2023/02/26 09:10

ご支援いただいた方の数が、なんと710名となりました。
つい先日、500名のご報告をさせていただいたばかりなのに、更にこの輪が今も広がり続けているということに、驚きと感謝の思いです。本当にありがとうございます。

2月24日に、読売演劇大賞の授賞式が行われ、優秀スタッフ賞を受賞された「cocoon」音響、田鹿充さんをみんなでお祝いしてきました。

藤田は、芝居を作るなかでも音へのこだわりがとても強い演出家だと感じます。
田鹿さんは、そんな藤田の要望を実現させ、さらにその効果を増幅させる形で「cocoon」の音響をつくってくださいました。

読売新聞にある審査員の方々のコメント含む一文には【「音の迫力、臨場感で作品を時にリードする。ミュージカル以外で、音の可能性を初めて認識した」とたたえられた。】と書かれていました。普段は音楽の音響家として活動をされている田鹿さんですが、私たちの作品だけでなく、演劇というシーンにも、新しい切り口を与えてくださったのだと思っています。
本当におめでとうございます!!


そして今回のクラウドファンディングも、やはり演劇シーンに新たなページを残すものだと言っても言い過ぎではないかと思います。
700名を超える、これだけ多くの方が意思表示をしてくださったこと、そして1000万円という額はやはりとてつもなく大きなものです。
私たちは、小さな演劇カンパニーですが、ここまで大きなことを成し遂げることができました。
かつては不要不急と言われた私たちの営み。舞台業界は、1公演打つにもまだまだリスクを恐れる現状です。しかし、演劇を必要だと言ってくださり、待っていてくださる方々がこれだけいることを、私たちと同じ状況で今を準備期間として過ごす人たちにも報告ができたのではないかと思っています。

私たちだけでは、見ることができなかった景色を見せてくださり、本当にありがとうございます。
残すところ、本日最終日。どうぞ最後までお付き合いいただけたら幸いです。