子ども食堂って……?どういうこと?と訊かれることがありますのでそのお話です。
飲食店、個人経営のちいさなお店のことしか分かりませんが、なかなか厳しい状況にあるかと思います。
良い所も厳しい所も様々あることは承知しておりますが、とくにうちのようなお店に関して。
今までの12年の中でも、ここまでかなぁと思ったことは何度かあります。
が、まだできることはあるだろう、それよりもまだもうすこし続けたい、そんな気持ちでやってきました。
というか、やってこられました。
世の中のみんなが平和で幸せでいてくれてこその仕事だとも思っています。
喫茶店は日常ですから。
ただ、今の社会で限界を感じている人、そのご家族、がんばっているのだけど評価に繋がらない人、会社。孤独である人。
がんばらなきゃいけない時は、がんばってやってみようと思うのです。
だけれども、それでは解決できない、そもそもがんばってなんとかなるような問題ではない、大きなことと対峙する時のこと。
専門家に手助けを求めるまでではないと思っている人、特にそのお家の子どもたち。
多いのじゃないかと思っています。
ニュースなどで知るその苦しんでいる人たちは、今違うだけで私だったのかもしれないと思うのです。
なんかちょっと辛いかも、悲しいかも。
そんな時に、あそこに行ってみようって思ってもらえる場所を作りたいのです。
私たちに彼らの抱える問題を解決することは難しいけれど、話を聞いて欲しければ聞くことができるし、詳しい大人を探すこともできるかもしれません。
今日も一日たのしくて明日が楽しみー!
あーごはん(ビール)がおいっしー!
みたいな呑気さを、子どもも大人も持っていてほしいです。
平家は主に、すこしの気晴らしができるような、なんだか言いにくい話ができそうな気がする場所として、機能して行けばいいなぁと考えています。
そんな場所を作っていくための、きっかけとしての子ども食堂に、あなたの力を貸してください。
いろんな方のお知恵と手足をお借りして、託されたものは活かしていきます。
子ども食堂に来てくれた誰かが数年ののちに、「あそこがあって良かった」
って思ってくれたら泣いちゃうと思う。
さほど深刻な問題を抱えていない私でさえ、あのお店があってくれて良かったって思うところがあるのですから、誰にとってもそういう場所は必要だと思っています。
とりとめなく長いうえに暑苦しくて恐縮です。
周りの、ご興味がありそうな方にもお繋ぎいただけたら幸いです。