公演関係者のからのコメントや、マームとジプシーがお世話になっている方々より応援コメントを続々といただいております。初めてマームとジプシーを知ってくださった方もいらっしゃると思いますので、コメントをいただいた方との関係性と共に活動報告にも日々紹介させていただきます。
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根本きこ(波羅蜜店主/料理人)
応援したくなるんです。
なぜか、と考えてみました。
例えば、演者のひたむきさとか、それを際立たせる舞台装置、音楽、衣装だとか。
なにより、静かに刻一刻と狂い始める気配の充満が、観客の琴線に触れる。その渾然一体となった劇場。
それが、DVDでもう1回見れるなんて。
ただただ愉しみでなりません。
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根本きこさんとは、「Light house」の際、沖縄で営みを持つ方々との対談シリーズでお話をさせていただきました。
きこさんは、カフェをされていた神奈川から、2011年に沖縄へ移住、2017年今帰仁に「波羅蜜」をオープンされました。
お店をオープンするまで住まれていた森でのお話もとても面白く、自然をダイレクトに享受する生活の中で、きこさんが感じられた水への感覚を「Light house」にも反映させていただきました。のびやかで、繊細なきこさんの言葉は、その景色を鮮やかに想像させてくださいます。
対談の中でおっしゃっていたことで印象的なことが、例えば大根一つとっても、関東にいた頃とは味や大きさが違い、その食材にそれまで作っていたレシピを当てはめるのではなく、この大根だから何ができるだろうということを考えるそうです。食べる季節や場所で変わる食材を見つめ、その食材にぴったりの役割を与えるというきこさんの料理のやり方は、藤田の作品づくりにも共通する点があるように感じています。
※こちらもぜひご覧ください。
おきなわいちば presents対談シリーズ
「沖縄での営みをめぐる」vol.6 根本きこ(波羅蜜店主、料理人)×藤田貴大