4月1日、2日。
ボランティアの方々で、資料室がいつもより賑わいました。
1日目。
午前中は、旧平和資料館での親子学習会に参加してくれていた親子さんが手伝いに来てくれました。
この日は、夏のような日差しで、かなり暑かったのですが、黙々と作業をしてくださいました。(私は、壁の作業をしていて、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。残念!)
ちょうどお昼を回った所で、塗料も無くなったので、作業終了。
「無心になれて、よかったです~。」
「北九州におる感じじゃない(旅行に来ているみたい)です~。」
と、気を遣ってか、うれしいお言葉までいただきました。
「中においでぇ~!」
元の資料室に何度も来ていただいていたこともあり、子どもさんとも仲よし。(と、勝手に思っている)
簡単に片付けをして(刷毛を寄付してくださいました)、 図書コーナーに案内しました。
お母さん達にも入ってもらいました。
「いい感じですねぇ~。」
「一日のんびり過ごせる感じですねぇ~。」
と、またまたうれしいお言葉を。
「そう感じてもらえてうれしいです!ここで、子ども達が本を読んで、その間、大人が隣の学習室でお話をしていても、小窓から顔が見えるから安心して過ごせるかな。と思ってて。
展示室の方は、戦争の怖い写真も展示しますけどね。」
と、いろいろ話しました。
「『学校に行けない』『学校に行きたくない』・・・そんな子ども達に来てもらってもいいなぁ~。」
なんて、そんな話も。
戦争のことを知ることは、
「人間」というものを考えることになる。(考えさせることができる。)
そして、「自分の生き方」を考えることになる。(考えさせることができる。)
ーーー私自身の経験、私の教職経験からーーー
自然の中に身を置くことで、
心が落ち着く。(心を落ち着かせることができる。)
生きる力が湧いてくる。(自分の命を感じることができる。)
「北九州平和資料室 TICO PLACE」が、自分を見つめ、自分らしく希望をもって生きて行く力を、ほんの少しでも与えられる場所になったらいいなぁ~。と、夢を膨らませました。
午後は、門司から親子のボランティア。
二人で、これまた黙々と、塗ってくださいました。
「暑いし、疲れたでしょう。」
と、声をかけると、
「気付いたら、こんなに時間がたっていて、びっくりしました。
あと一束も塗ってしまいたいくらいです!」
と、すてきな笑顔で返ってきました。
元気をたくさんもらえた一日でした。ありがとうございます。