台風の雨で田んぼがぬかるみ、中々機械が田んぼに入れず、うずうずした日々が続いておりました。束の間の晴れ間を狙って、ようやく稲刈りを行い、先日脱穀・乾燥を終えた我が家のお米が帰って参りました!!10月11日(火)より順次発送します大変お待たせ致しました!今週末から精米し、来週11日(火)から順次発送します。別途、発送日と着日のご連絡メールをお送りしますので、ご確認くださいませ。発送日の変更、時間指定などご要望ございましたら、お申し付けください。<発送日概要>■新米5キロ:10月11日(火)発送■新米10キロ:10月17日(月)発送予定■新米15キロ:10月24日(月)発送予定■新米20キロ:10月24日(月)発送予定■お野菜セット:10月12日(水)、14日(金)発送穀枡(こくます)にて保管しています我が家には、とても古い土蔵があります。もはや築何年なのか、わかりません…。薄暗い蔵内、重厚すぎる鍵、入口に掛けられた守り神、全てがなんとも言えないオーラを放っています。この土蔵の中には、収穫された穀物を保管しておく穀枡という棚があります。全部で5つの穀枡があるのですが、今年収穫したお米では2つの穀枡しか使いませんでした。昔は、5つの穀枡がいっぱいになるくらいの田んぼがあったんだなぁとしみじみしてしまいました。長野北アルプスへお越しの際は、ぜひ我が家にもお立ち寄りくださいね!それでは新米、お野菜セット到着まで、今しばしお待ちくださいませ。引き継ぎ、どうぞよろしくお願い致します。YAMAICHI ALPS
米作り の付いた活動報告
秋の台風シーズンで天気が安定しない日が続いておりましたが、我が家のお米は、お陰様で無事に育っております。穂は黄色く色づき、北アルプスの麓に広がる田園は、一面黄金色です。来週には、いよいよ稲刈りを迎えます。雪解けから育ててきた、あの小さな稲になった立派なお米が、ついに食べられるのかと思うと、ワクワクしてきますね!気がつけば初秋でした早いもので9月も中旬に差し掛かり、いつの間にか初秋を迎えていました。先週末には、近所の神社で秋祭りが開催され大きな花火が上がり、中秋の名月が煌々と輝き、みんなで秋の豊作を祝うムード、その空気はとても趣深いものでした。田んぼでは冬野菜の種を蒔いたり、ご近所さんとは「もうお菜蒔いた?」が挨拶代わりになってきました。(長野といえば野沢菜。冬の定番お漬物といえば野沢菜!)食卓からも夏野菜が徐々に消え、プルーンやリンゴ、小豆など秋の食べ物が並んでいます。ここは本当に、日常が四季の移り変わりと共にあるなぁと、改めて満たされた気持ちになりました。こんな気持ちを感じられるような、田畑で採れたエネルギー溢れる新米やお野菜を、皆さまにも味わっていただければ嬉しい限りです。来月10月には順番にお送りいたしますので、ぜひ楽しみに待っていてください!達成率100%を超えました!ただいま達成率114%、60名もの方々にご支援いただいております。本当にありがたく、胸が熱くなる思いです。ありがとうございます。プロジェクトも残り6日となって参りました。初めてのプロジェクトなので不安も感じていますが、これからの田んぼの可能性に期待でドキドキワクワクともしております。改めて、皆さまとの出会いに感謝し、これからもYAMAICHI ALPSを田舎の実家として、お付き合いいただけると大変嬉しく思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。YAMAICHI ALPShttps://www.instagram.com/yamaichi.alps/
