沖縄5日目。
当初の予定を変更して、伊江島に行くことにしました。
TICO PLACEを開いて間もなくして来られたかたから、
「伊江島の平和資料館を思い出すわぁ。」
と言われたことがありました。
「どんな所なんだろう?」 と、気になっていたものの、沖縄本島から飛行機でしか行けないと思い込んでいた私。
お金もないし、今回は無理だなぁ。
と、思ってました。
ところが、ガイドをしてくださった中山さんが「フェリーで30分だよ!」と、教えてくださいました!
朝イチのフェリーに乗り、渡りました。
↓フェリーから見える伊江島
下船後すぐにレンタサイクルを借り、目指すは、反戦平和資料館「ヌチドゥタカラの家」。
途中、あまりにも美しい海に、寄り道。
↓珊瑚が砕かれてできた白い砂浜
↓ガマを作る岩場
伊江港から10分も自転車をこげば、「ヌチドゥタカラの家」に。
目に飛び込む言葉が、私の胸に突刺さります。
↓一部の犠牲を払っての「発展」…
↓非暴力 誠実さ
伊江島では、戦争で、島民の1/3の1500人もの住民が亡くなったそうです。
空襲から逃げ惑い、その後は、米兵から逃げ惑います。
そして、身を潜めたガマの中では…
「赤ちゃんの鳴き声が敵に居場所を教える!」
と、母親が抱く赤ちゃんを日本兵が、銃剣で刺し殺しました。ーーー
↓戦後見つかったいくつもの遺骨
集団自決も起きました。
伊江島の人々の苦しみは、戦後も続きます。
島の一部を米軍が接収。軍事基地にしたのです。
↓農作物を育てる土地を奪われた伊江島の人々。
伊江島の人々が、苦しみ、闘っている時に、日本本土は朝鮮戦争による経済成長に沸いていたのです。
知らなかった…。
知れてよかった。
これから、忘れずに生きていきます。
↓城山(伊江島タッチュー)から