2023/01/25 17:25

公演関係者のからのコメントや、マームとジプシーがお世話になっている方々より応援コメントを続々といただいております。初めてマームとジプシーを知ってくださった方もいらっしゃると思いますので、コメントをいただいた方との関係性と共に活動報告にも日々紹介させていただきます。

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赤間直幸(「Light house」ヘアメイク)

光は届いている
それぞれの家族の日常の中
時は水のように流れ
現在 過去 未来と繰り返す
水はあらゆる生物の源
それらは、様々な形に変容しながらも、全ては何の隔たりもなく、水で繋がっているはずだった

人工物に囲まれ、自然との対話もなくなり
コロナが人同士の対話を更に希薄にしていく

隣にいる身近な人を大切に、愛情を傾ける
笑みが、一滴の雫となり、川となり、海へ
世界とつながる

怒りや悲しみでは、何も変われない
失ったマブイを拾い
未来の生命のために
大切なものを残していかなくては
限りある、その時がくるまで
・・・・
マームとジプシーの現場にヘアメイクとして入らせてもらうたび、愛を感じる。
役者、スタッフ、関わるすべての方々が微笑み、多幸感に溢れているよう。
故に、マームとジプシーの舞台には、真実があり、愛がある
観劇された方々も
舞台を観終わったあと
心が温かく満たされ
高揚しているはずです
そして
藤田さんの紡ぎだす言葉の
ひとつひとつが
愛おしく感じてくるのです

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赤間直幸さんには、今回「Light house」のヘアメイクを、ご担当いただきました。

赤間さんは2016年の「ロミオとジュリエット」、2018年の「書を捨てよ町へ出よう」で池田慎二さんのヘアメイクチームとして関わってくださいました。その後、2019年の「まなざし」、2019年から2021年にかけての「Letter」シリーズで、ヘアメイクをご担当いただきました。

ヘアメイクは衣装と同じく、本番直前まで舞台裏でキャストに触れる作業で、キャスト陣にとっても、それが役へのスイッチのように作用したり、心を落ち着けて頭の中を整理する時間になったりしています。赤間さんご自身がとても柔らかい方なので、キャストはその時間を安心して過ごすことができます。

「Light house」では、日常と異世界のシーンが混在しており、その世界観のギャップをヘッドピースとヘアメイクで表現してくださいました。このヘッドピースは、赤間さんが私たちより数日前に沖縄入りし、海に流れ着いたものを集め、それを材料として作られています。

もちろん、そういった過程は舞台上ではわかりませんが、私たちが表現したい沖縄への思いを、丁寧に汲み取り、ヘアメイクの視点で作品に反映してくださることがとても嬉しいです。