今日で、8月も最終日。ここ大町では、長袖を着ている人が目につくくらい気温が下がってきました。先週末、家族で近所の湖畔へキャンプに行きましたが、寒くて水遊びはもとより断念、フリース姿で過ごしました。田んぼの稲も、大きく育った穂で倒伏し始め、秋の訪れを感じています。あっ、また太陽光パネルが設置されてるそんなある日の一枚。この写真は、実家への帰り道で目にする光景です。一面に広がる太陽光パネル畑に、辛うじて残っていた田んぼの一角。そこへ新たに太陽光パネルが設置されようとしているのを目にし、夫婦でこんな話をしました。それでも守りたい田んぼをやめて太陽光パネルを設置したご近所さんに話を聞くと、我々実家の田んぼに太陽光パネルを設置するとすると、広さからして数千万円程度の利益が出るようです。正直、えぇ?!!とぐらりと私欲に心が揺られました。田んぼ管理の大変さを知っている分、それは太陽光パネルを設置したくもなるなと共感までしてしまいました。そして、我々が感心すら覚えたものは、その運用方法です。農地に、支柱付きの太陽光パネルを設置することで、柱の部分だけ雑用地に登録変更し、空いたスペースで手のかからないブルーベリーなどを栽培、農地活用証明のために売れなくてもいいので道の駅に卸す。そうすることで、税金の安い農地登録のまま、早く費用回収ができ、利益を生み出せるカラクリになっているそうです。よく思いつくなぁとつい感心してしまいました。2035年からは新車販売が電気自動車のみになったりと、この先電気の需要が増えるのは明確で、太陽光パネルが続々と設置されるのも時代の流れなのかなぁと一瞬弱気になりながらも、いざ実家の田んぼが太陽光パネルに変わってしまう風景を想像すると、やはり嫌だ!!ともやもやした気持ちになります。自然エネルギーへの転換は必要なことだと思いますが、ここに立てなくても…!!大きなビルや建物の屋根の上など設置場所は他にもあるのに、わざわざ雄大な自然が残る北アルプスの田園に設置しなくても…!時代の流れに対応することも大切だとは思いますが、諦める他にできることはないのか、自分が大切に思うものは何か、よく考えた上で決断したいとも思いました。今はやはり、我々は今ある田園風景を守りたいという気持ちに従い、できるところまでチャレンジしてみたいと再度確信いたしました。9月23日(金)秋分の日は、稲刈りです!ついに、稲刈りの日が決まりました。ここ長野県では、ゴールデンウィーク=田植え、シルバーウィーク=稲刈りです。一昨年のお米は本当に美味しかった!去年はまぁまぁだったねと、ご近所さんと挨拶のように農作物の話をします。各年でお米の味も変わりますが、それも自然の醍醐味。今年はどんな味になるか楽しみです!
今日8月18日はお米の日です米作りは八十八の手間がかかることから、この日を米の日としたそうです。まさに…、です。八十八の手間の一つ、害虫対策稲の穂が出てくるこの時期、水管理に加えて、害虫との戦いが始まります。カメムシです。カメムシは穂の籾を吸収してしまい、斑点米を発生させます。幸い、我々の田んぼは山の麓に位置しているので深刻な被害は受けませんが、山中に田んぼを保有する兼業農家さんは大変です。カメムシが発生しないように頻繁に畦の草を刈ったり、対カメムシの農薬を散布して対策します。しかし、高齢化が進んだ今、手作業の対応が難しくなり、ヘリでの散布が増えているようです。ヘリでの農薬散布が予定されると、散布日時や洗濯物を外に出さないようになどの注意喚起のアナウンスがなされます。手作業での散布では1000~2000倍に希釈されるのに対し、ヘリ散布では8~16倍ほどの高濃度になります。手作業を手伝ってくれる若い後継者はいないが、お米は安定供給しなければならない。複雑です…。そんな時代の流れの中で、やはり我々は多少手間がかかっても、自分が身体に入れても不快ではないもの、できるだけ自然の中で育ったもの、口にして美味しい!と思えるものを作っていきたいと感じた、今日お米の日でした。達成率60%を超えました!終了まで1ヶ月の残し、既に達成率60%を超えました。本当にありがとうございます。今年は夏野菜がわんさか育ったので、お米の育ちも良いかなとワクワクしております。稲刈りまであと1ヶ月。引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます。余談ですが、上の写真は、我々が今ハマっている巷で話題の#合法ハーブ、しその醤油漬けです。畑のしそで作りました。ご飯が驚くほど、進みます。YAMAICHI ALPS