公立中学校に馴染まず不登校気味だった息子ですが、東京サドベリースクールに通うようになってからは、毎日イキイキとしていて、自信もついてきたように感じています。
一番変わったと思うのは、他責にすることがなくなったこと。
学校や授業や制服にひたすら文句を言いながら、それでも行かなきゃいけないから…と苦しそうに通っていた頃とは明らかに異なり、一挙手一投足、自分の意志で行動していることを感じます。
「主権者」としての実践的な学びを通じて、彼は彼にとって最適なペースで、人生のハンドルを自分で握り、社会の一員として生きていくための心の土台を育んでいるのだと思います。
我が家が東京サドベリースクールという選択肢に出会えたことには、感謝しかありません。
なので、これから出会う子どもたちにも、この選択肢を残したい。
子どもたちの個性が多様であるように、学び舎もまた当然に、多様であってほしい。
そんな願いを込めて、このプロジェクトを応援しています。
皆様にもご支援いただけましたら幸いです。
生徒母:山口有里
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現保護者の山口有里さんより、応援のメッセージをいただきました。
山口さんはコロナ禍中にもかかわらず、お子さんの未来とスクールを信じてくださり、ご入学くださいました。
もともと他の教育の学校が合わず、通学したりしなかったり、遅れていく日もあったとのこと。しかし本校に入学されてから、1日も休まず通われています。
特に朝は、遠方の生徒のために登校時間が1時間程フレキシブルに登校できるのですが、彼も通学に1時間近くかかるところ、毎日朝1番といえるほど早く登校されています。それだけ行きたいと思い、実際の行動に表れていることは、スタッフにとっても嬉しいことです。
本来、学校とは本人が「学びたい、育ちたい、行きたい」という想いから行くところだと考えています。
花の種類によって育つ土壌は違って当然ですが、合わない土壌にいる子は意外と多いものです。
それもそのはず、土壌を選んでいないからです。でもこれからますます、その人自身の強みや個性、そして社会性を育てていく時代に突入していきます。なにより、自分にとっての幸せをつくっていくことも大切です。
合っていない土壌にいる子はなかなか芽がでないどころか、傷んでしまうことすらあります。
子どもはまだどのような花が咲くかわからない種ですが、ぜひその時々にちょうどいい土壌という名の教育を選んでください。そして自分のペースで自分の根を張り、幹をつくり、花を咲かせてくださいね。合う環境にいるだけで、幸せな顔になっていくものですから。
山口さん、応援してくださりありがとうございます!
杉山