『あーーーっ
おへその周りが真っ黒けっ!』
当時3歳の娘が城址公園の柔らかい土の崖と大格闘したあの日の一幕を思い出す。
急坂?とも思える崖を必死に登る娘。
お陰でお腹はむき出しに、おへそは泥でズルズルに!
そんな姿を、おばこ、こた、しんちゃん、そして探検隊の仲間たちは溢れる笑顔で見守っていてくれた。
身近な自然を目の前に、足さず引かず、小さな人たちの目線を大切にしながら寄り添ってくれた。
振り返れば10年も前になるんだなぁ。
前身である『ちび探検』がそうであった様に、現在も変わらぬスタンス。
今、ジンさんと共に歩く
『もりのじかん』
生き物に出会った時は、
キャッチ&リリース。
月一回、当時の娘よりも、
小さな人たちに接する機会を頂き、変え難い時間を過ごしている。
もし今、森から少し離れたところにいたって、
思い出はあったって無くたって、
自分の心さえ許可すれば、いつだってリターン出来る場所。
是非小さな人たちに、
体験して欲しい場所。
絵本の中には、
私が体験した
『もりのじかん』が
たくさん詰まっている。
今、森以外との距離の方がずっと近い娘。
いつか、あの日を思い出す日が来る。
ゼロに戻してくれる場所に感謝。
印旛沼探検隊 なおなお