最初の目標を達成し、ネクストゴールに挑戦中です!
私たちは個別にお作りしているウクライナの方々のための教材費、教育活動費のためにクラウドファンディングに挑戦しています。
皆様のご厚意のおかげで、2022年6月20日に最初の目標金額を達成することができました。
他のプロジェクトのような魅力的なリターンのご用意がないにもかかわらず、たくさんのご支援をいただき皆様の善意に心より感謝しております。誠に有難う御座います。
ネクストゴールに200%目標達成を置き、引き続きクラウドファンディングに挑戦を続けます。
2022年6月現在もお受入する人数が増加中で、予定定員の拡大と教育支援の長期化が見込まれることがネクストゴール挑戦の理由です。200%を達成することができれば、当初予定していた1年間の枠にとらわれず、2年間のより長期的な支援活動が可能になります。
今後の予定は、2022年7月からバディ制度を導入し個別対応の強化を図ります。
また、2022年8月にサンフレンズWEBサイト内に本プロジェクト公式ページを作成します。
新しい支援の仕組み作りと並行して、次のリターンを追加することと致しました。
[追加のリターン]
本プロジェクト公式ページ内に支援して頂いた方々全員のご意向を確認し、ご芳名を掲載します。個人名・匿名・団体名・ハイパーリンクなどもご希望いただけます。
今後、支援ネットワークを強化し日本の避難民受け入れのロールモデルとなる仕組み作りを大きな目標に捉えて活動してまいります。ネクストゴール達成のため、引き続き温かいご支援をお願い致します。
はじめに・ご挨拶
私は、札幌市で語学教育・留学支援を行う㈱サンフレンズアジア代表の杉田邦昭と申します。これまで、海外における貧困解決に関する調査や海外経験を活かし語学教育や海外留学を中心に事業経営を行ってまいりました。
弊社にはヨーロッパや北米の外国語講師が在籍し、これまでの活動を通じて形成した海外経験豊富な日本人同士のネットワークがあります。私たちは幅広い人的ネットワークを活かし、ウクライナから日本へ避難される方々の日本語教育をはじめとするソフト面での生活サポートをしています。
サンフレンズ留学センターURL=>https://sapporo-firipinn-ryuugaku.com/
サンフレンズイングリッシュURL=>https://sanfriends.asia/
解決したい社会課題
現在もウクライナから日本へ避難される方の数は増加しております。避難民の方々に対し、日本の行政、地方自治体はVISAの発給、住居提供、生活費の補助など生活基盤に係る支援を行っております。
そのようなハード面の支援が先行する一方、避難せざるを得ない状況で来日したウクライナの方々に対する、日本語教育をはじめコミュニティへの参加など社会的な受入体制に課題が残ります。日本で生活をする上で、日本語の能力や人々との交流がなければ精神的な孤立を感じ、安心できる日常を取り戻すことは難しいと言えます。
このプロジェクトで実現したいこと
具体的な活動の内容は次の3点です。
- 1.日本滞在期間と目的に応じた日本語教育
- 2.日本文化理解を目的とする学習ツアー
- 3.日本人・日本に住む外国人との交流イベント
現在、無償提供している日本語レッスンの初回参加者の方に、日本への滞在期間と目標とする日本語レベルをヒアリングしております。それらのご要望にマッチする日本語教育を個別作成しております。その理由として、すぐにウクライナに帰国したいとお考えの方に対しては、高いレベルの日本語獲得より生活に必要な日本語能力の獲得が合理的であり、1年以上の滞在と就労を目的とする方に対しては仕事を想定したカリキュラム作成が必要だからです。
また、ウクライナ語で体系的に日本語を学ぶ教材が整備されていないため、複数の教材を統合しウクライナ人通訳者に誤訳が無いか確認してもらった上で教材の個別作成を行っております。つまり、継続的な学習が言語習得のために必須である一方、教科書などの支援が行き届いていないため、一人一人に寄り添った学習支援が今必要とされています。
安心できる健康な市民生活に欠かせない活動の一つとして、コミュニティーへの帰属や社会参加が挙げられます。社会生活において精神的・情報的に孤立しないよう交流機会が大切ですので、語学学習や海外生活経験の多いボランティアを募り、2つの学習アクティビティを行います。
学習アクティビティは文化理解活動と交流イベントの2つで構成されております。文化理解活動では、市内中心部を案内し交通機関の利用方法やエリアの紹介、博物館や美術館、歴史的建造物を見学しながら日本語も学びます。これまでの開催を通じ、参加されたウクライナの方々から「初めて来た場所ばかりで、楽しかった」と喜びの言葉を頂いております。
交流イベントでは、ボランティア参加者と共に屋内でできるゲームを行い、屋外ではハイキングやバドミントン、BBQなどの交流イベントを定期開催し自然な語学学習と日本人や日本に住む外国人との交流機会を促進します。私たちのプロジェクトには、日本人だけではなく日本に住む北米やヨーロッパ、東南アジア出身のボランティアも参加しており、ウクライナの方々へ幅広い交流機会を作り上げてきました。
3点のプロジェクトを通じて実現したいことは、生活に必要なツールとしての日本語を目的に応じて身に着けていただき、少しでも安心して日本で生活を送ってもらうことです。日本が避難民を受け入れると発表した以上、ハード面だけでなく地域社会に根付いたソフト面の支援が不可欠であることがその理由となります。
私たちのプロジェクトへ参加してくれたウクライナの皆様から、「楽しみながら、日本語を学べて嬉しい」と言って頂いております。日本に到着されてから、人々との交流に大きな壁を感じている方が殆どですので、楽しく日本を学べるこのプロジェクトを拡大し継続できるようご支援をお願い致します。
資金の使い道
教材費:25,000円×8名
学習アクティビティ:70,300円
手数料:29,700円
