひらめいたのが、「この部品みたいに、ネジで電線をつないだら面白そう!」という、ケブラッチョのアイデアです。ふだんの制御盤ではやらないことなんです。これはきっと面白そう!と思って、その日の晩のうちにノートにアイデアを書き出しました。そこから名前を考えて、製品の形を作って、ロゴやデザインを考えてと走り出し、今に至ります。というわけでケブラッチョは生まれてたった3ヵ月ですが、クラウドファンディングの活動を通して、沢山の方に知って頂けて、とても幸せです。今日はいよいよ最終日。このあと、もう一本活動報告書きますね!
こんにちは!ケブラッチョのプロジェクトオーナー、五色電機 広報担当 おしんです。お気に入り登録いただき、ありがとうございます。今後のケブラッチョの活動に向けた準備のひとつとして、展示用制御盤を用意しました。そもそもケブラッチョを開発した背景は、「製造業や制御盤、電気のお仕事を知るきかっけのひとつにしてほしい」という想いがあるので、制御盤についても紹介していきたいのですが...とにかく、「制御盤とは」を説明して分かってもらうのが、大変なのであります!!!!そこで、とりあえず現物を見てもらうのが手っ取り早いかも!ということで、制御盤を中古で調達してきました。実際に触って遊べる制御盤のサンプルを自分で作れたら一番いいのですが、制御盤の部品はいちいち高いのです。※イメージとしては、緑の基板にはんだづけをする電池で動くような電子工作でやっていることを、もっと大きな電気(100Vや400V)で実現しているのが制御盤の世界なので、そういった大きな電気に耐えうる部品である以上、電子工作の部品よりは高いのです。(かなり乱暴な説明ですが!)謎の制御盤ゲットした制御盤は、説明や型式が何もなく、何の制御盤か分かりません。笑また、たぶん作られてから軽く30-40年は経っているものと思います。ですが、ついている部品を見れば、だいたいの予想はつくのと、配線を追っていけばさらに細かく見えてきます。(もう生産されていない部品もあるので、部品の情報が少なく、すごく大変ですが^^;)イベントで展示するときは、通電はせず、見ていただくだけになりますが、今回は通電して動かした様子を、YouTubeにアップしました。制御盤がどんなお仕事をしているのかを、なるべく分かりやすく説明してみたので、よければ覗いてみてください!^^
こんにちは!ケブラッチョのプロジェクトオーナー、五色電機 広報担当 おしんです。お気に入り登録いただき、ありがとうございます。あと1日、というか明日木曜日の23:59までです。今週に入ってからは、昼休みの時間帯にInstagramでインスタライブをしたり、残りの期間でできる活動を精一杯やっていきたいと思います。昨日一日で、なんと一気に10%も目標金額へ進みました!!本当にありがとうございますTT【端子のお話 】今日は、ケブラッチョのニコリパーツ(電線)についている、端子の紹介をしたいと思います!写真以外にもたくさんありますが、今日はその中でも一部だけ。◆裸圧着端子写真のうち、左4つはまとめて「裸圧着端子(はだか あっちゃくたんし)」とよびます。端子全体で通電する金属が露出していることを意味して"裸"と言っています。その中でも、ケブラッチョでは、丸い輪っかの端子、通称「丸端子(まるたん)」を使っています。写真で一番左に並んでいる「Y端子(わいたん)」と並んで、昔から最もよく使われている端子です。丸端子とY端子は、どちらもネジ型の端子に差し込んでつかいます。丸端子は、ネジを完全に外さないと抜けないのに対し、Y端子は少しネジを緩めれば簡単に突け外しができます。重要な回路や、大きな電気を扱う回路に丸端子を使うことが多いです。平べったい板になっている「平端子(ひらたんし)」や、棒になっている「棒端子(ぼうたんし)」は、ネジ式ではなく、差し込み式になっている部分に使います。これら裸圧着端子は、配線して部品に取り付けた後も、根本が金属のまま露出しているので、必ず絶縁キャップや配線の意味を明示するマークチューブなどを取り付けて、絶縁保護をします。ケブラッチョでは、この絶縁キャップを使用しています^^◆フェルール端子写真の右半分、棒端子と似ているけど、根本がカラフルで見た目にも楽しい端子は、「フェルール端子」と呼ばれています。端子は一般的に電線の太さに合わせてサイズを変えるのですが、このサイズ毎に色が変えられています。海外や日本でも一部は、こちらのフェルール端子がどんどん普及しています。特徴としては、電線に端子を取り付ける時作業を圧着作業といいますが、この圧着作業が、フェルール端子のほうが簡単でミスが少ないという点があります。このフェルール端子も、差し込み式の端子台にグッと挿すだけで接続できるので、配線作業も比較的簡単です。ただ、日本人は「差し込むだけ」よりも「ネジを締めて配線を固定するほうが何となく安心感がある」ことや、端子が変わると工具やそれに付随する部品、設備も変わってきたり、また設計方法も変わってくるので、まだまだ普及には時間がかかりそうです。制御盤屋では、このような色々な端子を部品に合わせて使い分け、また、使用する電線の太さや種類に合わせて、そのサイズも選定しています。この作業が、初めての人はなかなか時間がかかります。電気設計ができることと、制御盤が組めることは、またちょっと違うんですね。ケブラッチョをきっかけに制御盤の事を少しでも知っていただきたく、今日は端子の紹介をしました!丸端子で作るケブラッチョ、ぜひ楽しんでくださいね^^