2022/12/28 10:45

公演関係者のからのコメントや、マームとジプシーがお世話になっている方々より応援コメントを続々といただいております。初めてマームとジプシーを知ってくださった方もいらっしゃると思いますので、コメントをいただいた方との関係性と共に活動報告にも日々紹介させていただきます。

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橘田 優子(植物染色作家・kitta主宰/「Light house」衣装)

その制作の過程は、様々な色糸で布を

織り重ねて行くように見えた。何枚も、何枚も。

そして当日、今という瞬間を呼吸しながら

膨らんだり縮んだりする舞台という生き物に変化した。

「おーい ここだよー」と

現在、過去、未来という直線的なイメージの外側から、

いつもどこにいても、思いを繋ぎさえすれば

あの呼ぶ声が今も聴こえてくる。

映像で見る、という視点がこの作品に重ねられてゆくのだと思うと、

脳内はもうS.Fの世界です。

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橘田優子さんには、『Light house』で衣装をご担当いただきました。

沖縄の自然豊かな北部にアトリエを構え、草木染めのブランド「kitta」を主宰、衣服を製作されています。今回『Light house』にて、初の舞台衣装を引き受けてくださり、沖縄の植物が持つ、無数の色とその可能性の世界に、私たちを触れさせてくださいました。


橘田さんとは『Light house』のテーマの一つである、水の流れを中心に、風や光、空気のように手に触れられないものを、色で体現し、それをどう衣装にしていくかということをずっと考え、作業していました。

普段は、色を保つための工程をふんで衣服を製作されていますが、今回は着る度に少しずつ色が褪せ変化していく自然な過程を活かして、作品の持つ流動性とリンクした衣装を製作していただきました。



※こちらもぜひご覧ください。

『Light house』関係者鼎談 vol.4 前編後編
橘田優子(衣装)×青柳いづみ(出演)× 藤田貴大