2023/01/21 15:09

公演関係者のからのコメントや、マームとジプシーがお世話になっている方々より応援コメントを続々といただいております。初めてマームとジプシーを知ってくださった方もいらっしゃると思いますので、コメントをいただいた方との関係性と共に活動報告にも日々紹介させていただきます。

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高橋愛(suzuki takayuki/「cocoon」衣装)

延期が決まり、長い準備の期間中に戦争がはじまった。
戦争という言葉がじわじわと確実にリアルな感覚を帯びる中、
舞台上の彼ら彼女たちと向き合うのがつらかった

物語が進んでいくほどに壮絶で、
でも楽屋に戻ると、
まるでそんなことなんてなかったかのような軽やかな笑顔に何度救われたことか

それが本当にその時代の彼女たち、そのままのようでした。

今を生きる私達、当時生きていた彼ら彼女たちは何にも変わらない

瑞々しいキラキラした時間とすぐそばの理不尽な世界、なんでなの?という声が聞こえてくる

少し昔、確実に存在した感情で、
今もどこかに存在している気持ちだということが
とてつもなく辛いけれど、日々の暮らしと並行して、
いつも作品が側にいて、セリフやみんなの歌が聞こえてきます。

とても大事なことを教えてくれる作品です。

たくさんの方がこの作品に触れる機会となる映像化、とても嬉しく思います。
マームとジプシーがんばれ!!!

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高橋愛さんには、『cocoon』の衣装を2013年の初演時からご担当いただいています。

初めてご一緒したのは、2013年の『あ、ストレンジャー』でした。マームとジプシーとしても、初めて“衣装”というポジションの方についてもらった公演です。

それから、2013年の『cocoon』・『モモノパノラマ』の衣装を続けて担当いただき、2014年からはご自身が所属されているファッションブランド、suzuki takayukiのデザイナー・スズキタカユキさんと共に、数えきれないほどの舞台衣装をこれまで手がけてくださっています。

『cocoon』をはじめ、大きなホールでの公演、市民参加企画、海外公演、中高校生との公演、子どもに向けた舞台、10周年ツアーなど、初めてを迎える大事な瞬間には、いつもsuzuki takayukiの質感が舞台上にありました。

中高校生との舞台で、おしゃれに人一倍敏感な年代の女の子たちが、それぞれ衣装をどう着ようか、髪型はどうしようかと試行錯誤している中、高橋さんがひとこと声をかけていくと、全てがパッと解決したように笑顔になる姿がとても印象的でした。今回『cocoon』の舞台裏でも、同じような場面をたくさん見たように感じます。