7月にスタートしたこのクラウドファンディングも、気がつけば残り16日!100%達成まで残りわずか、70万円のネクストゴールも引き続き目指します!
開始当初すぐにOUT OF STOCKとなったどんぐりストラップも追加されていますよ〜!ご支援、よろしくお願いいたします。
8月20日(土)、奈良公園バスターミナルにて「手ざわりが気持ちいい、毎日つかえるスプーンをつくろう!」を開催しました。
講師として、春日山原始林アートプロジェクト参加アーティストでもある、堂本寛恵さん(仏像彫刻)、木下栞さん(造形)、山本悠葵さん(木工)が子どもたちの制作をサポート。
もちろん、春日山原始林を未来へつなぐ会、一般社団法人はなまるもサポートに入ります。
はじめに、今日スプーンにする春日杉がどこからやってきたか、森にどんな変化が起きているかを、春日山原始林を未来へつなぐ会の杉山さんから説明します。皆、真剣に耳を傾けてくれました。
続いて、堂本さんから今回つくる「森のしっぽ」(木のスプーン)の説明です。
「この木は本来、自然に倒れてそのまま土に還る予定でしたが、色々な経緯があって今、皆さんの手にあります。そのご縁や物語を感じてもらいながら、作ってもらえると嬉しいです。」
「春日山原始林を歩いたとき、ガイドの杉山さんに「あ!あそこにリスがいますよ!」と教えらもらって、急いでそこを見たけれど残念ながらもう居なかった。そのときの、見たかったなぁ〜という気持ちを作品にしてみたのがこの「森のしっぽ」なんです。」
日常のふとした瞬間も、作品のヒントにする。
そんなアーティストの豊かな感性を、参加者の皆さんにも感じてもらえていればいいなと思います。
堂本さんが、原型に作ってきたスプーンの中から、お気に入りの形を選んで、磨いたり削ったりして自分好みの形に成形していきます。
みんな真剣そのもの!!
実際に600年生きた春日杉を手に持ち、その硬さや柔らかさ、杉の香り、年輪の表情を楽しみます。
ノミを使う作業は、大人が担当。でも、子どもたちもしっかり作業に参加。
「ここ、もっと細くする?」「もうちょっと削ろっか。」
理想の形を生み出すため真剣なのは、子どももアーティストも一緒です。共同作業の楽しさを感じる時間でした。
最後に油を塗って保湿をして、完成!!
こだわりいっぱい、個性的な「森のしっぽ」がたくさん完成しました。
このスプーンの一部は、11月に奈良公園バスターミナルで開かれる展覧会にて展示予定です。
子どもたちの力作を、是非直接鑑賞しにお越しください!