こんにちは、スタッフの加藤あや香と申します。
TSSには、ボランティアスタッフの期間も含めるとほぼ開校当初からおり、今年で14年目になります。
私は元々大学で心理学を学んでいました。
大学時代から、保育施設で子どもと接する経験をしたり、
カウンセリング施設などで大人の方の悩みに携わっていく中で、子ども時代がとても重要なことを実感していました。
社会人になり様々な仕事を経験していた中で、子どものアトリエ教室で子どもたちの自由な創作活動を見守ることもしていました。
1日を終えて疲れていた子どもたちが、教室でみるみる元気に溢れるアイデアを形にしている姿を目の当たりにしていて、「これが放課後だけではなく、1日中できたら素敵だろうな」と思っていました。
その頃ご縁があり、TSSにボランティアスタッフとして関わるようになりました。
最初は2週間に1日の関わりでしたが、TSSで生徒達がまさに1日中自然体の表情で毎日を過ごしていること。
そして、自分たちの環境を自分たちで自治している姿に益々の興味と感動を覚え、
これからもこの場所を大切にしたいと強く思うようになりました。
開校時からずっと続く運営のための話し合い。
みんな真剣です。
印象的だったのは、開校して半年ほどのある日、TSSの校則を生徒が話し合いで作っていた姿です。
そこには生徒達が何時間も楽しそうに議論を重ねている姿がありました。
しかも、その校則は「本当に必要なの?」という意見や、
「みんなが過ごしやすくなっていくか」という内容の意見も出ていて、
この場が社会に出ていく準備段階として
生徒達にとって大切なステップを踏んでいると感じたことを覚えています。
また私は4歳から書道をしていたのですが、当時大好きで楽しくてたまりませんでした。
上手に書けなかった字が、何度も練習して上手く書けるようになるのがとても嬉しかったです。
そのため気づいたら15歳で、初等師範免許という、子どもに教えられる免許を取得できていました。
このように、好きなことを夢中でやると、自分自身でも楽しく、また自信にもなり、なおかつ結果が伴うことを経験していたので、
TSSの「生徒が自分の興味をゼロから見つけ探求する」という環境にとても共感しました。
今はTSSのスタッフをしながら、もう1つのライフワークでもあるアート活動をしています。
絵を描いたり、展示をしたり、アート合宿に参加することもあり、私自身も様々な興味のある活動をすることで、エネルギーが循環し、生徒たちにも好きなことや関心のあることをする楽しさを感じてほしいなと思っています。
そのような私なので、TSSにはアートルームという生徒が創作しやすい部屋があるのですが、アートルームで生徒が夢中になっているのを見るのは、TSSに携わり始めたことから、今も変わらず私の嬉しいことですね。
「この色使いいいね」「こんな風に見えるね」など
つくった作品を鑑賞し合うのも楽しい。
そして、今も私が思うのは、生徒達の自然体の表情がとても好きだということです。
自然体というのは、楽しい時の笑顔だけではありません。
嬉しいときも、悲しいときも、真剣なときも、怒っているときも、
そういった感情を大切にしていいし、自分で在っていい。
これからも、自分を知ることに存分に向き合って、楽しく人生を歩んでほしいと思います。
加藤あや香