*2022年6月3日現在、8名の受入を想定しスタート致しますが、参加者の人数に応じてプロジェクト内容を変更する可能性が御座います。
*もし今後、日本政府や地方自治体の支援と重複する場合があれば、ご支援の一部を有資格日本語講師としてボランティアに参加されている方の活動費とさせていただきます。
リターンについて
◇3,000円/5,000円/10,000円/30,000/50,000円 支援コース
お礼状/月次活動報告/イラスト/ウクライナの参加者とデザインするTシャツ(白・100%棉)/ビデオレター(1通)
[イラストの内容]
提供方法:印刷物
サイズ:A4サイズ
イラストの内容:ウクライナの参加者と描くお花とメッセージ(ひまわりを予定)
実施スケジュール
3月中旬 自社WEBサイトバナー設置
3月30日 初回日本語レッスン開始
5月14日 オプション英語レッスン開始
6月中旬 文化理解活動 開始
6月下旬 交流イベント開始
7月31日 クラウドファンディング締切
8月~9月 リターンの郵送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に
ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、強権政治と武力行使に国際社会は向き合っています。想像を絶する恐ろしい思いをしながらも、祖国を愛し勇敢に立ち向かうウクライナの人々の力になれればと思い小規模にこの活動を開始しました。
しかし戦局が変化する中、ウクライナの方々に対する支援という側面だけではなく、日本にとっても意義深い活動になると次第に考えるようになりました。なぜならば、私が住む北海道にはロシアが実効支配する北方領土があり、ロシアの政党は「ロシアは北海道の権利を有している」と見解を表明したことが一つの理由です。
つまり、ウクライナ侵攻は日本人にとっての危機でもあり、私たちも同じ被害を被る可能性を排除することができないことを意味しています。したがって、このプロジェクトを知っていただいた方々と手を取り合って、国際情勢や活動内容を共有し、平和な社会生活や国際協力の在り方を実現できれば幸いです。ご支援の程、宜しくお願い致します。
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
Ukraine Friends Project(ウクライナ・フレンズ計画)は2016年より札幌市で語学学校・留学代理店を運営する株式会社サンフレンズアジアによって立ち上げられたウクライナ避難民支援計画です。
本プロジェクトは有資格日本語講師と英語講師、外国語に精通するスタッフを中心に2022年3月30日より開始し、避難民参加者の人数に応じて活動内容を策定しています。
活動内容のフェーズは以下の3段階となります。
フェーズ1(参加者1~3名):中心スタッフによる少人数制レッスン
フェーズ2(参加者4~8名):有志のボランティアを募り中規模レッスン+交流イベント
フェーズ3(8名上):有志のボランティアを募り中規模レッスン(週2日)+交流イベント
最新の活動報告
もっと見る私たちの活動がニュースに掲載されました
2022/07/23 19:332022年7月21日、共同通信社の記事が配信されました。 7月2日に私たちが受けた取材がニュースとなり、大変大きな反響を頂いております。 ニュースはこちらです>>> https://www.47news.jp/8078969.html今回、ウクライナから避難された方々が安心して生活できるよう、日常の会話表現を中心として日本語学習支援を行っていることを取り上げて頂きました。 ただ、ニュースでは伝えきれない課題も少なくありません。例えば、受入可能人数の限界と個別対応の難しさ、日本語講師の負担や長期的な支援を可能にするマネジメントなどが挙げられます。これらに対し、今後はバディ制度を活用した柔軟なサポートと教室の拡張、日本語講師の増員、関係各所との連携で社会的要請に対応できるよう信頼できるスタッフと体制を整えてまいります。クラウドファンディングへの挑戦も残り8日間となりました。日本が避難民の受入を表明した以上、次の世代に残していける、民間としての柔軟かつ繊細な支援のロールモデルを作っていきたいと思っています。引き続きご支援お願い致します。 もっと見る
百合が原公園で大学生と交流授業
2022/07/17 12:25今回は4名の大学生に協力してもらい、お花がたくさん咲いている公園で屋外授業をしました。名前や趣味などを質問して、交流をしながら日本語会話をたくさん練習しました。公園内では、散歩をしながらクイズが書かれた看板を回り、用紙の回答欄を埋めていくオリエンテーリングが開催されています。お花に関する問題は、少し難しいものも多かったです。参加してくれた大学生の皆さんのお手伝いもあり、みなさん回答できました。日本語ではまだコミュニケーションが難しい部分は、英語で補ってとても良い交流が出来ました。ひまわりやユリなどもちょうど見ごろで、写真を撮りながら体験型の屋外授業ができました。ご協力いただいたみなさん、有難う御座いました! もっと見る
クラウドファンディングでご支援頂いている皆様のお力添えとともに
2022/07/11 16:42今回は、時間についての授業をしました。「〇〇時におきます」「〇〇時半にねます」日本語の理解度のバラつきが大きいので、学習済みの方にはもう少し難しい文法を、まだ難しさを抱えている方にはマンツーマンの説明を加えています。そして、カードを使って数え方の練習をしました。楽しみながら、生活に役立つ知識を優先して授業を作っています。そして、今日は参加されているウクライナの方のお誕生日。ささやかですがお花のプレゼントを用意することができました。クラウドファンディングでご支援頂いている皆様のお力添えとともに、ウクライナの皆さんにたくさんの笑顔を届けられればと思います。今後とも、本プロジェクトへのご支援をお願い致します。 もっと見る
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